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カメラ初心者だった頃の写真、約6500枚を振り返って多かった失敗とその解決策!

投稿日:2016年7月15日 更新日:

懐かしくなって以前の旅行写真を見直していました。

その数約6500枚。

ただ、殆どなんでこんな写真を撮ったのだろうというものが大半でした。たった2年前の写真なんですが・・・。

それも同じような失敗ばかりで、しかもちょっとしたことで解決できるような失敗が多かったです。

今回はそれらを振り返って特に多かった失敗例とその解決策について考えてみたいと思います:)

スクリーンショット 2016-03-17 18.55.23

ちなみに、当時は初めて一眼レフカメラ(D7000)を手にして半年程で、撮影は全てJpegでした。

カメラ初心者の写真を振り返って多かった失敗とその解決策

水平垂直がとれていない

DSC_1435

これが1.2番くらに多い失敗でした。写真が微妙に傾いているとなんだかシャキっとしません。

水平垂直をとるのは写真撮影の基本ですがなかなか難しいものです。もちろん、後でも修正できますが最初からバチっと水平垂直を保って撮影したいですね。

D7000系には電子水準器が搭載されていて、これをファインダー内に表示させることもできます。これで簡単に水平垂直を測ることができるので、この機能を使えばこの失敗は激減します。
参考:最近一番良かったカメラの設定!!ファインダー内水準器。

スクリーンショット 2016-03-17 18.52.48

ちなみに、当時私はこの機能を知りませんでした・・・。ちゃんとカメラの機能を把握しておくことは本当に大事です。

そして、電子水準器はD5000系やD3000系には無い機能なので、これだけで中級機を持つ価値があるかもしれません!

手ブレ

DSC_7380 copy

これも多いです。

ここまでひどい手ブレではなくても、撮影した時は大丈夫だと思っていてもパソコンで見るとブレているというのはあるあるですね。

ISO感度を上げたり、それか三脚を使いましょう。

ちなみに、三脚を立てても手でシャッターを押すとブレてしまうのでタイマー機能かレリーズを使用する必要があります:)

主題や副題が不明確

こんな写真も山ほどありました。

1279

主題(メインで写したいもの)として犬なのは分かりますが、単にそれだけで味気がないというか写真のストーリー性みたいなものがありません。

こんな時は副題を足してあげると良いです。

スクリーンショット 2016-03-17 18.55.23

副題とは主題に彩りを与えるようなもの。これがあるだけで写真にその場の雰囲気や季節、時間など様々な情報を加えることができます。

先ほどの写真に副題を加えるとこのような感じになりました。

1282

向こうにバイクを写すとなんだか犬のいかつさが際立ちますね。なんか用か!?と言われているようです。

ちなみに、主題と副題はこのように三分割構図で斜めの位置関係になるように配置すると上手くバランスを取りやすいと思います。
構図

困った時は主題と副題を右下・左上、左下・右上の組み合わせで配置ですね:)

一方で、先ほどのように主題のみの写真も問題ですが、主題以外のものが写り過ぎているのも問題です。

2631

これはごちゃごちゃし過ぎて何を写したいの分かりにくいですね。

ごちゃごちゃした余計なものは引き算をして、主題と副題というシンプルな形にする必要があります。

ちなみに、主題1個に対して、副題は1、2個くらいが丁度良い感じです。慣れてくれば副題を何個も巧みに組み合わせることができるかもしれませんが、それは高等テクニックです。

初めのうちは副題は1個か多くても2個くらいが良い塩梅だと思います。私もそうしています。

スクリーンショット 2015-11-16 20.28.04

それで上の失敗写真は余計なものを省く必要があるのですが、ぐっと近づいてみたり、遠くからズームして画角を狭くしたり、あるいは低い位置から撮影してみたりと方法は様々です。

この場合は近づいて低い位置から撮ることで余計な観客などをカットし主題(踊り手)を目立たせることができました。

2649

そして、副題は青空と旗です。これで「爽やかさ」や「お祭り感」をプラスできたと思います。

それと当然ですが主題は綺麗だったりカッコ良かったりと印象的なものがいいですね。また、副題は主題に関連するものがベストです:)

その場で目線のまま撮影する

先ほどの「主題や副題が不明確」に関することですが、そもそもこの失敗の素は「その場で目線のまま撮影する」ことにあると思います。

DSC_8295 copy

この失敗写真は「木」を主題としたかったようですが、カメラを目線で構えたままパシャ・・・。しかも、脚を使わずにズームで寄っています。

これでは主題である木を全く強調できません。副題もなんだか分からないです。

スクリーンショット 2015-11-16 19.49.17

カメラを始めて間もない頃は、何気なくズームを使って同じ立ち位置のまま目線で撮影することが多いかと思います。しかし、それでは上手くいかないことが多々有ります。

このような場合は、ズームせずにカメラごと思いっきり近づいてみたり、低い位置からカメラを向けてみたりすると、主題を強調できるし副題も画面に入れやすくなります。

スクリーンショット 2016-03-17 18.55.23

上の失敗写真の場合、広角のままもっと近づいて主題を強調し、向こうの景色や雲なんかを副題として入れたら、もしかしたら良い写真になったかもしれません。

ということで、何気なくズームを使って目線のままで撮影は避けた方が良いです。ズームは使わずにカメラごと近づいて低い位置からファインダーを覗いてみるのを心掛けると良いです。

もちろん、ズームが有効な場合もあるのですが、特別な意図がなくズームを使ってしまうのは問題かと思います:)

縦構図、横構図で悩む

スクリーンショット 2016-07-15 16.40.48

これは特に失敗という訳ではありませんが、横構図か縦構図か決めあぐねてるケースが沢山ありました。

デジタルなので好きなだけ撮影すれば良いのですが、横か縦か決めあぐねているということはそれぞれの特性をきちんと把握していない可能性もあります。

スクリーンショット 2015-11-16 20.14.47

横構図は視界に近く自然な印象に見えます。また、左右に周囲のものを写しやすいので被写体がどのような状況に置かれているのかを伝えやすくなります。その場の雰囲気が分かりやすいです。ただし、被写体そのものの存在感は幾分弱まる傾向にあります。

一方で、縦構図は人間の視野の見え方とは異なることから、被写体そのものの存在感を強調して見せる効果があります。ただし、左右に他のものが写りにくいので周囲の状況を伝える情報量は減ります。それから高さの強調ですね。

スクリーンショット 2016-03-17 18.55.23

ということなので、主題と副題をうまく組み合わせて撮影したいのなら横構図で、主題そのものの印象が強くそれをどんと活かしたいのなら縦構図の方が向いているのかもしれませんね。

ちなみに、上の写真の場合は縦構図を選びました。

スクリーンショット 2016-07-15 20.16.07

高さと奥の塔を強調したかったからです。

斜め構図

DSC_9319

これも失敗とは言えませんが、なぜかよく斜め構図で撮影していました。

今、私は斜め構図は殆ど撮らないです。やはり、斜め構図で良い写真を撮るのは難しいです。また、自分が思う以上に他人の目は冷ややかですし。

当時よりもカメラに関する知識が増え、斜め構図は高等テクニックだということがよくわかりました。なので、安易には撮影しない方が無難だと思います。

もちろん、撮影は自由なのでこんな言葉に縛られる必要もないのですが・・・。

露出が不適切

DSC_1585

これもよくあることです。

当時、私は露出調整に関してはなんとなく理解していましたが、測光については全く理解していませんでした。

なので、普通の風景写真なのになぜか「スポット測光」で撮影していました。これでは露出がバラバラで安定しませんね。

ちょっとカメラについて知っていれば防げた失敗でした。
参考:露出の次は測光だ!測光モード知って失敗をなくそう。一眼レフカメラの基本知識。

スクリーンショット 2016-03-17 18.55.23

また、モニターでの露出の確認も屋外や屋内ではモニターの見え方にも差があるので上手くいかないことが多々あります。そんな時はヒストグラムです。
参考:カメラのモニターが見にくい!屋外で写真の明るさを確認する方法!ヒストグラムの知識!

また、当時はJpegで撮影していましたがRAWで撮影しておけば露出やホワイトバランスに至るまでかなりの幅で調整することができます:)

 

以上が、過去の約6500枚の写真を見て多かった失敗です!

まとめ

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主題や副題の組み合わせなどは今も難しいと感じていますが、水平垂直や露出に関してはカメラの機能について知っていれば防げた失敗でした!

ちゃんとカメラの機能について一通り知っておかないとダメですね:)


  1. ぷりぷりまっく より:

    僕の場合、夢中になるとつい横構図が多くなってしまいありきたりな写真が量産される傾向があるようです。
    いい景色を見つけるとタブレットやスマホ用に縦構図にし、なぜかそれらはできが良い気がしています。。。なのに意識しないと縦構図に思いが至らない。。。
    自分の常識の枠を取り払うことがまず必要なんだと思います。

    副題というのは単なる星空より星景写真としてワンポイント追加するほうが写真が引き締まるのと同じなのでしょうね。
    来月旅行に行きますが、軽さ重視で、35mm f2.0、50mm f1.8、20mm f1.8を持っていくことになりそうです。
    焦点距離が固定で、構図がありきたりになりそうなときにこそ、副題の使い方や構図の使い方が大切なので、失敗の許されない旅行写真でぶっつけ本番に挑もうと思います。

    • ワイズカメラ より:

      ぷりぷりまっくさん

      コメントありがとうございます:)

      やはり横構図が多くなりますよね・・・。
      人間の視界は横なんで縦構図には気づきにくいのでしょうか!?
      スマホ表示を始め、ポスターなんかも縦構図の写真が多いですよね、どんどん縦構図の写真が増えてきているように思います。
      上枠をというのは本当にそうだと思います。

      そうですね、ワンポイントあることで視線が動いて写真に奥行きが出たりもします。
      旅行で単焦点3本なんですね。もしかしたら、焦点距離が固定なので主題・副題の意識が強くなって良い写真を量産できるかもしれません:)
      旅行での撮影はロケハンなんかもできないので色々と予想外のことが多いかもしれませんが、良い旅になることを祈っております:)

  2. jinkame より:

    こんにちは。
    水平垂直って本当に大事ですよね。
    水準器がない機種の時は、合わせたつもりでも少し傾いてしまっていて悔しい思いをしました・・・。
    少しの傾きでも、結構違和感が有りますよね。
    実は今旅行で北海道に来ていて、昨日はオンネトーで撮影していました。
    短い晴れ間でしたが、雌阿寒岳、阿寒富士が綺麗に湖面に映りこんだ写真を撮ることができました。
    他にも撮影スポットを探していたところ、形のいい倒木が!と思ったら、以前ブログ主さんが挙げられていた写真と同じ構図でした(笑)

    • ワイズカメラ より:

      jinkameさん

      こんにちは、コメントありがとうございます:)

      はい、水平垂直は難しいです・・・。水平がとれなくて何枚も同じような写真を撮影したりしていました。

      jinkamesanさん、北海道にいらしているのですね!!
      オンネトーの湖面の反射を撮影できたようで何よりです:)
      同じ倒木でしたか!笑 やっぱりあの倒木は目に付きますよね・・・笑

      最近、北海道は寒くて曇りが多いですが場所によっては晴れ間があるようです。
      良い撮影旅行を楽しんでください:)

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