撮影テクニック 構図

動物写真を上手く撮るコツの一つとして、前ボケを利用することが簡単で良いという話。

投稿日:2021年12月29日 更新日:

風景ばかり撮影している私ですが、最近はちょいちょい動物も撮っております。

やっぱり動物写真は風景写真とは勝手が違います。難しい・・・。

というわけ、今回は動物写真を上手く撮るコツの一つとして、前ボケを利用することについて書いてみたいと思います。

動物写真で前ボケを利用することのメリット

ちょうど良い足し算要素になる

風景写真の場合は広角から望遠まで、幅広い画角を選択することができます。

同じ風景でも、超広角で迫力一杯に切り抜くこともできますし、超望遠で見せたい部分だけ切り抜くこともできる。足し算、引き算しやすいです。

 

一方で、動物写真の場合は望遠域を多用します。動物は近づけないので。

もちろん、中には広角を使用して、動物を点景にするみたいな構図もありますが、それほど機会は多くなく、やはり圧倒的に望遠域の使用頻度が高いです。

そうすると、画角が狭いので写る要素が少なく、シンプル過ぎるというか、ややもすると味気ない写真になってしまうことがあります。

動物写真は動物の表情だったり、仕草だったり、風景にはない良さがあるので、シンプルな構図で事足りるという点はありますが、でもやぱっり物足りな時があるのです・・・。

そこで前ボケを取り入れることで足し算しようというわけです。前ボケであれば望遠域でも取り入れやすいですからね。
参考:写真は引き算なのか、足し算なのか!?撮影する際の基本的な考え方。

邪魔な枝葉を利用できる

「動物写真の場合は画角が狭いので写る要素が少ない」と上記しましたが、枝葉が邪魔になることも凄く多いです。

動物は基本的に林や茂みに居ることが多く、なかなか枝葉を排除することができません。

そうであるなら前ボケとして上手く取り込んでしまおうというわけです。邪魔な枝葉を利用できます。

写真に立体感が出る

望遠域を使用した場合、圧縮効果によって前後の距離感が曖昧になり、遠近感・立体感を得にくいことがあります。

しかしながら、前ボケを取り入れることで手前の層が意識され、立体感を感じやすくなります
参考:写真に立体感や奥行きを表現させる簡単な方法。ささっと取り入れられる6つの方法。

前ボケを取り入れることで、一気にワンランク上のそれっぽい写真にできちゃうわけです。

動物写真での前ボケの使用例

フクロウの写真。焦点距離440mmで撮影しています。まぁ良いのですがシンプル過ぎるような気もします。味気ない。フクロウの表情はいいんですけどね。

そこで前ボケを足し算します。この場所は枝や幹が多数あり、ものすごく邪魔でした。ですが、それを前ボケ要素とします。

前ボケを足し算したことで、最初よりは奥行き感・立体感が出ました。また、そっと覗き込んでいるかのようなストーリー性も感じるような・・・。ちなみに焦点距離460mmです。

前ボケを取り入れることでワンランクアップしたかのような、それっぽい写真なりました。

 

次は作例というか反省写真。

この写真は夕日で輝くススキを前ボケで取り入れておけばよかったな思っています。

こんな感じで。

上側のスペースをカットし、手前に前ボケを配置します。そうすればもう少し完成度が高くなっていたはずです。

反省。

 

スポンサーリンク

まとめ

以上、動物写真を上手く撮るコツの一つとして、前ボケを利用することが簡単で良いという話でした。

いつも使えるわけではありませんが、こうした引き出しを増やしておけば、きっと役に立つはずです!


  1. tatsumo より:

    自分もZ9せっかく買ったので動物撮影に取り組んでみたいと思っているんですよね。東京なのであまり動物っていっても限られてくるんですけど ^^;
    前ボケ上手に使われていますね、あんな木立ただただ邪魔な感じするんですが勉強になります。個人的にはレンズをどうしようかなと悩んでいます。100-400mmは焦点距離不足な感じが否めませんよね?ちょっと暗いですし。
    800mm F6.3は案外良いかなぁって思ったり?
    400mm F2.8は憧れますしテレコン内蔵はただただ良いですよね。けど、デカすぎますよね、きっと (笑)

    • ワイズカメラ より:

      tatsumoさん

      Z9なら動きモノ撮りたくなりますよね。
      個人的には動物こそズームレンズが便利だと感じているので、100-400mmにテレコンの組み合わせが気になります。あとはそのうち出るであろう200-600ですかね・・・。
      400mm F2.8には憧れますが笑

comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

関連記事

構図を組み立てる過程⑥!秋の雲海を撮影したときに考えたこと。

前回に引き続き、今回は秋山で雲海を撮影した写真の構図についてです。 構図を組み立てる過程⑤!美瑛の丘を撮影した時に考えたこと。 構図も筋トレみたいなものなのでしょうか!?毎回少しづつトレーニングしてい …

遠近法について知って構図やレタッチに役立てよう!様々な種類の遠近法!

最近、構図について考えることが多いです。 そして、構図作りで注目すべきポイントは様々あります。その中でも写真に遠近感を演出するというのは大切なポイントの一つです。 これに関して遠近法というものがありま …

構図は視線の動きを意識して要素を配置すると良い!構図を決めるコツ!

構図は写真撮影で最も大切なものの一つです。 どんなにロケーションが良くても、構図で失敗しているとパッとした写真にはなりませんね。 そんな大切な構図ですが、構図作りについての考え方はたくさんあります。 …

できるだけ写真をシャープに写すためのポイント。解像度を落とさないための注意点。

マニアックな写真愛好家としては、キリッとシャープに写った写真はたまらないものです。 もちろん、それによって写真の良し悪しが決まるわけでもないですし、シャープさにこだわった結果、シャッターチャンスを失う …

一眼フレで風景写真の参考に。「IPHONE写真に奥行き感を与える 5つのコツ」が一眼レフカメラにも参考になる。

「Manfrotto Imagine More」というマンフロットが運営しているサイトに、「IPHONE写真に奥行き感を与える 5つのコツ」という記事が掲載されていました。 これはiPhoneでいかに …

About_me_web_site_name

このブログを運用しているWiseCameraです。北海道の田舎在住、写真と山が好き。まだまだ経験や知識を浅いですがコツコツをカメラ勉強中ですので、よろしくお願いします:)
サブブログ(カメラク)も運営しております。

このサイトについて

一眼レフカメラ・写真初心者のカメラブログ[ワイズカメラ]はamazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。