久しぶりに撮影に行きました。近所に。
夏期の間、登山で写真を撮ることはありましたが、登山以外では半年以上ぶりくらいの撮影です。
ここ最近、風景写真に気が向かなくなっていました。写真や風景に飽きたというわけではありません。カメラを手に取れば心が弾みますし、綺麗な風景を目にすれば感動します。ふらっと何処かに撮影に行きたい気持ちもある。
ただ、風景を風景写真として撮ることに面白みを感じなくなっています。SNSなどで誰かが撮った素晴らしい風景写真を見るだけで、お腹が一杯で満足してしまい、別に自分が撮らなくてもいいなという気持ちになっているわけです。
なので一般的な風景写真ではなく、もう少し抽象的!?アート!?な方向へ行ってみようなかと思っています。以前、「印象派風景写真を撮ってみたい。印象派風景写真って何!?」という記事を書きましたが、こんな感じの作品を撮ってみようかと。
一般的な風景写真とは違いイメージを固めにくく、色々と試行錯誤していますがこの過程が楽しいです。
夕暮れの湖。遅めのシャッター速度でパン方向へシフトして撮影。境界線の淡さが好みです。正直、三脚を立てる必要がないので楽。
Z6・Z24-70mmF4、焦点距離24mm、F5.6、ISO200、0.8秒
微かに揺らぐ湖面。オレンジとブルーの緩いグラデーションが良い。ピン甘も関係ありません。
Z6・70-200mmF4、焦点距離200mm、F11、ISO100、1/6秒
こちらは夜明け間際の海。カメラをパン方向へ大きく振って撮影。この日は今季初氷点下を記録しましたが、寒くなるとビーナスベルトが綺麗になります。空気が澄むからでしょうか。
Z6・70-200mmF4、焦点距離200mm、F5.6、ISO50、2秒
少しシャッター速度を速めて、波が崩れ過ぎないようにします。慣れない撮影なので難しいですが、割と楽しい。
Z6・70-200mmF4、焦点距離70mm、F14、ISO50、0.6秒
海鳥を流し撮りの要領で追ってみます。淡い色合いに緩い描写、今回の撮影の中では1番気に入っております。
Z6・70-200mmF4、焦点距離80mm、F11、ISO100、1/4秒
寒いので毛嵐も立つ。この日は波も穏やかでした。荒れ狂う波でも撮影したい。
Z6・70-200mmF4、焦点距離200mm、F11、ISO100、1/8秒
この日は曇り。
波から逃げるように後ろに下がりながら撮影。波は高くありませんでしたが、ローポジションで撮影することで迫力を出しました。
Z6・Z24-70mmF4、焦点距離24mm、F11、ISO50、1/15秒
波を追ってみましたが、これ本当に難しいですね。
Z6・70-200mmF4、焦点距離70mm、F5.6、ISO100、1/6秒
ということで久しぶりの撮影でした。これから雪が降るとモノクロの世界が広がります。それも一般的な風景写真とは少し距離を置いて撮影してみたいなと思います。
凄い表現、美しい…
写実を極めた人が抽象へ向かうそれですね。これからも楽しみにしてます!
enjoybeerlifeさん
ありがとうございます!
私は「写実を極めた人」では全くありませんが、精進していきたいと思います笑
こんにちは
壁紙にはいいかもしれませんが・・・・。
Facebookでボケフォトというグループに参加していますが
所直なところそれはボケじゃなくただのピンぼけ写真だろうと
言いたい写真が沢山あります。主題というかピントが来ているところが
ピシッとあって芯があれば背景がどの様にボケてもいいのですが。
余談ですが
わたなべももこ先生の作品で数年前に写真雑誌に載った彼岸花の
撮り方を真似しようとしてもなかなか良い作品が出来ません。
シャッターを切る瞬間にカメラを下に傾けるのですが、彼岸花の周りの
木の力強さと彼岸花の紅が分かるような作品なんです。何処にもピントが来て
ないけど、彼岸花と分かるあのような作品を撮ってみたいとカメラを動かして
真似するのですが、上手くいきません。
mickeyさん
ピンボケにも表現方法として使うには、明確な意図と計画の必要がありそうですね。
ブラしたような作品も技術が必要であるように思います。あとは、レタッチ的な部分でどうにかしているのかもしれません・・・。