基礎知識 撮影テクニック

カメラのモニターが見にくい!屋外で写真の明るさを確認する方法!ヒストグラムの知識!

投稿日:2015年1月9日 更新日:

屋外で写真撮影しているとモニターが見にくくないですか?

特に晴れた日なんてモニターが暗くて露出の確認なんてできません。写真暗いな~とか思って露出を上げて撮影したけど、あとで室内で写真を確認すると白くなっていた、なんてこともあります。

手や服で影をつくったりもするけど、あまり効果がないですよね。

なので、ヒストグラムを使って明るい屋外でもうまく写真の映りを確認する方法をご紹介したいと思います!!

ヒストグラムについて

ヒストグラム
上写真の右側のグラフです。きっと、見たことがあるかと思います。このグラフを見ると、写真の明るさをある程度判別することができます。

ヒストグラムを読み解く

ヒストグラム

写真はピクセル(画素)と言われる、小さな点の集まりです。

写真は明るい部分もあれば暗い部分もあるので、当然、写真を構成するピクセルの明るさも一つ一つばらばらです。ヒストグラムは、どれくらいの明るさのピクセルが、どれくらいの量あるのか表にしたグラフです。

横軸は「ピクセル一つ一つの明るさ」を表します。一番左が真っ黒(照度0)で、右に行くにつれてだんだん明るくなり、一番右が真っ白(照度255)です。

縦軸は「その明るさのピクセルの量」です。横軸の明るさにあるピクセルが、どれくらい多いのかを表します。下が0で上に行くほど多くなります。

このヒストグラムを見ると、写真の明るさがどうなっているか知ることができます。

露出オーバー

ヒストグラム例えば、上のようなヒストグラムになっていたら、写真は露出オーバーになっているかもしれません。

一番右側に突出した棒があります。つまり真っ白(照度255)のピクセルが多いということを表しています。なので、白トビが発生している可能性があります。

ヒストグラム
ヒストグラム

上写真のヒストグラムを見ると一番右に突出した棒があります(カメラの液晶をiphoneで撮影したので画質が悪いですが・・・)。

そして、グラフの山が全体的に右によっています。白いピクセルが全体的に多くて、露出オーバーな写真となります。

露出アンダー

ヒストグラム上のようなヒストグラムになっていたら、写真は露出アンダーになっているかもしれません。

一番左側に突出した棒があります。つまり真っ黒(照度0)のピクセルが多いということを表しています。なので、黒潰れが発生している可能性があります。
ヒストグラム
ヒストグラム
上写真のヒストグラムを見ると一番左に突出した棒があります。

そして、グラフの山が全体的に左によっています。黒いピクセルが全体的に多くて、露出アンダーな写真となります。

適正露出

ヒストグラフ上のようなヒストグラムがちょうどいい明るさの写真である可能性が高いです。

左端や右端に極端に寄っていることもありません。ちょうどいい明るさのピクセルが多いということですね。
ヒストグラム
ヒストグラム
上写真が適正露出で撮影した写真です。ヒストグラムもバランスがいいです。

全部ならべてみると、
ヒストグラム
こんな感じです。写真の明るさで山が移動しているのがわかるかと思います。

じゃ、これは??

ヒストグラム
撮影をしていると、こんなヒストグラムも現れます。これはどんな写真か想像できますか??左右の端に高い棒があります。

これは明暗が激しい写真です。コントラストが高かったり、明るい部分と暗い部分の差が激しいってことですね。陰で黒潰れしているピクセルが多い一方で、白トビしているピクセルも多い。中間が少ない写真です。

あんまりイイ例がなかったんですが、
ヒストグラム
ヒストグラム
写真中央に影がある一方で、写真右側の壁が日光で白く輝いています。

ヒストグラムも左右に突出しています。

 

ヒストグラムを使うと・・・

ヒストグラム
ヒストグラム
何の変哲もない山の写真です。ヒストグラムは、山の部分を構成するピクセルと空の部分を構成するピクセルで、二つ山ができていますが、ぎりぎり白トビしない明るさです。

この写真を撮った時、日光でモニターがすごく暗く見えていました。なので、「写真が少し暗いなー」と思ってしまったんですね。ヒストグラムは確認していなかったです。なので、プラス補正してしまいました。

その結果、
ヒストグラム
FullSizeRender (55)
上写真のようになり、わざわざ白トビさせてしまいました。ヒストグラムは完全に右に寄っています。
ヒストグラム
FullSizeRender (55)

比べると、二つ目の山が、右端に衝突した感じになってますね。

でも外ではモニターでちょうどイイ感じに見えていたんです。家に帰って気付きました。ヒストグラムで確認しておけばこんなミスはなかったはずです!!

ポイント

ヒストグラムのポイントは、

  • 左端・右端に突出した棒がないこと
  • 山が極端に左右に寄ったり、左右で山が切れていないこと

実際のヒストグラムは、きれいな形であることはほとんどないです。見にくい。

でも、ヒストグラムはちゃんと確認すればとても役に立ちます。写真撮影の腕に直結してくるかと思います。最初はわかりずらいかと思いますが見慣れて強い味方にしましょう!!

絶対ではない。

撮影するものによって、ヒストグラムは様々です。

黒い物や夜景の撮影では必然的に左に寄るし、白い物や雲などを撮影すれば必ず右に寄ります。

そういった場合は臨機応変に見る必要があります。

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