撮影テクニック 構図

写真に立体感や奥行きを表現させる簡単な方法。ささっと取り入れられる6つの方法。

投稿日:

写真は平べったい2次元ですが、そこに如何に3次元の広がりを持たせるかが課題です。

それが簡単なようで難しい。適当に撮ると、奥行きも何もない普通の写真になってしまいます。

ということで、ささっと取り入れられて効果的な写真に立体感や奥行きを表現できる方法についてまとめてみたいと思います。

写真に立体感や奥行きを表現させる簡単な方法

リーディングライン

このブログでも何度も登場してくるリーディングライン

リーディングラインとは視線を誘導する線です。人の視線は無意識的にリーディングラインを沿って動きます。

それで何がリーディングラインになるかと言うと、線っぽければ何でもなります。道路、川、海岸線、山の稜線は分かりやすいリーディングラインです。

これは麦をリーディングラインとしています。

また、一見では無形にみえる風景でも、よく観察すれば何かしらのラインが見えてくることがあります。影の出来方、草の生え方、岩の配置、雲の流れ方などなど。これもリーディングラインとして活用可能。

そして、リーディングラインは左右に走らせるのではなく、手前から奥に流れる方向に配置しましょう。

そうすれば視線が手前から奥に動き、それが立体感や奥行きを演出してくれます。

光の当たり方

これもよく言われますが、同じ風景でも光の当たり方で、立体感が全く異なります。

これは逆光サイド光では立体感が生まれやすく、順光あるいは光無しでは立体感は生まれにくいです。

同じ場所を光無しと、サイド光で撮り比べるとこのような感じです。

どちらが良いか悪いかは好みでしょうが、後者のサイド光が当たった方がより立体的ではありますね。

風景にはそれぞれ適した光があるかと思いますが、立体感や奥行きを演出したいのなら、逆光かサイド光が良いと覚えておくとよいでしょう。

手前に何かを配置する

何か特徴的なものを手前に配置すると、まず視線はそこに集まります。そして、奥へ移っていく。

これにより立体感や奥行きを演出できるわけです。

天の川とリフレクションだけだとやや平面的ですが、手前に切り株を配置することで、視線が前後に動きやすくなり奥行きが生まれます。

撮影には超広角から広角が適しています。また、手前に配置したものには、ぐっと近づくと良いでしょう。

前ボケ

前ボケを使うのも立体感や奥行きを演出するのに効果的です。

上記した「手前に何かを配置する」では、広角で撮影する必要があります。あるいは、何か特徴的なものが見つからないこともあるでしょう。

これに対し、前ボケであれば中望遠や望遠域でも取り入れやすいですし、あるいは基本的にボケれば何でも良いので、要素を見つけやすい利点もあります。

1枚目と2枚目では光の当たり方が違うという点もありますが(上記したようにサイド光の方が立体感がある)、2枚目のようにちょっと前ボケがある方が、より奥行きを感じられます。

前ボケがあることで、手前側と奥側をより意識できるようになるから、このようになるのかと。なので、前ボケを取り入れる際には、「レイヤー(層)」を意識すると良いです。

前ボケ(手前)、被写体(中間)、背景ボケ(奥側)のように3レイヤーを意識すると、より撮影しやすいかと思います。被写体をボケで挟む感じですね。

ちなみに、ボケが綺麗なレンズが欲しくなりますよ。

 

SIGMA 大口径中望遠レンズ Art 85mm F1.4 DG HSM ニコン用 フルサイズ対応

額縁構図

額縁構図は写真の四方を囲むような構図です。

このような感じですね。額縁構図も手前側と奥側を意識しやすくなるので、立体感や奥行きを表現するのに適しています。

ちなみに、額縁と言いつつ、四辺全てを囲む必要はありません。

このように上側と下側でちょろっと囲むだけでも、額縁構図として機能します。

あるいは、1辺だけでも構いません。

左側の木があるだけで、手前と奥側が明確になり、立体感や奥行きを演出できます。

オブジェクトを重ねる

「オブジェクトを重ねる」という、ちょっと難しそうな言い方をしましたが、要するに同じようなものを重ねると言うことです。

なかなかちょうど良い作例がないのですが、例えば木に木を重ねると、たくさんの層を感じられます。これが立体感や奥行きを生むわけです。

ちょっと無理やりかもしれませんがこれも。

これは岩に岩が重なることで、やはり層を感じられ、奥行きを演出する大きな要素となっています。

これが「オブジェクトを重ねる」と言うことです。いつも使えるわけではないでしょうが、そういったシーンに出くわした時は有効的ですね。

 

スポンサーリンク

まとめ

どれも無意識に感覚的に行なっているかもしれませんが、しっかり意識すればより完成度が高まるでしょうし、撮影も楽しくなります!

これ以外にも、まだまだ方法はあるでしょうから、さらに学んで行きたいと思います!


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

関連記事

旭山動物園

旭山動物園に行ってきました。動物園で動物を撮影するテクニック!!

読了時間3分 旭山動物園に行ってきました 先日、北海道旭川市にある旭山動物園に行ってきました。旭山動物園といえば、行動展示で一躍有名になった動物園ですね。 こちらの記事もどうぞ写真の明るさ(露出)を決 …

写真の明るさ(露出)を決める時に基準にしている視点。露出は写真の印象を大きく変える。

皆さん、写真の明るさ(露出)をどうやって決めていますか!?これ、なかなか難しい問題ではないでしょか。 RAWで撮影すればレタッチの幅も広く、暗めな写真にするか、明るめな写真にするか、暗くするにしてもど …

風景写真は横からの光が綺麗で最近好みという話。

最近、風景写真を撮る時に横からの光が好みです。 どんな光でも綺麗なのですが、特に横からの光の時は、カメラを握る手に力が入ります。 といことで、今回はそんな話を簡単に書いてみたいと思います。 目次1 横 …

写真が暗い・・・。一眼レフカメラで写真が暗くなる原因と対策。

読了時間3分 なぜか写真が暗くなってしまい、上手く撮影できないということはないでしょうか? 私も一眼レフカメラを使い始めの頃にそうでした。 これには原因がちゃんとあります。その原因を知れば、今後失敗す …

NDフィルターの使い方を詳しく解説!水の流れやスムーズな水面を撮影してみよう!

NDフィルターを使用したスローシャターは風景写真などにおいて非常に人気のある撮影方法です。 肉眼では見られない幻想的な雰囲気を表現できますし、スマホやコンデジでは撮影できなので一眼レフやミラーレスの強 …

About_me_web_site_name

このブログを運用しているWiseCameraです。北海道の田舎在住、写真と山が好き。まだまだ経験や知識を浅いですがコツコツをカメラ勉強中ですので、よろしくお願いします:)
サブブログ(カメラク)も運営しております。

このサイトについて

一眼レフカメラ・写真初心者のカメラブログ[ワイズカメラ]はamazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。