Zマウントが発売されてから早3年。Zレンズもかなり充実してきました。
私はまだFマウントレンズを何本か所有しており、完全移行できていない状態です。まだどうも望遠レンズが少ない・・・。
ということで、Zマウントのレンズシステムについて改めて色々と考えてみました。
目次
Zマウントのレンズシステムについて考えてみる
基本的にズームレンズを中心に考えてみます。
大三元コース
- 14-24mmF2.8
- 24-70mmF2.8
- 70-200mmF2.8
- 100-400mmF4.5-5.6(1.4テレコン!?)
迷ったら大三元レンズを揃えておけば間違いないです。余計なことを考えなくて済む。
しかも、Zマウントの大三元レンズはFマウントと比べ、かなり小型軽量化されていますし、描写性能も抜群です。
Nikon 超広角ズームレンズ NIKKOR Z 14-24mm f/2.8S Zマウント フルサイズ対応 Sライン NZ14-24 2.8
Nikon 標準ズームレンズ NIKKOR Z 24-70mm f/2.8S Zマウント フルサイズ対応 Sライン
Nikon 望遠ズームレンズ NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S Zマウント フルサイズ対応 Sライン NZ70-200 2.8
ちなみに、大三元の重さは3本合計で2815gです(広650g、標805g、望1360g)。Fマウント大三元は3470g(広970g、標1070g、望1430g)なので、かなり軽量化されていますね。
このうえで超望遠域をどうするかが問題です。
今のところ選択肢は、すでに発表されている100-400mmか、まだ未発表の200-600mmと言ったところでしょうか!?この場合は100-400mmが良いかと。
100-400mだと70-200mmと画角が被りますが、ちょっとくらい被っている方が、レンズ交換の頻度も減るので良いかもしれませんね。
さらに、1.4テレコンを使用すれば、望遠端を560mmにすることも可能です。暗くはなりますが、画質的には心配はいらないでしょう。
ただし、大三元を揃えるのは、予算的には1番厳しいですね・・・。
小三元コース
- 14-30mmF4
- 24-70mmF4
- 70-200mmF4
- 200-600mm
迷ったら大三元はその通りなのですが、いかんせん高価です。レンズ3本で80万円は超えます・・・。
また開放F2.8まで必要ない人も多いでしょう。
それなら小三元レンズです。こちらなら大三元の半分以下の費用で済みます。しかも、非常に軽量コンパクト。広角と標準の2本で約985gです(大三元なら2本で1455g)。
Nikon 超広角ズームレンズ NIKKOR Z 14-30mm f/4S Zマウント フルサイズ対応 Sライン NZ14-30 4
Nikon 標準ズームレンズ NIKKOR Z 24-70mm f/4S Zマウント フルサイズ対応 Sライン
小三元ですが描写は抜群ですよ。
問題は70-200mmF4がいつ発売されるのか分からないことです。ロードマップにも掲載されていません。しかし、発売されないことはないでしょうから気長に待つしかないですね。
超望遠域については200-600mmかなと。未発表ですがロードマップには掲載されているので、近いうちには出てくるかと思います。
100-400mmでも良いでしょうが、このレンズは30万円以上します。小三元を選ぶ人は予算が限られている場合も多いでしょうから、まだ安価だと思われる200-600mmです。
ちなみに、私は懐事情がアレなので小三元コースで行くつもり・・・。
最小限コース
- 14-30mmF4
- 24-120mmF4
- 100-400mmF4.5-5.6
レンズの本数は少ない方が良いです。荷物も少なくなりますし、レンズ交換の頻度も減る。
そこで便利ズームである24-120mmF4を取り入れれば、たった3本で超広角から超望遠までカバーできるようになります。しかも、重さは3本で約2480g。機動性は抜群です。
Nikon 標準ズームレンズ NIKKOR Z 24-120mm f/4 S Zマウント フルサイズ対応 Sライン NZ24-120 ニコン ブラック
不安要素としては24-120mmF4の描写性能でしょうか!?やはり利便性を優先させているので、描写性能はやや劣るかもしれませんね。実際どうだか分かりませんが。
細かなことは気にしないというのであれば、魅力的なシステムでしょう。
廉価版大三元コース
- 17-28mmF2.8!?
- 28-75mmF2.8
- 70-180mmF2.8!?
- 200-600mm
ニコンは突然、28-75mmF2.8を発表しました。どうやらタムロンのOEMとの噂ですね。
これがかなり安価です。開放F2.8なのに。
Nikon NIKKOR Z 28-75mm f/2.8 ニコン ミラーレス一眼 レンズ
そうすると、タムロンで発売されている17-28mmF2.8や70-180mmF2.8も今後発売される可能性が十分にあります。そうすれば廉価版大三元が実現する。
ただ、Zマウントはレンズの描写性能の良さが大きな魅力です。なのに、OEMではちょっと魅力に欠けるかもしれませんね・・・。
もちろん、17-28mmF2.8や70-180mmF2.8が実際に発売されるかも分かりません。
単焦点混合コース
- 14-24mmF2.8
- 35mmF1.8、50mmF1.8
- 70-200mmF2.8
標準レンズはよく使うのですが、結局のところワイ端やテレ端の使用が極端に多いです。そして、その画角は広角ズームや望遠ズームでもカバーできます。
なので、標準ズームは使わずに35mmや50mmの単焦点を持っていれば十分とも考えられる。
Nikon 単焦点レンズ NIKKOR Z 35mm f/1.8S Zマウント フルサイズ対応 Sライン
Nikon 単焦点レンズ NIKKOR Z 50mm f/1.8S Zマウント フルサイズ対応 Sライン
できれば2本あれば十分ですし、どちらか1本でも良いかもしれませんね。
ちなみに、重さは35mmF1.8が370g、50mmF1.8は415gとなっております。Sラインの単焦点レンズなので描写も問題ないでしょう・・・。
まとめ
2022年はどんなレンズが発売されるのでしょうか!?
ロードマップが完成して、さらに新レンズが登場すると良いですね。
大三元に100ー400なら70ー200に2倍テレコンでいけるんじゃないでしょうか。私はその組み合わせ使ってますが、最短撮影距離が変わらないので400mmマクロのようにも使えて便利です。
はるさん
確かに2倍テレコンでも良いですね。
大三元を揃えるのは夢のまた夢ですが・・・
28-75mmF2.8の発表は全く予想外で正直驚きましたね。賛否両論あるのも分かります。これが今後どういう方向性につながるのかは興味があります。
個人的には24‐120F4Sを来年買って、その次に70‐200の2.8をZマウントに替えたらほぼ上がり・・・まあ20mmF1.8とか50mmF1.2とか105のマクロとか気になりますしそれから・・・結局キリがないですね(笑)ただ昨今の異常な品不足はさすがに気になりますね。24‐120もいろいろ様子見てから買うので予約もしてないわけでして。
LaBattさん
急にでしたからね。選択肢が多いに越したことはありませんが・・・
70-200mmf2.8がラスボスですね。20mmF1.8も気になっていますが、もしかしたら14mmF1.8などが出てくるのではないかと淡い期待を抱いています。
Z9も半年待ちとからしいですね。そんなに待てない笑
20mm F1.8は星景撮影では重宝しています。日中に撮影する分には、超広角は14-30mmや14-24mmの方が圧倒的に便利なんですけどね。ってか、14-30mmが良すぎる (笑)
あんまり話題にならないようですが、これだけでZマウント使っていて良かったなぁと思います。良すぎるので、今度このレンズに関して再レビュー記事書く予定です ^^
tatsumoさん
20mm F1.8は収差も少ないみたいですよね。私も星用に欲しいなと思っています。
14-30mmは神レンズだと思います。レビュー楽しみにしております!