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星空撮影での事前準備と星へのピント合わせのコツ。
きれいな星空を撮影したいと思ったことはないでしょうか?星空の撮影には事前準備が必要です。また、星へのピント合わせにはコツがいります。私も何度も星空を撮影したことがありますが、いろいろ思わぬ失敗をしました。皆さんも同じ失敗をしないよう、その失敗の原因と対策について書きたいと思います。
暗かった。
当たり前ですが、夜外は暗いです。しかも、より暗い方が星空がきれいです。そんな時、懐中電灯を持っていこうと思いませんか?
はい。それ失敗の素です。もちろん私も懐中電灯を持っていきましたが、片手がふさがってしまい、思うように三脚やカメラを操作するこが困難でした。片手でカメラや三脚を操作し、片手で照らす、これ意外と難しいです。なんやかんやしているうちに身体が冷えるし手もかじかみます。
なので、ヘッドライトが必需品です。ヘッドライトって冒険家みたいで、ちょっと・・・と思うかもしれませんが、ないと大変な思いをします。
モンベル(mont‐bell) コンパクト ヘッドランプ レッド RD 1124431
このヘッドライトは、明るさを二段階に調節可能なうえ、目に優しいオレンジ色の室内灯がついているので大変便利です。
星へのピントあわせにはコツが必要だった。
星へのピントの合わせ方ご存じですか?
「ピントを手動にして∞する」。それではちゃんと合わせられません。
「ピントを手動にして星が一番小さく見えるようピントリングを回す」。はい、そうです。ですが、私もその知識で星空へ挑んで大敗しました。
それは、ファインダーを覗いても、星は小さくて暗いので、ピントのどの地点で星が一番小さくなるのか判断できないからです。どこで星が一番小さく見えるかなんて全く分からなかったです。しかも三脚にカメラを固定するとファインダーを覗きずらかったりして大変。なんやかんやしているうに鼻水がでてきます。
そこで効率的なピントの合わせ方を紹介したいと思います。NikonのD7000の操作方法ですが、他の機種や他メーカーを使っている方でも、おそらく同じような機能が備わっているので応用できます。
1.ピントをマニュアル(MF)にし、構図を決めカメラを三脚にセットする。
2.ライブビューにする。
3.プラスボタンを押し画面を拡大していく。それと並行して十字キーで画面を移動しながら、ならべく明るい星を探す。最終的に、星を可能な限り拡大して画面に映すようにする。
4.あとは、ピントリングを回し画面の星が一番小さくなるようにする。
5.ピントリングをテープなどで固定し、ライブビューを解除する。
これで簡単に星にピントがきちんと合います。これを知っているだけで、うまく星空が撮影できるようになります。
また、失敗と反省。インターバル撮影と比較明合成で星空撮影の失敗から学んだこと。こちらも参照ください。
後に撮影で成功した、記事です。「ぐるぐる星空の撮影成功。インターバル撮影と比較明合成でやっと上手く撮影できた。 」。