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パースペクティブとは。広角レンズでパースペクティブを使いこなすコツ。

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前回の記事で圧縮効果について書いたついでに、今回は広角レンズで生じるパースペクティブについて書いてみたいと思います。

パースペクティブをうまく使えば、海外フォトグラファーのようなカッコイイ写真も撮れるかもしれませんね。

パースペクティブとは!?

まずはパースペクティブが効いた作例を見てみましょう。

手前に氷塊があり、ザーッと波が遠くまで引いています。

実は、手前のある氷塊は手に乗るくらいのサイズで、全然大きくありません。また、波打際も肉眼ではここまで遠くには見えません。ですが、この写真では近いものはより大きく、遠くのものはより小さく写ることで、手前にある被写体と背景との距離が強調され、遠近感のあるように見えているわけです。

この距離感が強調される効果をパースペクティブと言います。

ちなみに、広角レンズで撮影することでパースペクティブは得られます。パースペクティブを使えば、カッコイイ写真も撮影可能。

 

では、なぜこのようになるのか、パースペクティブの仕組みを見てみましょう。

圧縮効果の仕組みについて知る

予備知識として、広角レンズは広い範囲が写ります。これを画角が広いなどと言う。一方で、望遠レンズは狭い範囲が写ります。これを画角が狭いなど言う。

図にするとこのような感じですね。前回の記事の画像を使いまわしてあれですが。

被写体を同じ距離で広角と望遠で撮影した場合、広角では画角が広いので、4人全員全身が写ります。一方で、望遠レンズは画角が狭いので、2人だけが大きく写ります。

 

 

では、広角と望遠で被写体が同じ大きさに写りようにするとどうでしょうか!?
つまり、広角では被写体に近づいて、望遠では離れて撮影します。

この状況をイラストで図示してみましょう。

広角で真ん中の大人2人を写そうと思うと、近づいて撮影することになりますね。背景は広い範囲がギュッっと凝縮される感じで写ることになります。

次に、望遠です。

望遠では広角よりも被写体から離れる必要がありますね。この時に背景は狭い範囲が拡大される感じで写ることになります。

広角と望遠を比べてみましょう。

面白いことに、被写体の大きさは同じなのに、背景の写り方が全然違います。

広角では背景の広い範囲がギュッと写真の中に入り込むので、それだけ背景のものが縮小されて写ります。しかも、遠くのもの程、ギュッと小さくなる。

なので、広角と望遠では被写体(人)は同じ大きさなのに、広角の方が背景が小さく写ります。これにより、広角で撮影した写真の方が、手前の被写体と背景との距離が強調されるようになるわけです。これがパースペクティブの仕組みです。

 

ちなみに、望遠は画角が狭いために背景が拡大され、手前の被写体に近づいて見えるようになります。これが圧縮効果です。

パースペクティブを使うコツ

パースペクティブをうまく使うために、まずパースペクティブの特徴を理解しましょう。

まず上記しましたが、パースペクティブは近くのものほど大きく写り、遠くのものほどギュッと小さく写ります。これは重要な特徴です。

 

次に、パースペクティブではすぼまるような歪みが生じる特徴があります。

この写真では木々が中央に向かって、すぼまって歪んでいる。これもパースペクティブの影響です。

歪みが良くないとされることもありますが、距離感や奥行き感を強調させる効果もあります。

 

と言うことで、この2つの特徴をうまく利用するのがコツになる。

出来るだけ広角で、さらに被写体にグッと近く

まず、パースペクティブは広角であるほど強くなるので、強烈なパースペクティブが欲しいのなら、出来るだけ超広角を使いましょう。超広角域では焦点距離1mmでも大きな差が出ます。

そして、被写体にグッと寄ることが重要です。被写体が近くにあればあるほど、グッと大きく写ることになるので、パースペクティブが強調されます。

実際は結構小さなクラゲですが、寄ってグッと大きく写すことで、遠近感や迫力を出しています。

ちなみに、要素の大小の差を「ジャンプ率」と言うようですが、ジャンプ率が大きくなるほど「躍動感」や「快活さ」が表現されます。

と言うことで、出来るだけ広角を使い、被写体へグッと近づいて撮影するのが、パースペクティブを使うコツです。

ただし、被写体に近づくと全体が被写体深度に入らないことがあります。この場合は最大限絞るか、被写界深度合成を検討すると良いです。

アングルに気を配る

広角ではカメラの位置やアングルかちょっと変わるだけで、大きく写真の見え方が変わります。
参考:カメラのアングルとポジションの違い。

特に、アングル(カメラの上向き、下向き)を変えると歪み方が大きく変化します。広角で大きめにローアングルやハイアングルにすると、かなり歪みが強調されるので、パースペクティブも強く感じられる。

先ほどのこの写真も、カメラを上に向けるようにして(ローアングル)撮影しています。こうすることで歪みが強調され、上方向へ伸びるような遠近感が生まれています。

と言うことで、アングルをぐりぐりいじって、歪みを効果的に使うことが、パースペクティブを使うもう一つのコツです。

しかし、歪みが不自然になることもあるので、その場合はアングルを水平に近づけると良いです。

 

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まとめ

広角レンズは使うのがなかなか難しいですが、うまく決まればインパクトの強い写真を撮影できます。

ひぜ広角レンズを使いこなして、これという一枚を撮影したいですね!


  1. mickey より:

    とうとう12ー24mm買ってしまいました。
    撮りたいところが2ヶ所ほど有るので
    初の超広角にチャレンジです。

    • ワイズカメラ より:

      mickeyさん

      おめでとございます!
      12mmは相当広角でしょうねー
      撮影楽しんでください:)

comment

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