テクニック全般 基礎知識 撮影テクニック

鉄板ボケを覚えよう。一眼レフカメラでボケ・前ボケ・玉ボケを使いこなす方法。

投稿日:2014年12月6日 更新日:

一眼レフカメラ醍醐味でもあるボケ

スマホのカメラやコンデジだとふわっとボカすことは難しいですが、一眼レフカメラであればちょっとしたコツで簡単にとろけるようなボケを楽しめます。

今回はそのボケの使いこなしについて書いてみたいと思います。

一眼レフカメラでボケを使いこなす4つの方法

このボケを得るには4つの要素が重要になります。

  • F値
  • 焦点距離
  • 撮影距離
  • 被写体と背景との距離

この4つです。

F値

F値は開放側(小さい数値)にしたほうがよりボケます。

F値は大きくすればピントの合う範囲が広くなり、逆に小さくすればピントの合う範囲は狭くなります。

なので、F値はなるべく小さい方が被写体の前後をふわっとボカすことができます。

焦点距離

焦点距離は長い方がボケます。

ちなみに、焦点距離とは◯◯㎜と表示されているやつですね。焦点距離を長くすると、いわゆるズームができるようになります。

そして、ズームで撮影した方がよりボケるようになります。

なので、望遠側(ズームした状態)で被写体に寄った方が背景を大きくボカせます。F値が大きくてもズームを使えばこの方法で簡単にボケは作れます。

ボケ要素

撮影距離

カメラと被写体との距離が近い方が背景をボカせます。

使用するレンズによってどれくらい被写体に近づけるかは変わってきますが、ピントが合わなくなるぎりぎりまで被写体に近寄った方がボケは大きくなります。

ボケ要素

被写体と背景との距離。

被写体と背景が遠い方がよりボケます。

なので、逆に被写体と背景と距離が近いとボケ感が薄れてしまうことがあります。

ボケ要素

これを踏まえて考えてみると、「F値を小さくして、さらにズーム状態で被写体に接近する」のが最もボケを大きく作れることになりますね。

しかし、ボケを得るのにすべての要素が必要なわけではありません

どれか一つの要素でもボケは作れます。ただ、これらの要素が頭に入っていると偶然ではなく自分で考えて面白い写真を撮ることができますね。

ボケのバリエーション

前ボケ

被写体の前にボケが入ること「前ボケ」と呼びます。写真のいいアクセントとなりますし、写真に立体感が生まれるので様々なシーンで多用されます。

作り方はカメラと被写体の間にボカせたいものをいれるだけ。簡単ですね。ちなみに、ボカしたいものとレンズが近い方がボケが激しくなります。

ボケ要素
ポイントとしては前ボケに使うものは色が鮮やだったり光が当たっているものの方が良いです。

そうでないとただの影のような感じになってしまいあまり美しくありません。

前ボケ写真

奥の花にピントを合わせ手前の花を前ボケにするという方法はよく使われますね。

玉ボケ

木漏れ日や水面のきらめき、イルミネーションなどの光源がボケて玉状になることを「玉ボケ(丸ボケ)」といいます。背景などにすると幻想的になります。

作り方は簡単で、木漏れ日、水面のきらめき、イルミネーションなどを背景として撮影するだけです。この時、F値は開放側(小さい値)の方がうまく玉ボケします。

F値によって玉ボケの形や大きさが変化するので色々と試してみると良いかもしれませんね。

玉ボケ写真
玉ボケ写真
玉ボケ写真

こんな写真が撮れたら急に写真が上達したように感じます:)

まとめ

スポンサーリンク

一眼レフカメラを使えばボケは意識せずとも簡単にできてしまうものです。

ただ、上記したことを念頭に撮影をすれば意図した通りにボケを写真の要素として操れるようになります。そうすれば写真が見違えるかもしれません:)


  1. 高橋 弘 より:

    写真撮影を始めて20年ほどですが、もっぱら郷土安曇野の風景写真ばかり撮影してきました。最近マクロレンズを購入して、自宅の野花の撮影を始めたところ、花図鑑のような写真ばかりでガッカリしていました。
    そこで、撮影技術の勉強を始めました。
    Wise Cameraと出会い、未知の知識を分かりやすく吸収することができました。早速、勉強を始めます。
    ありがとうございます。

    • ワイズカメラ より:

      高橋 弘さん

      コメントありがとうございます!

      マクロレンズは難しいですよね・・・。
      少しでも参考にして頂けたようで、嬉しい限りです!
      拙いブログですがこれからもコツコツ続けて行くので、是非よろしくお願いします!

comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

関連記事

構図を組み立てる過程③!氷塊を撮影した時に考えたこと。

構図について記事を定期的に書こうと思っていましたが、前回から1年も経っていました。完全に忘れていた。 構図を組み立てる過程②!霧の樽前ガローで撮影した時に考えたこと。 ということで、今回は冬にとった氷 …

カメラ初心者の失敗写真!根本的な失敗理由を炙り出して一歩前へ進もう!!

なんとなく上手く撮れることもあるけど、だいたい失敗写真を量産してしまう。 写真を撮り慣れた人ならそんなことはないでしょうが、カメラ初心者であれば心当たりがあるのではないでしょうか? 私も自分で書いてい …

天の川や星の撮影方法!場所、日時、設定、ピント、撮影後の露出の確認まで全て!

天の川や星を撮影した美しい写真。 こんな写真は撮影が難しいのでは・・・と思うかもしれませんがそんなことはありません。 幾つかのポイントを抑えればちゃんと撮影することができます。 ということで、天の川や …

圧縮効果写真

同じようで違って見える。一眼レフカメラの圧縮効果を覚えよう。

カメラを使っていると「圧縮効果」という単語を聞いたことがあるかと思います。 これは何を言っているのでしょうか!? 一眼レフカメラの圧縮効果とは 広角を使ってカメラごと被写体に寄るのと、距離のある場所か …

【番外編】ブログ記事のために検証実験して失敗したけど自分の糧になったこと。ミラーアップ撮影について。

私はカメラに関して疑問に思ったことを自分で検証実験してブログ記事にすることがあります。 例えば、カメラのやっかいなあいつ。フレア・ゴーストの防止方法です。 レンズはそれぞれ個性があるので一概には言えま …

About_me_web_site_name

このブログを運用しているWiseCameraです。北海道の田舎在住、写真と山が好き。まだまだ経験や知識を浅いですがコツコツをカメラ勉強中ですので、よろしくお願いします:)
サブブログ(カメラク)も運営しております。

スポンサーリンクEIGHT 実際にストラップを手にしてレビューしました

このサイトについて

一眼レフカメラ・写真初心者のカメラブログ[ワイズカメラ]はamazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。