撮影旅行の最後です。
この日は屈斜路湖で白鳥を撮影した後に阿寒にあるオンネート湖に行きました。
参考:屈斜路湖の砂湯で白鳥を撮影!優雅に羽ばたく!新型大三元レンズの爆速AFの恩恵を実感!
目的は夕陽で赤く染まった、雌阿寒岳・阿寒富士です。しかし、思うような景色は見られませんでした。
また、次回の楽しみになりました:)
赤く焼けた雌阿寒岳・阿寒富士の撮影に挑戦
屈斜路湖から阿寒にあるオンネート湖まで1時間半ほど運転します。
途中、「滝見橋」という場所が綺麗だったので寄道しました。
右側の奥の方が滝になっています。
ちょっと下に降りてみます。ND400を使用し、F11、ISO50、SS8秒で撮影します。
かなり綺麗な場所だったのですが、広角レンズではなかなか撮影が難しいです。中望遠や望遠で一部を切り取る感じなら上手く撮影できるかもしれません。
フィルターを使えるレンズが広角レンズしかなかったのであまり長居しませんでした:)
そして、オンネトー湖へ向けて再出発!
青空は見えますが雲が少しずつ多くなってきました。
途中からは冬季通行止めなので2kmほど歩きます。ラッセルを覚悟していましたが、しっかりとした踏み跡があり普通に歩けました。
30分ほど歩きます。
オンネトー湖に到着しました。完全に凍結して雪原になっています。
ちなみに、夏はこんな感じです。とても美しい場所です。
冬場にここで朝陽を撮影している人はたまに居るようですが、夕陽を撮影している人はあまり見かけません。
というのも、夕陽は山側とは反対方向に沈むからです。でも、そうであるなら山は夕陽に照らされて赤く染まるのではないか!?それを上手いこと撮影しようという計画です!
赤く染まった山をメインに、長時間露光で雲をダイナミックに流せばよい写真が撮れるかもしれません・・・:)
ちなみに、私が到着したのが14時で、日の入りは16時頃です。2時間もこの何もない雪原で待機です。来るのが早過ぎました。他に撮りたいものもないし・・・。
雪や切り株に座ると冷えるので2時間ここに突っ立っていましたよ。
そして、時間が経ち空模様が変わってきたので、試しに露光時間を長くして撮影してみます。ND1000を使用し、焦点距離16㎜、F16、ISO50、SS60秒で撮影してみます。
露出は丁度でした。そして、悪くない空です。これで山が真っ赤に染まれば良さげです!
待っている間は、私以外に音源がない完全な静寂です。時折、向こう側から何かが裂ける音が響きます。
たぶん、凍裂です。
凍裂とは樹木の中の水分が凍結し樹幹に裂け目ができる現象です。寒いと起こるようです。
初めて聴きました。
そして、その時が来た!
下から徐々に赤く染まって来ました!
行け!
イメージした通りいい感じ!もっと上まで!
行け!
だめだ・・・。雲が多い様です。
この後急速に色褪せて行き、すぐに暗くなりました。
残念でした。でも、次回の楽しみにしておきます。
これは少し離れた場所の写真ですが、こうゆうのも好きです。
まとめ
今回はうまく行きませんでしたが、次はきっとよい写真が撮れるはずです!
それまでに腕を磨いておきたいと思います:)
こんにちは
何時もアクティブな創作に感心いたします。
少し気になったのは、拡張ISO 50を使ったときの
画質と長秒ノイズです。常用ISO 100を使用した
時との差は、ほとんど無いのでしょうか?
mickeyさん
コメントありがとうございます。
いつも脚で稼いで撮影しています:)
ISO50とISO100では見比べても画質、長秒時ノイズともに全く変わらないように思います。
ただ、ISO50で長秒時で撮影した際に、ISO100よりもホワイトバランスが狂う時がたまにあります。なぜかは分かりません・・・。