初めてエゾモモンガを撮影しました。
これまでもフンや巣穴を探しては撮影を試みていましたが全く撮影できず。それでやっとです。
参考:エゾモモンガの撮影に挑んだけど惨敗した話!これから継続的にチャレンジして行きたい。
めっちゃめんこかった。
初めてエゾモモンガを撮影してきた
エゾモモンガはもちろん夏も撮影可能です。しかし、冬の方が優位。
というのも、冬は寒いので同じ巣穴に密集するからです。おしくらまんじゅう方式ですね。なので、同じ巣穴の前に構えていても、巣穴から次から次に出てくるので、撮影のチャンスが多い。夏は個々にばらけてしまって撮影のチャンスが少ないです。
また、これは他の動物にも言えることですが、木々の葉っぱが落ちるので見通しが良く撮影しやすい。葉っぱで隠れてしまっては撮影できませんからね。
なので、冬は動物撮影の季節と言われています。ということで、早速エゾモモンガの撮影に行ってきました。
目星を付けた巣穴の前で待機していると、日の入り後5分くらいでひょこっとエゾモモンガが顔を出します。しばらく巣穴の入り口でじっと周囲を観察しています。でかい目が何ともめんこい。結構長い時間、動かないので撮影チャンスは多いです。
Z6にNikon200-500mmF5.6使用、焦点距離450mm、F5.6、ISO6400、1/6秒。
巣の中には複数匹入っているようで、何匹も顔を出してくる。2匹並んでさらにめんこい。
Z6にNikon200-500mmF5.6使用、焦点距離500mm、F5.6、ISO5000、1/10秒。
ISO感度は撮影前半は3200、後半は6400で対応可能でした。ただし、撮影する場所によってエゾモモンガが出てくる時間が異なるようなので、あまり参考にならないかもしれません。ここの場所は比較的明るいうちに出てきました。
巣穴から出てきたエゾモモンガはあっと言う間に、どこかに飛んで行きますが、一匹だけ下に降りてじっとしている。ヨンニッパを使っている方々は手持ちで撮影していましたが、開放F5.6の私は手持ちは無理でした。明るい超望遠レンズが羨ましい・・・。
Z6にNikon200-500mmF5.6使用、焦点距離460mm、F5.6、ISO6400、1/20秒。
白樺の穴から出てくるエゾモモンガ。これが一番お気に入りです。
Z6にNikon200-500mmF5.6使用、焦点距離480mm、F5.6、ISO3200、1/30秒。
目がでかい。エゾモモンガはシマリスより大きく、エゾリスより小さいくらいのサイズ感です。それが結構な距離、滑空するので驚きです。滑空する瞬間を撮影するのは、かなり難易度が高いですね。
Z6にNikon200-500mmF5.6使用、焦点距離500mm、F5.6、ISO3200、1/10秒。
つでに他の動物も撮影したのでアップします。
エゾフクロウ。じっと動かずに置物のようでした。次は番(つがい)をみたいですね。
Z6にNikon200-500mmF5.6使用、焦点距離450mm、F7.1、ISO100、1/10秒。
エゾシカ。カコカコとツノをぶつけ合って喧嘩!?しています。何の争いでしょうか・・・。
Z6にNikon200-500mmF5.6使用、焦点距離500mm、F5.6、ISO1250、1/200秒。
これは車の窓から撮影。車からこれが撮影できるのが凄い環境ですね。
Z6にNikon200-500mmF5.6使用、焦点距離480mm、F5.6、ISO1250、1/200秒。
まとめ
やっとエゾモモンガを撮影できて満足です。道東は動物の王国、素晴らしい環境です。
他の動物も撮影したい。明るい超望遠レンズが欲しい・・・。
名前にエゾと付く動物は、北海道固有の動物である
場合が多いですね。ブラキストンラインから北で植生も動物も
固有のモノが多いですね。
2月になれば、エゾモモンガも昼間に活動するので
手持ちで撮れるようになるかと思います。
mickeyさん
津軽海峡を挟んで環境が全然違うのでしょうね。興味深いです。
繁殖期らしいですね。2月がとても楽しみです!