本日の北海道は台風の接近につき大雨です。
こんな日にレインウェアを着て思いっきり撮影してみたいなと思いますが、カメラが濡れて故障してしまうのが心配です。
各メーカー、防塵防滴性能を備えている一眼レフカメラがありますが、これの実力ってどのくらいなのでしょうか?
メーカーでも防塵防滴性能の基準を明確にしていませんし、自分のカメラで試す勇気もないです。
なので、色々と動画を探してみました!信頼性のありそうな動画から胡散臭い動画までありましたが・・・:)
一眼レフカメラの防塵防滴の実力は?
まずはペンタックスの一眼レフカメラです。ペンタックスの防塵防滴性能は優れていると聞きますが、どれ程の実力なのでしょうか?
ペンタックス
K-5に水を掛けて防滴性のテストをしています。
思いっきり水を掛けていますが、ちゃんとシャッターは切れています。レンズも防塵防滴仕様みたいですね。これはすごいです!
ただ、下に溜まった水にカメラが浸かるとダメみたいなことを話しています。
次はこの動画。
米軍兵士らしき人がテストしています。
カメラはK−5とK−7の2台。レンズはそれぞれ「16-50 f/2.8」と「50-135 f/2.8」で防塵防滴仕様のレンズを使っています。
先ずは砂を掛けています。
そして、それをシャワーで洗い流しています!
問題なく使用できているようです!
ただ、濡れた直後は良くても少し時間が経った後に動かなくなることがあるように思います。それはどうなんでしょうかね?いずれにせよ高いレベルで防滴性能が発揮されているようです。
ペンタックスはK−30などエントリー機から防塵防滴性能を備えています。コストが高くなるのに手抜きなしです。あと、レンズも防塵防滴じゃないとダメですね:)
ペンタックスの防滴レンズはHPでも「防滴(WR)」とはっきりと表記されていてわかりやすいです。
ニコン
信じがたいのがNikon D3sのこの動画です!
真面目そうなフランス人のおじさんがテストしています。動画が長いです。
D3sは2009年発売で当時のフラグシップ機です。ニコンは元々軍事メーカーでその流れからカメラは頑丈に作られていると言われています。
まず、シャワーを浴びながら連写しています。
最後はドヤ顔で問題無いことをアピールしています。このシュチュエーション笑。この人ピクリとも表情を変えないな・・・笑
次は三脚を泥の中に倒します。
最後はこの表情で問題ないことをアピールです。
さらにカメラをバッグに入れて走っている車の上から落とします。
連写して問題ないことをアピール。
今度はカメラを水に浸し凍らせます。もはや防滴というか防水の域に達していますけど・・・。
しかも、マウントの中に氷入っている!?これはミラーかなにかかな・・・。
マウントキャップは解凍途中で取ったみたいです。
でも、問題なく連写できるみたいです。
最後は燃やします。
すごい熱そうです。
また連写して問題ないことをアピールしています。
終始この人無表情。
カメラは満身創痍です・・・。これでも動くってすごいですね!さすがNikonフラグシップ機!この動画はマジックか・・・!?
数十万円もするカメラでこんな実験をするってやはり外国は違いますね!日本でもやってくれる人はいないでのしょうか!?
あとはD7000でこのような動画もあります。
説明やコメント欄を読むと、「カメラを砂の中に落としてしまいシャワーで洗うしか選択がなかった」らしいです。
実はこの動画には濡らした後にカメラを作動させた映像がありません(コメントでそのことを突っ込まれています)。ただ、D7000をシャワーで洗い2時間乾燥させた後に動かすと問題なく作動したと説明されています。動画は2012年9月に公開となっていますが、1ヶ月前のコメントでもまだカメラは動作すると書かれています。
とりあえず、ニコンのカメラの防塵防滴もすごいですね。NikonはD3300やD5500には防塵防滴性能は搭載されていません。D7000系から上の機種に搭載されています。
また、レンズの性能も大事です:)ニコンのレンズには防塵防滴性能であることを示す表記はないです(ペンタックスやキャノンは表記されているのに)。そもそもニコンには防塵防滴レンズというものがないようです。ただ、10万円以上するような高級レンズにはそれなりの防塵防滴効果を施しているようです。
ニコンのレンズの中にはマウント部分に防塵防滴ゴムが付いているものもあります。
16ー35㎜F4にも付いていました。ちなみに、シグマの安めのレンズには付いていませんでした!
キャノン
EOS 7Dと17-40 f/4で実験してくれている人がいました。
すごい細く検証してくれているのですが、私の英語力ではなんと言っているのかわからな・・・。
ざっくり読み解いてみると、「この実験では、このカメラはCanonが主張するような性能は保持していなかったことを明らかにした、カメラが液体に直接触れる可能性がある場合はいつでも特別に注意すべき」と書かれています。
なにやら、水を掛けた直後は各部分に浸水はなかったようですが、そのまま放置してみるとカメラの挙動に問題が生じたみたいなことを言っています(違っていたらすいません)。
水鉄砲のようなもので勢いよく水を掛けます。
その後、マウント内部、バッテリー部分やメモリー部分などの中は乾いた状態で浸水はないようです。
動画ではシャッターも切れるし、ボタンの操作も出来ています。
しかし、実験から10分後。
時間が経つとカメラの動作がおかしくなったようです。でも、英語で詳しいことまで読み取れません・・・。
動画をみるとボタンを押しても作動しなかったり、下画像のように電源がOFFなのにカメラがONの状態になってしまったりしているようです。
確かにおかしい・・・。
1年前のコメントで「キャノンのサービスにムカついたからそのカメラはもう持っていない、今はNikon D3sを持っている」と書かれていました。
もっと英語が分かれば良かったのですが、すいません・・・。
いずれにせよ、カメラを濡れたままにするのはダメなんですね!濡れたらすぐに拭いて乾燥させるのが肝心なようです!
ちなみに、キャノンはEOS D70から上の機種に防塵防滴性能が搭載されています!
まとめ
とりあえずNikon D3sには驚きです!本当にそこまで大丈夫なのでしょうか・・・疑ってしまいます。
カメラの防塵防滴性能では雨の中長時間使っても良いという訳ではないようです。過信はダメなんですね。
初めまして。ヤマヒロと申します。
いともたやすく行われるえげつない行為とはこういうことですね。
見ていてハラハラしましたけど燃やしても動くニコンD3sは凄いですね!
僕はK-5の後継機のペンタックスK-3使っていまして2年間のうち10を超えるゲリラ豪雨を耐えてくれたのでもっとカメラを信頼してもいいのかな?
ヤマヒロさん
はじめまして!コメントありがとうございます!
ニコンD3sはすごいですね。カメラって思ったよりもガサツに扱っても大丈夫なんでしょうね:)
ゲリラ豪雨を10回も生き抜いたのですね!頼もしい・・・。
なんとなくペンタックスってNikonやCanonよりもシェアが低い分、手抜きしないで丁寧に作られているイメージです:)