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太陽はどっち。光の状態を見極め写真撮影の味方につけよう。

投稿日:2014年12月6日 更新日:

読了時間1分

光は当たる方向によってそれぞれ特性があります。

写真を始めた頃は、光の方向なんてあまり意識しませんよね。私も、強いて言えば「逆光撮影しずらいな~」くらいにしか考えていませんでした。しかし、光の方向にはそれぞれ写真の写り方に特性があり、それを意識するだけでいい写真がとれるようになります。光の方向と特性はこんな感じです。

光の状態図

  • 順光・・・被写体の色味はきれいに表現できるが、影の部分が少ないので立体感に欠けます。風景写真には適しているが、人物にはイマイチかもしれません。
  • 逆行・半逆行・・・被写体の輪郭がくっきりします。露出をすこし高めにしたりすれば、髪などをふわりと輝かせたり、紅葉や花びらを透かすことも可能です。
  • サイド光・・・明暗のコントラストが強調され、立体感が出る。この立体感を活かせば建物が上手く撮影できるし、人ならクールな写真が撮れるかもしれません。

だいたいこんな感じです。光の状態を見極めれば、写真の表現を広げる強い味方になります。

猫写真
子供逆光写真

それぞれ逆光・半逆光で撮影しています、猫の毛や髪の毛、背景のすすきまで綺麗に光っています。これは逆光・反逆行ならではです。

いままで逆光と聞くと写真を撮りにくいイメージでしたが、特性を知って撮影すると、うまく撮影できるようになります。

建物サイド光

これはサイド光です。白い外壁ですが、サイド光で影ができ立体的に写真を撮ることができました。

光の状態を見極め撮影にいかしてみましょう!!

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  1. グイイイ より:

    「逆行・半逆行」

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