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Zマウントのマクロレンズ、「105mm f/2.8 VR S」、「50mm f/2.8」が登場。他のレンズと比較してみる。

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Zマウントからマクロレンズが登場しました。「NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S」と「NIKKOR Z MC 50mm f/2.8」です。撮影倍率1倍の等倍マクロレンズ。

マクロレンズを待っていた方も多いのではないでしょうか!?

早速どんなレンズなのか、他のレンズと比較しながらスペックを確認していきたいと思います。

NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR Sのスペックについて

まずは105mmの方からです。このレンズはS-Lineに該当します。

※以下の画像はNikon HPから引用しています。

NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR Sの重さ大きさについて

今回はこのレンズと、Fマウントの105mm f2.8マクロ、シグマの105mm f2.8マクロと比較してみます。

Z 105mm F 105mm sigma 105
重さ 約630g 約750g 約725g
大きさ 約85mm(最大径)×140mm 約83mm(最大径)×116mm 約78.3mm(最大径)× 126.4mm

重さについてはZマウントのマクロレンズが最も軽いです。体感でどれくらい違うかは不明ですが、軽いは正義。

大きさについてはZマウントが最も長いですね。このレンズに限らず、Zマウントのレンズは長い気がします。ちなみに、全て径62mmです。

カメラとのバランスはこのような感じ。

明るい中望遠マクロなので携帯性を求める方は少ないかも知れませんね。

だんだんこのデザインも好きになってきたような・・・。

NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR Sの描写性能について

各レンズのレンズ構成は以下の通りです。

Z 105mm F 105mm sigma 105
レンズ構成 11群16枚 12群14枚 11群16枚

全て9枚絞りを採用しています。

「NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S」に特徴的なのが、Zマウントの大口径、ショートフランジバックを活かすことで、後玉に大口径非球面レンズを採用していることです。さらに3枚のEDレンズも採用しています。

まず、非球面レンズは像面湾曲を補正することで、画面周辺部まで高い解像力を実現させる効果があります。

これにより、従来の105mmマクロよりも高い解像力を発揮するらしい。Zマウントのレンズはどれも解像力には折り紙付きですね。

また、EDレンズは軸上色収差を補正することで、色にじみを抑える効果があります。

ピント面前後の色にじみが抑えられるので、クリアで解像力のある描写を得ることができる。

 

さらに、「NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S」は反射防止コーティングである「ナノクリスタルコート」と「アルネオコート」の両方を採用しているので、ゴーストやフレアを効果的に低減することが可能。

中望遠マクロだとポートレートなどで強い光源を入れてドラマチックな表現をすることもあるでしょうから、逆光耐性がありクリアでヌケのある描写は大変ありがたいと思います。

これまでのZレンズを見てきても逆光耐性については何も心配いらないでしょう・・・。

 

ということで、「NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S」の描写性能は、Fマウントやシグマの105mmマクロよりも数段上を期待できそうです。

ちなみに、MTF曲線はこのような感じ(1枚目Zマウント105mm、2枚目Fマウント 105mm)。

NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR Sのその他性能

最短撮影距離を確認しましょう。

Z 105mm F 105mm sigma 105
最短撮影距離 0.29m 0.314m 0.312m

若干、「NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S」の方が寄れるようですね。

さらに、「NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S」は「マルチフォーカス方式」を採用しているので、より高精度なAFにより高い解像性能を引き出します。

手ぶれ補正については補正効果4.5段です(Fマウント 105mmもシグマ 105mmも手ぶれ補正あり)。Zマウントはボディーと組み合わせて5軸のブレ補正が可能。

そして、「NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S」の鏡筒は防塵・防滴仕様で、レンズ最前面にはフッ素コートを施しています。ニコンの堅牢性は信頼できますね。

NIKKOR Z MC 50mm f/2.8のスペックについて

次に、50mmマクロです。このレンズはS-Lineではありません

それにしてもZマウントには50mm f1.2、50mm f1.8、58mm f0.95と標準単焦点が多いですね・・・。

※以下の画像はNikon HPから引用しています。

NIKKOR Z MC 50mm f/2.8の重さ大きさについて

今回はこのレンズと、Fマウントの60mm f2.8マクロと比較してみます。

Z 50mm F 60mm
重さ 約260g 約425g
大きさ 約74.5mm(最大径)×66mm 約73mm(最大径)×89mm
46mm 62mm

「NIKKOR Z MC 50mm f/2.8」はかなり軽量小型化されているようですね。

Fマウントの60mm f2.8と比べて全長が23mm短く、重量は約39%軽くなっています。フォーカシングを前群繰り出し方式にしたことで小型化されているようです。

カメラにつけるとこのような感じ。

気軽に使えるレンズですね。

Z 50などにつけるとスナップなどで調子が良さそうです。

NIKKOR Z MC 50mm f/2.8のレンズ構成・最短撮影距離・反射防止コーティングについて

レンズ構成、最短撮影距離は以下の通りです。

Z 50mm F 60mm
レンズ構成 7群10枚 9群12枚
最短撮影距離 16cm 18.5cm

双方とも9枚絞りを採用しています。

「NIKKOR Z MC 50mm f/2.8」は最短撮影距離が16cmと短く、ワーキングディスタンスは約5cmです。

マクロレンズなのでかなり接写可能です。ちなみに、AFについてはZ 105mmマクロのようにマルチフォーカス方式は採用していないようですね。

反射防止コーティングについても言及されていないので、「ナノクリスタルコート」や「アルネオコート」は採用されていないようです。ただし、ゴースト・フレアに配慮したレンズ設計とされています。Zレンズなので逆光耐性は心配いらないでしょう。

NIKKOR Z MC 50mm f/2.8のその他性能

マクロ撮影時には繰り出した鏡筒の撮影倍率表示で、撮影倍率と撮影距離を一目で確認できるようになっています。

こんな感じ。どれほど使うかは不明ですが。

それから防塵・防滴に配慮した設計になっており、鏡筒の可動部分をはじめ、随所に埃や水滴の侵入を防ぐシーリングが施されています。フッ素コートもあり。

ただし、手ぶれ補正はありません。

 

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まとめ

特に、「NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S」はかなり良さそうですね。銘玉になりそうです。


  1. LaBatt より:

    描写に重視したのが「Sライン」であるならば携行性に重視したのが「非Sライン」という所でしょうか。個人的には高山植物を大きく写したマクロ風景の写真が撮りたいとは思いますが、他の荷物との関係上50mmの方に注目をしますね。

    • ワイズカメラ より:

      LaBattさん

      50mmは軽量なので登山には良いでしょうね。
      個人的にはマクロレンズよりも望遠レンズを出して欲しかったです笑

  2. mickey より:

    今回発売されたレンズと直接関係ありませんが
    参考までにYoutubeから
    マウント径と入射角
    https://www.youtube.com/watch?v=8tenV9dz_XU
    マウント径とフランジバック
    https://www.youtube.com/watch?v=25sLlBBwhB4&t=23s

    実際の撮影に何の影響も無いのですが、ましてやそれぞれのカメラで
    不都合は生じてないのですが、色々言いたい方に見て欲しい動画です。

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