カメラとレンズがセットになったレンズキットは安くて使いやすです。しかし、よく言われるように質がそこそこです。
レンズキットは買うな、なんて言われることもあります。
ただ、キットレンズは安く入手できるので、細かいことはいいからカメラを使いたいという人には良い選択肢だと思います。
一方で、少し写真にこだわりを持ちたい人には不満が残るかもしれません。
また、そのような人には単焦点レンズが良いとよく言われます。確かに単焦点は良いレンズです。しかしながら、ズームできないということで躊躇する人も多いかと思います。
そこで、レンズキットではなく単焦点レンズでもない良いレンズはないのか??
あります。新ラインのSIGMA(シグマ)ズームレンズです。
SIGMA(シグマ)レンズが良い訳
なぜ、新ラインのSIGMA(シグマ)ズームレンズが良いか!?
新ライン
近年、SIGMA(シグマ)では、新しい考え方に基づく3つのプロダクトライン(アート・コンテンポラリー・スポーツ)によってレンズ造りを進めています。
この新ラインに属するレンズは、専用の測定器で1本1本チェックされて出荷されています。
今までのSIGMA(シグマ)などのレンズメーカーは物により個体差があると言われていました。この個体差は純正(ニコンやキャノン)以外のレンズが嫌われる大きな理由です。
しかしながら、新ラインのレンズは上記のことにより個体差が殆ど0になっています。
どのレンズでも最高の性能が発揮できるようになっているのです。
マウント交換サービス
カメラ本体とレンズはセットになっています。なので、例えばキャノンのカメラにはニコンのレンズが使用できません。
しかし、SIGMA(シグマ)はマウント交換サービスというものを行っています。
これは、例えばニコン用で購入したレンズを後にキャノン用に変えてもらうことが可能ということです。
そのために、もし将来カメラ本体をキャノンからニコンに変えたとしても、そのままレンズを使用することが出来ます。
もし、純正でレンズを揃えていたら、レンズは無駄になってしまいます。
コスパ
以前はSIGMA(シグマ)レンズの性能は純正に劣ると言われていましたが、最近では純正に負けていません。それどころか純正を上回る銘玉もあります。
そして、純正より安いです。コスパ抜群なのです。
レンズキットを買うくらいならこのレンズ
レンズキットとはカメラ本体と標準ズームレンズ1本がセットになったものです。望遠が必要ない人向けです。
確かに、レンズキットは安くレンズが手に入るので、手っ取り早く使うには良いレンズだと思います。
しかし、少し写真にこだわりを持ちたい人には不満が残るかもしれません。
そんな人には、レンズキットではなく、下のレンズの方が将来的に後悔がないと思います。
SIGMA(シグマ) 標準ズームレンズ Contemporary 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM
SIGMA 標準ズームレンズ Contemporary 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM ニコン用
Contemporary(コンテンポラリー)ラインの標準ズームレンズです。
焦点距離17-70㎜なので使いやすい焦点距離になっています。通しではありませんが開放F2.8なので綺麗なボケも楽しめるし、暗いところの撮影も優位です。明るいレンズです。
また手ブレ補正が搭載されています。さらに、超音波駆動モータHSM搭載でAFが速いのでストレスなく使用できます。
そして、本格的なマクロレンズとまでは行きませんがマクロ撮影も出来ます(最大撮影倍率1:2.8、最短撮影距離22cm)。面白い写真が撮れると思います。
もちろん写りも好評です!
レンズキットを買うくらいなら、このレンズが良いのではないでしょうか!?
ダブルレンズキットを買うくらいならこのレンズ
ダブルレンズキットとはカメラ本体と標準ズームレンズと望遠ズームレンズの2本がセットになったものです。とても安くレンズが手に入ります。
なので、ごちゃごちゃ細かいことはいいから一眼レフを使いたいという人にはダブルレンズキットという選択肢もありです。
しかし、少しこだわりを持ちたいは不満が残るかもしれません。
そんな人にはダブルレンズキットはおすすめではありません。やはり、性能もイマイチですし、そかも初めはレンズを付け替えるのも面倒だからです。ホコリも入るし・・・。
そんな時は、広角から望遠まで撮影できる高倍率ズームレンズです。
これまで高倍率ズームレンズは単なる便利ズームレンズで、写りはイマイチとされていました。しかし、新しい高倍率ズームレンズは優秀です。いい描写をします。
SIGMA(シグマ)では新しいコンセプトの基、モデルチェンジが行われ小型化高性能化されているのです。
また、高倍率ズームレンズいちいちレンズを付け替えなくても良いので大変便利。ちょっとしたマクロ撮影も出来ます。
ダブルレンズキットを買うくらいなら、下のレンズの方が将来的に後悔がないと思います。おすすめはこれです。
シグマ(シグマ) 18-200mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM APS-Cサイズ用
シグマ 18-200mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM※ニコンマウント※DCレンズ(APS-Cサイズ用) 18-200/DC M OS HS NA
Contemporary(コンテンポラリー)ラインの高倍率ズームレンズです。
焦点距離18-200㎜で幅広く撮影出来ます。手ブレ補正搭載です。そして、超音波モーターHSM搭載でAFもきびきび動きます。
また、これもそこそこマクロ撮影出来ます(最大倍率1:3、最短撮影距離39cm)。
これだけ幅広く撮影できるのは本当に便利です。新世代のレンズで描写も良いです。
初めにこの1本を買えば、かなりのシーンで使えます。そして、このレンズを使い倒して不満に思う点があれば、追加で他のレンズを買えば良いと思います。
ダブルズームレンズを購入してレンズ沼にはまるより効率が良いです。
そして、望遠は200㎜で十分だと思いますが、もっと望遠を使いたいのであればこのレンズもあります。すこし高いですが。
SIGMA(シグマ) 高倍率ズームレンズ Contemporary 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM APS-C専用
SIGMA 高倍率ズームレンズ Contemporary 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM ニコン用 APS-C専用 886554
Contemporary(コンテンポラリー)ラインの高倍率ズームレンズです。
焦点距離18-300㎜でかなり望遠も撮影できます。もちろん、手ブレ補正搭載。超音波モーターHSM搭載でAFもスムーズです。
クローズアップレンズ(別売)というのもを装着すれば、最大撮影倍率1:2で結構大きくマクロ撮影出来ます。
多少重いですが、予算があればダブルズームレンズよりこのレンズです。
まとめ
レンズキットや単焦点レンズが嫌であればSIGMA(シグマ)の新ラインのズームレンズがおすすめです。写りも良いですし、将来の後悔が減らせます。
特に高倍率ズームレンズが利便性が高く大変魅力的です。ちなみに、私もレンズキットではなく、18-200㎜の高倍率ズームレンズが初めてのレンズでした。とても良かったです(新ラインレンズではありませんが)。
余裕が有れば、これに単焦点をプラスするとより良いと思います。