アークテリクスのガンマSLフーディを購入しました。すでにガンマLTを持っているので、ガンマシリーズはこれで2枚目です。
アークテリクスはベータARとSL、アトムLTとSL、ガンマLTを持っていますが、個人的に1番好きなのがガンマLTです。
ガンマLTはソフトシェルで着心地がよく、見た目もカッコ良いので、アウトドアから普段使いまで活躍しています。ガンマSLも同様に夏山登山から普段使いまで幅広く使う予定です。
目次
アークテリクスのガンマSLフーディについて
アークテリクスのガンマとは
アークテリクスのガンマとはソフトシェルを使ったウェアのシリーズ名になります。
参考:アークテリクスの選び方!アークテリクスのウェアがあれこれ欲しい。
ARCTERYX(アークテリクス) ガンマSLフーディ男性用 25153
アークテリクスには「ガンマLT」、「ガンマSL」、「ガンマMX」などのウェアがありますが、全てソフトシェル素材となっています。
それでは「ソフトシェル」とは何なのか!?
知名度の高いウェア素材として「ゴアテックス」があります。これは完全防水・完全防風、それでいて透湿性に優れムレにくいという優れた素材です。登山ウェアではもっとも広く普及している素材でしょう。
それに対し、ソフトシェルは完全防水・完全防風ではありません。ただし、耐水性・耐風性なので、ある程度は風を遮断し、雨も撥水性で弾きます(モノによっては完全防風なのもある)。
なので、ちょっと中途半端なスペックに感じるかもしれませんが、ソフトシェルの大きな特徴として、高い透湿性で湿気を逃がしてくれる、伸縮性が高く動きを妨げないなどが挙げられます。
ウェアを着てちょっと動くとすぐに汗をかき、どうしてもムレてしまいます。これは汗冷えの原因にもなりますし、何より不快です。ソフトシェルはゴアテックスよりも高い透湿性を発揮し、これを防いでくれます。
そして、ゴアテックスは伸縮性もなく、シャカシャカしていて、決して着心地の良いものではありません。一方で、ソフトシェルなら伸縮性があるので動きやすく、着心地も良好です。
また、ソフトシェルの多くは完全防風ではありませんが、相当な強風とかでない限り問題ありません。ただし、耐水性についてはちょっとした雨なら弾く程度なので、雨の日の着用は適していないでしょう。霧雨でも長時間使用すると、しっとりしてきます(雪についてはベトっとしていない限りは問題ありません)。
なので、シビアな環境であればゴアテックスでしょうが、なかなかそんなシビアな環境はないわけです。そうならば、汗逃げがよく着心地の良いソフトシェルの方が活躍の場が多いということになります。
ソフトシェルのウェアは、幅広いシーンで使え万能感のあるウェアです。
ガンマSL、ガンマLT、ガンマMXの違いは?
上記した通りソフトシェル素材のウェアがガンマシリーズですが、ガンマにもSL、LT、MXというランナップがあります。
これは気候耐性の違いで、SL<LT<MXの順で、厳しい環境でも使える仕様となっている。
- ガンマSL・・・最も薄い超軽量モデルです。気候耐性は高くないので、主に夏季に携帯して肌寒い時に羽織る感じ。
- ガンマLT・・・これも軽量モデルですが、SLよりは気候耐性が高いです(その分、SLよりも重い)。春や秋はもちろんのこと、冬でも破天荒でない限りアウターとして使えます。
- ガンマMX・・・こちらは変わりやすい天候でのアクテビティ向け。非常に丈夫で、変わりやすい天候の下、他のアイテムと組み合わせて使用するのに最適とされます。触った感じでは生地が最も分厚い。
このような感じです。
今回、購入したのはガンマSL。用途は夏季登山で使用したり、肌寒い時に普段使いしたいと思っています。
アークテリクスのガンマSLフーディを見てみよう
ガンマLTとSLの具体的な違い
ガンマSLは重さ310g、ガンマLTは 545gです。手に持つと明らかに重さの違いがわかります。SLは軽い。
生地の感じもガンマLTは厚みを感じますが、それに比べガンマSLはとても薄く感じます。両方とも非常に伸縮性があり、摩耗耐性もありそうです。
画像で見ても生地の厚みは分からないでしょうが、シワの感じで察してください(カーキがLT、ブラックがSL)。
ちなみに、ガンマSLは生地が薄いですが、安っぽさは微塵もありません。ラミネートの丁寧さだとか、これぞアークテリクスといった感じです。
ガンマLTもガンマSLも基本的な作りは同じです。
ポケットが2つ。アークテリクスのロゴは刺繍です。ただし、ガンマLTには内ポケットがありましたが、ガンマSLにはありません。
他にも細かな部分で違いはあります(カーキがLT、ブラックがSL)。
袖がガンマSLの方が簡素な作りです。機能的にはこれで十分。
裾のドローコードもガンマSLの方がシンプルな作り(カーキがLT、ブラックがSL)。
ガンマSLは裾を調整することは殆どないでしょうね。
また、ガンマLTは襟の口にあたる部分は、起毛性のある生地になっていますが、ガンマSLは起毛素材は使われていません。
ガンマSLは寒いシーンでの使用は想定していないからでしょうね。
背面はこのような感じ。
ベンチレーションはありません。ちなみに、フードにはツバがあります。
以上、ガンマSLは必要最小限の機能にすることで、非常に軽量で携帯性に優れたウェアとなっています。着心地も抜群です。
ガンマSLのサイズ感について
身長174cm、体重63kgで、Sサイズ(日本だとM相当)を購入しましたが、ピッタリです。
私はやや肩幅がある方ですが、ちょうど良いサイズ感でした。全体的にすっきりとしたスリムなフィット感。
Mサイズ(日本だとL相当)も試着しましたが、こちらはややダボつく感じでしたね。
ARCTERYX(アークテリクス) ガンマSLフーディ男性用 25153
まとめ
またアークテリクスのウェアが増えました。一体何着買えば気が済むのか・・・。
すっかりアークテリクスマニアですね(笑)私は値札を見て商品の前で立ち止まるのが精いっぱいです(笑)。
アークじゃなくても良いですが、星撮りだったり朝陽待ちの時間に待機する夏・秋用のミッドレイヤーは欲しいんですよね。今、使ってるのは山用じゃないので激しくスペースを取るものでして。
LaBattさん
使う使わない関係なしにアークが欲しくなります笑
化繊のインサーレーションなんておすすめですよ。アトムSLですね・・・。
モンベルなどでも同様の商品があり、性能的にはどちらも変わりありません。