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アークテリクスのアトムSLフーディを購入。夏山に活躍すつ中綿入りのウェア。

投稿日:2021年4月8日 更新日:

アークテリクスのアトムSLフーディを購入しました。すでにアトムLTを持っているので、アトムシリーズはこれで2枚目です。

アトムSLはこれから始まる夏季登山に使おうと思っています。あるいは、普段使いもできそうです。

アークテリクスのアトムSLについて

アークテリクスのアトムとは

アークテリクスでは、化繊の中綿が入ったウェアをアトム(Atom)というシリーズで展開しています。

化繊は濡れても萎まずに保温性をキープできるので、特に低温下でのアクティビティに向いていると言われています。低温化でも行動すれば、身体は発熱して汗を掻きますからね。汗で蒸れてもへっちゃらです。そしてすぐに乾きます

もし、ダウンなどを着て汗を掻いて蒸れてしまうと最悪です。ダウンは濡れると萎んで保温性がガタ落ちになってしまうので、ただの重たく体にまとわり付くだけのウェアになってしまいます。全然暖かかくありませんし、なかなか乾きません。

それから、化繊は気軽に洗濯することもできるのでメンテナンスが楽です。やはり登山などで着ると汚れます。私はマムートの薄手のダウンウェアを夏山で使用していますが、気軽に洗濯できないので困っていました。また、ダウンはどうしても羽が抜けます。これが付着してうざったい。化繊はそういったこともありません。

 

今回、アトムSLを購入したのは、メンテナンスの容易さ、それからいわゆる羽抜けがないことが理由です。これで薄手のダウンジャケットとはおさらば。

ちなみに、一昔前はダウンに比べ化繊はあまり暖かくありませんでしたが、最近は化繊でも高性能化し、ダウンに匹敵するほどの十分な暖かさになってきているようです。

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アトムSL、アトムLT、アトムARの違いは?

化繊の中綿が入ったウェアがアトムシリーズですが、アトムにもSLLTARというランナップがあります。

これは暖かさ(中綿の量)の違いでSL<LT<ARの順で、中綿が多くなり保温性が増します。

  • アトムSL・・・最も薄い超軽量モデルです。保温性は高くないので、主に夏季に携帯して肌寒い時に羽織る感じです。あとは春・秋のインナーとして使えます。
  • アトムLT・・・これも軽量モデルですが、SLよりは保温性が高いです。春や秋でもアウターとして使え、冬はインナーとしてジャケットの内側に着込むことも可能。
  • アトムAR・・・こちらは最も暖かいモデルです。インナーをちゃんとすれば、冬でもアウターとして活躍します。

このような感じです。

今回、購入したのはアトムSL。何度も書いていますが夏季登山用にと思っています。あるいは肌寒い時に普段使いもできそです。

アークテリクスのアトムSLをみてみよう

アトムSLの見た目や作り

カラーはブラックです。左右に大きなポケットがあります。

以前のモデルはロゴがプリントだったようですが、今年のモデルは刺繍です。

表生地にはTyono™ 20 が使われています。これは通気性と防風性のバランスがよく、耐摩耗性にも優れた生地です。厚さは違いますがスコーミッシュ フーディと同じ生地になり、伸縮性もあります。裏生地はPermair20で、通気性の高い素材です。

中綿にはCoreloft™ compact40が使われています。Coreloft™は太い繊維と細い繊維の二種類が使われてるのが特徴。これにより化繊綿の弱点とも言える、長年の使用でロフトが低下してしまうのを、弾力のある太い繊維が防止。圧縮後のロフト回復にも優れています。さらに、太い繊維の空間に細い繊維を這わせて温かい空気を閉じ込めます。これにより保温性を高める。

袖から脇にかけてはフリースのパネルが採用されています。非常に伸縮性が高く動きやすいです。また、脇などは汗で蒸れやすいので、通気性の高いフリース素材になっているのは良いですね。

袖の作りはこのような感じ。

アトムLTはソフトシェルっぽい素材で窄まっていましたが、アトムSLは窄まりません。個人的にはこっちの方が好みです。

フードには中綿は入っておらず、ツバはあります。

ちなみに、フードは不要な場合はクルクル巻いて収納することが可能です。

全体的にアークテリクスらしく完成度の高いウェアとなっています。

あとは収納用のスタッフバッグを付属してくれれば嬉しいのですが・・・。

アトムSLのサイズ感

サイズはM(日本L相当)を購入しました。身長174、体重62kgの私でぴったりです。

普段、アークテリクスのシェルなどはS(日本M相当)を着ています。しかし、アトムSLはタイトな作りとなっているので、M(日本L相当)で丁度でした。

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まとめ

アークテリクスのウェアは色々と購入していますが、どれも素晴らしく全く期待を裏切りません。すっかりウェアはアークテリクス ばかりです。


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