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冬のアクティビティでどんなソックスを使う!?冷えないソックスについて。

投稿日:2020年9月19日 更新日:

冬のアクティビティで足の冷えは厄介です。

真冬の北海道では氷点下30度近く冷えることもしばしばあり、下手をするとあっという間に凍傷になってしまいます。

そこで、ブーツ選びも重要ですが、ソックスも同じくらい重要です。

ということで、冬の撮影やトレッキングで使用しているソックスについてご紹介したいと思います。

夏の登山に使っていたソックス

いちおう夏季に登山などで使用していたソックスについても書きたいと思います。

モンベルのKAMICO トレッキングソックスです。

なんとなく適当に購入したソックスですが、思った以上に良かった。

特徴としてはパイル面を外側に設けた点です。普通、パイル面は内側にあるものですが、このソックスは外側にパイル面があることで、独特なクッション性を発揮します。靴に対するフィット感も、普通のソックスよりは多少ある気がする。

それからマニラ麻からできた紙糸とコットンを組み合わせた清涼素材になっています。肌触りはふわふわではなく、ザクザク・ザラザラとした感じ。履き心地は軽く、非常に蒸れにくいです。たとえ蒸れても、湿気は逃げやすいですね。

今シーズン履いて、なかなか良いなと思いました。

 

ただし、パイルから糸が出てくるのが難点だなと思います。

外側にパイル面があるので、どうしてもそうなってしまうのですね・・・。

あとはこの入り口の部分。

ほつれてきそうで不安感があります。普通のソックスのようにしてくれれば良いのですが。

ただ、履き心地は軽く、クッション性もあり、蒸れにくいので、糸のほつれなど耐久性の点を除いては、概ね満足して使用しています。

 

では、冬の撮影やトレッキングで使用しているソックスについてです。

冬の撮影やトレッキングで使用しているソックス

ここで取り上げるのは、モンベルのメリノウール エクスペディションと、スマートウールのトレッキングヘビークルーの2つです。

モンベル メリノウール エクスペディション

モンベル(mont‐bell) メリノウール エクスペディション ソックス ヘザーチャコール HCH L

モンベルのメリノウール エクスペディションは定番ではないでしょうか。

メリノウールを使用しているので、保温性があり、蒸れにくく、匂いにくくなっています。下でご紹介するスマートウールのソックスよりも、蒸れにくいと個人的には感じています。

内側のパイル面を見てみましょう。

比較的短いパイルが、びっしりと並んでいます。なので、履き心地はフワフワではなく、やや重たい感じがする。ただし、スマートウールのソックスよりは毛玉などができにくいなと思います。

暖かさについては、これを履けば足が全く冷えないというわけではありませんが、しっかりとした冬用のブーツを組み合わせれば、北海道の厳しい寒さでも十分耐えることができます。

スマートウール トレッキングヘビークルー

Smartwool スマートウール トレッキングヘビークルー M グレー

スマートウールは良質なメリノウールを使用したソックスとアパレルを製造するアメリカのメーカーです。1999年、アメリカはコロラド州で設立されました。最初は『湿らず冷たくない』スキー靴下を探すことからはじまったらしいですね。

スマートウールのソックスには厚み、クッションに応じて6種類あるようですが、私が使用しているトレッキングヘビークルーは上から2番目の厚みです。1番厚みがあるのがマウンテニアリングですが、フィット感が緩いようなので、トレッキングヘビークルーにしています。靴の中でソックスがズレるのが苦手なので。

ちなみに、スマートウールのトレッキングヘビークルーもメリノウールが使用されています。

内側のパイル面を見てみましょう。

モンベルのメリノウール エクスペディションよりも長いパイルとなっています。ただし、モンベルよりはビッシリしていないです。なので、履き心地は非常にフワフワしていて軽いです。フワフワの履き心地が良いのであれば、スマートウールです。

暖かさについてはモンベルのメリノウール エクスペディションと甲乙つけがたいですね。どちらも暖かい。

ただ、足へのフィット感はスマートウールのトレッキングヘビークルーの方があると感じます。足全体を包み込む印象。モンベルはつま先の方がやや緩い感じがします(敢えてそうしているのかも)。

ちなみに、モンベルのメリノウール エクスペディションの方が蒸れにくいと上記しましたが、もしかしたらつま先部分の緩さが影響しているのかもしれませんね。

気にる冬用ソックス

[ミズノ] アウトドアトラベルウェア ブレスサーモウール 極厚ソックス Go to by mizuno B2JX9504 メンズ チャコールグレー 日本 25-27 (日本サイズL相当)

ミズノのブレイスサーモ 極厚ソックスです。

吸湿発熱素材「ブレスサーモ」は、人体から発生する水分を吸収して発熱効果をもたらす新しい保温メカニズムらしい。基本的にウールは湿気で発熱すると言われていますが・・・。

私が良いなと思っている点は、ソックスは使用しているとパイルが潰れてしまうという難点がありますが、ブレスサーモのソックスはそれが少ないようですね。ただし、その分履き心地が落ちるようです。

使用頻度が高く、耐久性を気にするのなら良いかもしません。近々導入してみたいと思います。

 

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まとめ

ソックス選びは難しいです。ですが、定番を選んでおけば失敗はないでしょう・・・。

ファイントラックではソックスのレイヤーリングを推奨していきますが、あれはどうなんでしょうかね!?


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