そろそろ登山シーズンです。今年はコロナの影響でどうなるのか不透明ですが、いつでも登山できるように準備はしておきます。
それで、登山でのカメラとレンズの持ち運びについて、個人的に検討してみたいと思います。
というのも、現状のカメラとレンズの持ち運びには難点が多いので・・・。
目次
登山におけるカメラとレンズの持ち運びの現状と問題点
撮影スタイル
まず、前提として私が登山で、どのように撮影しているか、簡単に書きたいと思います。
私は移動中に撮影することはほぼ無く、撮影スポット(だいたい山頂周辺)についてから狙った風景を撮るスタイルです。
なので、移動中はザックにカメラを収納しています。撮影スポットについてからは、辺りをうろちょろして撮影する感じですね。
以下はこれを前提にして書きたいと思います。
カメラとレンズの持ち運びの現状と問題点
現在、登山中にどのようにカメラとレンズを持ち運んでいるかと言うと、裸のままザックの中にぶち込んでいます。割と大雑把。数年間このスタイルですね。
これでは以下のような問題があります。
-
- カメラとレンズが壊れないか心配
- パッキングなどが煩雑になる
- 機材を持ってうろちょろするのに不便
まず、機材をそのままザックに入れているので、壊れないか心配です。このスタイルで数年間壊れていないので、おそらく大丈夫なのでしょうが、やはり気になります。傷付くのも心配です。
あと、カメラとレンズをゴロゴロとザックに入れるので、パッキング的に雑な感じになります。テントの中で機材を出したときも、収納するのもがないので、雑に散らかります。
そして、最後が一番の問題点です。多くの場合、テントを張って身軽になってから、改めて撮影のために行動するのですが、その時に機材を持ち運ぶものがありません。背負っていたザックは大き過ぎるし、手にレンズと三脚をそのまま持つのも不便です。
どうにかして、これらの問題点を解決します。
検討しているカメラとレンズの収納方法
すでに多くの方が取り入れている方法でしょうが、インナーケースにカメラとレンズを収納し、それをザックに入れるスタイルにしようと思います。
また、インナーケースには左右にリングが付いているモノがあるので、そこにピークデザインのアンカーリンクスを取り付けます。そして、ピークデザインのカメラストラップを、ショルダーベルト代わりにしようと思っています。
F-stopのインナーケースで試してみると、このような感じです。
カメラとレンズをインナーケースに入れ、移動中はそれをザックに収納しつつ、撮影でうろちょろしたい時は、カメラストラップを取り付けて肩から下げます。
すごく便利なはず・・・。
インナーケースを探す
現在、私は登山で70Lのザックを使っているので、それに入るものを探します。測ってみると縦横20cm × 25cmくらいが良さそうでした。これくらいの大きさならカメラ1台に、レンズ2,3本は収納できそうです。
それからインナーケースは余計な機能のついていないシンプルなものが良いです。最低限のクッション性で、しっかりし過ぎてないケース。インナーケースでガサばるのも嫌なので。
F-Stop PRO ICU – SMALL
まずは、F-StopのPRO ICU – SMALLです。
サイズは17.8 Depth x 29.2 Width x 20.3 Height(cm)なので、横幅がやや大きいですが、ザックに入らなくはない感じ。私はF-StopのSUKHAも使っているので、それも都合が良いです。
ですが、コストが高いですね。個人輸入しても$75 + 送料などと言う感じ。
モンベル プロテクション インナーバッグ L
モンベルにはプロテクション インナーバッグという、カメラ用インナーケースシリーズがあります。
ラインアップはこのような感じ。
これのLサイズが、高さ15 × 幅24 × 奥行き15cmで、カメラ1台にレンズが2,3本入るようなので、ちょうど良い感じです。
ビールケースみたいですが。
ショルダーベルトも付属しますが、取り外してピークデザインのアンカーリンクスを付けます。軽量でシンプルなので良い感じです。
エツミ&Coleman カメラインナーバッグM
写真用品メーカーのミツエとコールマンのコラボで、カメラインナーケースを販売しているようです。
エツミ&Coleman コラボレーションモデル コールマン カメラインナーバッグM グレー VCO-8743
大きさはW240×H180×D100mmとなっています。重さは 240gで軽量。非常にシンプルな感じで良いですね。
ただし、D100mmがやや小さい印象。
残念ながらLサイズはないようです。
LIVARE カメラインナーケース
(リヴァレ) LIVARE 防水 加工 カメラ ポーチ カメラ バック に カメラ インナー ソフト クッション ボックス SA-23
大きさは長さ26cm × 幅15cm × 高さ14cmです。Z6にレンズ2本くらなら何とか入るでしょうか。安価ですし、非常にシンプルな造りなので、ザックに入れるのにちょうど良さそう。
ただし、アンカーリンクスをつける場所がないのがネックです。これくらいなら自分で縫い付けることもできそうですが・・・。
まとめ
見た感じモンベルのインナーケースが一番良さそうな印象です!
早速購入して試してみようかと思います!
ちょうど私もこの手のものをいろいろ検討していたりします。今は個別にレンズポーチを付けてザックに入れてますがスペースを余分に取り過ぎますしレンズ交換するたびにポーチから出し入れしないといけません。
前にNHKの山番組で山岳写真家の西田さんがパッキングのコツを喋っていました。特別具体的な話はなかったですがモンベルのインナーケースを使ってましたね。その時はボディ2つとレンズ4つくらいを2つのケースに入れていました。まあそもそも西田さんは契約しているのか登山道具は殆どモンベルですが。
Labattさん
ポーチはちょっと面倒なところがありますよね・・・。
西田さんも使っていたのですね!
登山での機材の持ち運びは正解になかなか行き着きません・・・。