3月になりそろそろ春夏の登山に向けて準備しようと思っていたんですが、登山に三脚もって行きますか?普通に考えたら、三脚なんて持って行かないのがいいんですが、三脚がないと撮れない風景もありますよね。
登山に三脚を持っていくにしても、高山植物をマクロ撮影したいとか、朝日、夕焼けや星空を撮影したいとか使用目的は人それぞれだと思います。
私は、高山植物の撮影はしないのですが、今年は初縦走テント泊を考えていまして、ぜひ朝焼け夕焼けや星空なんかを撮影したいと思っています。
そこで、果たして登山にはどの三脚が良いのか・・・。
追記:機材が重かったり、よりしっかりした三脚が良い方はこちらも参考に。登山や旅行におすすめコンパクト三脚は?SIRUIやVANGUARDの軽量トラベル三脚が良いかも!
登山用三脚に求められること
三脚において重要なことは3つあると思います。
- 軽量コンパクトであること
- 剛性があること
- 使用目的に合っていること
皆さん承知の通り、背負える荷物には限りがあります。可能な限りコンパクト軽量であることが望ましいです。ほんと2,300gでも軽いほうが良いのです。できれば、重さ500g~1kgで収めたいです。登山では軽いが正義です。あと携帯性を考えれば3wayよりも自由雲台が良いかと思います。
あと、十分な剛性が無ければ使い物になりませんね。一眼レフカメラだと耐荷重1.5~2kgもあれば必要最小限だと思います。
そして、使用目的に合っていることも重要です。高山植物でマクロ撮影したいのか風景を撮影したいのか、それによって持っていく三脚も変わってきます。ただ、登山であることを考えると少しくらいの不便さは我慢する必要もあるのかなと思います。使い難いものを工夫して使う・・・、これも登山ならではだと思うのです。
三脚の使い方は人それぞれだと思いますが、以下2通りで考えてみたい思います。
- 携帯性重視。小型ミニ三脚を使う。
- 利便性重視。中型三脚を使う。
小型ミニ三脚でも工夫すれば色々撮影できます。なにより、荷物への負担が最小限で済みます。一方で、多少がさばっても良いから、使いやすい中型三脚を使うという選択肢もありです。それでも、1kg前後が限度だと思いますが・・・。
それぞれ登山に良さそうな三脚を考えました。
携帯性重視。小型ミニ三脚を使う。
ミニ三脚であっても、もちろん高山植物のマクロ撮影は可能ですし、さらに三脚の置き場所を工夫すれば朝焼けや星空も十分撮影可能です。しかも、携帯性抜群。おすすめは、まずこれです。
Velbon ミニ三脚 ウルトラロック ULTRA 453 mini 5段 小型 自由雲台付 アルミ製 412768
Velbon ミニ三脚 ウルトラロック ULTRA 453 mini 5段 小型 自由雲台付 アルミ製 412768
収納時サイズ22.5cm、重さ795g、耐荷重2kgです。コンパクトで必要な耐荷重を備えています。使用時の高さは15cm~60.8cmの間で調節可能です(EV含む)。
ほぼ500mlのペットボトルサイズ。自由雲台で使いやすいです。しかも、脚も伸縮させやすようですね。
なかなか良い感じだと思いますが、高さが最高60.8cmしかないことが気になります。大き目の岩の上に三脚を設置したり、山だしいっそのこと寝そべって撮影しても良いと私は思います。どうでしょうか??
次にこれです。
SLIK 三脚 ミニプロ 7 N 2段 卓上三脚 106594
SLIK 三脚 ミニプロ 7 N 2段 卓上三脚 106594
収納時サイズ19.5cm、重さ540g、耐荷重2kgです。コンパクトで必要な耐荷重を備えています。使用時の高さは14cm~25cmの間で調節可能です(EV含む)。
上のものよりも、収納時サイズで2cm小さく、重さも215g軽いです。さらにコンパクトです。軽いは正義。ただ、高さが最高25cmです・・・。
自由雲台で水準器も付いています。すごいコンパクトだし、使い方を工夫すればかなりのシーンで使えそうですね。
あと関係ないですが、ミニ三脚ってこんな使い方あるんですね。
これで、手持ちでのスローシャッター撮影時の安定保持やシャッターブレも激減させれるらしいです・・・。
最後はこれです。
Manfrotto ミニ三脚 PIXI EVO ボール雲台
Manfrotto ミニ三脚 PIXIシリーズ PIXI EVO ボール雲台 ブラック MTPIXIEVO-BK
収納時サイズ23cm、重さ270g、耐荷重2.5kgです。とても軽いのに耐荷重は十分あります。めちゃくちゃ軽いです。使用時の高さは10.5cm~20cmの間で調節可能です。高さは出ませんがかなり低くできます。
見た目もおしゃれで洗練されていますね。しかも安いです。
利便性重視。中型三脚を使う。
ミニ三脚ほど小さくありませんが、それでも結構コンパクトで軽いものがあります。ミニ三脚よりも高さに自由度があり使いやすそうです。
Velbon 三脚 ULTREK 6段 中型 自由雲台 アルミ製 UT-43Q
Velbon 三脚 ULTREK 6段 中型 自由雲台 アルミ製 UT-43Q
収納時サイズ27.2cm、重さ1080g、耐荷重2kgです。使用時の高さは33.6cm~155cmの間で調節可能です(EV含む)。
Velbonが動画で商品を紹介していてとても分かりやすいです。
自由雲台で脚の調節もしやすそうですね。ただ、使用時の高さが最低33.6cmなので、今度は高山植物などのマクロ撮影には使い難そうです。あと多少ですが、1kg越えます。でも、割と高く伸びるので朝日や星空の撮影には向いていそうですね。
SLIK 三脚 スプリント MINI II GM N 4段 旅行用三脚 106556
SLIK 三脚 スプリント MINI II GM N 4段 旅行用三脚 106556
収納時サイズ35cm、重さ780g、耐荷重2kgです。使用時の高さは15cm~109cmの間で調節可能です(EV含む)。
耐荷重2kgで780gは大変軽いですね。使用時の高さもアイレベルとまでは行きませんが、109cmまで高く出来ます。登山ではアイレベルなんで贅沢はいえません。この高さがあれば十分です。しかも、15cmまで低く出来るので高山植物のマクロ撮影なんかも行けますね。
これも自由雲台で使いやすそうです。収納時サイズ35cmもなかなかコンパクトです。
追記:これを買いました。旅行や登山で良いおすすめ三脚。「SLIK(スリック) 三脚 スプリント MINI II」が良いのでレビュー。
どうしても、目線まで高さが欲しいって人はこれです。
SLIK 三脚 スプリントPRO2 ガンメタリック SL-1080GJ
SLIK 三脚 スプリントPRO2 ガンメタリック SL-1080GJ
収納時サイズ47cm、重さ890g、耐荷重2kgです。使用時の高さは17cm~161.5cmの間で調節可能です(EV含む)。
使える高さが17cm~161.5cmなので、地面付近でのマクロ撮影から目線の高さの撮影まで行けます。重さも一様ぎりぎり1kg以内です。ただ、収納時サイズ47cmなのが考えてしまいますね。
追記:機材が重かったり、よりしっかりした三脚が良い方はこちらも参考に。登山や旅行におすすめコンパクト三脚は?SIRUIやVANGUARDの軽量トラベル三脚が良いかも!
まとめ
登山では軽いが正義です。私はミニ三脚を工夫して、どうにか良い感じに使いたいなと思っています。
ザックが重くなると三脚を置いていこうかな・・・と考え勝ちですが、軽量コンパクトな三脚なら、そういう悩みも減ります。自らの使用目的にあった三脚をもてば、さらに良い写真が撮れそうですね。
よろしければ参考にしてください。