基礎知識 撮影テクニック

撮影する前に必ず確認したいこと。忘れ物や設定ミスをなくそう。

投稿日:2019年10月23日 更新日:

先日、支笏湖へ撮影に行ったのですが、メモリーカードを忘れるという失敗をしました。

三脚を立ててカメラを設置し、フィルターを取り付け、いざカメラの電源を入れると、メモリーカードが入っていませんとの警告が。

本当に残念でした。おそらく似たような経験のある方も少なくないはずです。ということで、戒めに撮影する前に必ず確認したいことをまとめておきたいと思います。

撮影する前に確認したいこと

メモリーカードは入っているか

カメラにメモリーカードが入っていないと話になりません。

カメラがダブルスロットの場合は、2枚を同時にカメラから抜くことは少ないので、撮影現場でメモリーカードが1枚も無いと言うことは少ないでしょう。

しかし、シングルスロットのカメラは要注意です。撮影に行く前に必ず確認したいところですね。

あるいは、予備のメモリーカードをバッグに入れっぱなしにしておくのも良いでしょう。Z6は高価なXQDカードなので、予備で別途1枚用意するのも大変ですが。

ソニー SONY XQDメモリーカード 120GB QD-G120F

あるいは、PCに画像を取り込む際には、カメラからメモリーカードを抜かずに、カメラとPCをケーブルなどで繋ぐことで、画像を転送するのも防止になります。

バッテリーは大丈夫か

いざ撮影という時に、バッテリー残量が不足していることも時々あります。充電忘れですね。

特にミラーレスカメラはバッテリー消費が早いので、これも撮影前に必ず確認する必要があるでしょう。

あるいは予備バッテリーを複数用意しておけば、リスクを回避しやすくなりますし、それかモバイルバッテリーがあれば最悪充電させることも可能かと思います。

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最近は大容量のモバイルバッテリーがあるので、カメラのバッテリーくらいなら複数回充電可能です。

その他忘れやすい機材

個人的にはレリーズを忘れがち。

レリーズがなくても、カメラのタイマーを使えば問題ありませんが、30秒以上の長秒撮影となると難しいです。なので、レリーズを忘れないように、必ず確認しておきたいですね。

それからアダプター類です。ミラーレスカメラでマウントアダプターを使っている方も多いかと思いますが、これを忘れると最悪です・・・。

 

次に撮影時の設定で、ついつい忘れがちなことについて。

RAWなのか、JPEGなのか

RAWで撮影するつもりが、JPEGで撮影してしまうのも、よくあるミスです。

苦労して撮影した写真もJPEGだと、データの大部分を失っていることになります。レタッチ耐性も全然違いますからね。

カメラを常にRAWに設定しているつもりでも、なぜかJPEGに変わっていたとか、サポートにメンテナンスに出したら設定が初期化されて返ってきた、ということもあるようです。

このミスは痛過ぎるので、必ず最初に確認しておくべき。

手ブレ補正は切っているか

三脚を使用しての長秒撮影は、手ブレ補正をOFFにするのが基本です。ブレるので。ですが、これをOFFにするのをよく忘れてしまいます。本当にありがちなミス。

特にレンズ内手ぶれ補正はブレやすいです。ボディ内手ぶれ補正がどうなのかは不明ですが、やはりOFFにしておいた方が無難でしょうね。

三脚でがっちりカメラを固定していても写真がブレていたと言うのは、これが原因であることが良くあります。三脚を使う際は、忘れずに手ぶれ補正をOFFです。

 

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まとめ

本当に些細なミスですが、致命傷になります。

十分に気を付けたいところですね!


  1. mickey より:

    書かれている全てを実行しています。
    昨日もSDカードを入れ忘れていて、1時間かけて
    家まで戻りました。(1枚は入っているのですが
    設定を変えるのが面倒なので)

    玄関に全て揃えていても、積み忘れるといったことを
    しています。
    (三脚使用時に本体の手ぶれ補正では、切らなくてもぶれないようです。)

    • ワイズカメラ より:

      mickeyさん

      全てですか笑
      もう車に積みっぱなしが正解だと思っています笑

      本体の手ぶれ補正は問題ないのですね!ありがとうございます!

  2. ゼッド より:

    私はファームウェア・アップデートの時ぐらいしか、
    メモリカードを引き抜かないので、カード忘れはやらないのですが、
    手振れ補正の切り替えについては、私も時々忘れてしまいます。

    対策として、三脚利用時、手持ち風景撮影時、手持ち物撮影時、スナップ撮影時で
    ユーザーモードを切り替えることによって、手振れ補正を含む各種設定を切り替えるようになりました(U1~U3、M)。

    熊撃退スプレーと、PLフィルター忘れも、よくやるなぁ ^^;

    • ワイズカメラ より:

      ゼッドさん

      手振れ補正の切り替えは多いですよね!

      なるほど、場合に合わせてユーザーモードに割り振ると言う方法もありますね:)
      今度試してみたいと思います!

      熊撃退スプレー忘れた時は、覚悟を決めて行きます笑

  3. ゼッド より:

    手持ち「人物」撮影時と打とうとしたのですが、手持ち「物」撮影と打ってしまいました(汗

  4. keybee9400 より:

    手振れ補正はよくやっちゃいますね。何でこんなにぶれてるんだろう?風のせいか?などとブレているのに気が付いてもしばらく手振れ補正を切っていない事に気が付かないなどという事もしばしば・・・^^;)
    私もZ6を使っていますが、ボディ内手振れ補正は切り忘れていても割と大丈夫かなと感じています。レンズ内手振れ補正の様に顕著には出ない感じ。
    日が登ってから山道を歩きながらの手持ち撮影で手振れ補正を入れ忘れることもあります…。

    • ワイズカメラ より:

      keybee9400さん

      本当に手振れ補正の失敗は多いですよね・・・。
      やっぱりレンズ内手振れ補は大丈夫な感じですよね、レンズ側で切り替えができないとやや不便ですよね。
      メーカー側で三脚使用時でもレンズ内手振れ補OFFにしなくても大丈夫だとはっきり言ってくれれば良いのですが。

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