十勝地方、豊頃町にある「ハルニレの木」へ撮影に行ってきました。
ずっと行きたかったのですが、なかなか行けず。今回やっと念願叶いました:)
堂々としたその風貌。絵本に出てきそうな巨木でした。
ただ、今年の台風10号で大きな被害を受けてしまい痛々しい姿でしたね。いつまでも残って欲しい風景です。
豊頃町の「ハルニレの木」を撮影
私の住む町から「ハルニレの木」までは片道250kmあまり。
木1本の撮影にその距離はな・・・と渋っていたのですが、十勝地方が大雪ということで新雪と「ハルニレの木」が撮れるチャンスだと思い出発です。
湿った雪が道路に深く積もりスリップの危険性大。これが200km以上続くかと思うと気が遠くなります。
日が落ちた後は吹雪とアイスバーン。何台も事故っていましたね。特に、雪の降り始めは慣れていないので注意が必要です。
それで、大幅に遅れましたが無事に「ハルニレの木」に到着。
本当に大きな木でしたね。写真では全然伝わらない・・・。これは生で見ないとダメですね:)
ただ、拡大してみると幹が縦に裂けてベルトで固定されていました。痛々しいです。台風による被害だそうですが詳しい経緯はここに書いていました(参考:【台風10号・北海道被害】ハルニレ、大被害!豊頃町、幹が裂けたが、まだ頑張っている!!)。
当時はこのような光景だったようです。
よく耐えたな・・・。
樹齢150年らしいので過去にも何回か経験あるのかもしれませんね。
日の出です。あまりピカーとはなりませんでした。
その代わり低空がオレンジ色に染まり綺麗。
一面雪かと思っていましたがそこまで積っていませんでしたね。
この時期ならではの風景なので、これはこれで良いです。
時間が経つと空はオレンジ色から黄色へ。
気づくと日の丸構図ばかり・・・。「ハルニレの木」の存在感が強いので日の丸構図で撮りたくなるですよね。
昨日の雪が嘘のように晴れています。
本来ならば木の陰がもっとはっきり出るはずですが今日は控えめなようです。
こんなのはどうだろうか!?なかなかいいですね。
真冬になったらもう一度来たいと思います:)
まとめ
「ハルニレの木」はかなり痛んでいました。今年の冬は無事乗り切れるのだろうか・・・。
大雪や吹雪で倒れなければ良いのですが。
なんだか、木なのに、人に会うような気持ちでこの写真を見入ってしまいました。いろんなことあったな、きっとこの木と思いウルウル。偉大な木ですね。鳥肌モノです。
しゃべりかけたくなるような、そんな木ですね。綺麗に撮影してくれて、きっと喜んでますよ。ありがとうって。
さとさん
コメントありがとうございます!
そうですね、私も大切な人に会う時のような気持ちで撮影地に行きました:)
「初めまして」と心で思いました。
この木は150年間、自然災害でさえもありのままに受け入れてきたのでしょうね:)
懐が深いです。
ありがとうございます:)
また、会いに行きたいです!
あったかいその心が素敵だと思います。
いつまでも自然に心に寄り添って
その感受性を大事にしてください。
さとさん
ご返信ありがとうございます:)
ありがとうございます!
うまく写真に活かしていきたいと思います:)