すでに目を通した方も多いかと思いますが、別所さんのインタビュー記事がアップされていました。
参考:「人と同じ風には撮りたくない」撮影歴6年でコンテストに入賞する写真家に絶妙な光を捉えるコツを聞いてみた
特に私はこの方のことを知っている訳ではなのですが、インスタやフェイスブックなどで写真をよく目にすることがあり、一味も二味も違うすごい写真を撮影されているなと感動していました。
そして、インタビューの内容も示唆に富んでいて見習いたいなと思うことが多々ありました。
今回はこの記事を読んで思ったことを自分への戒めとして書き留めたいと思います。
別所さんのインタビュー記事が参考になった
撮影テーマ
別所さんは、「琵琶湖を中心として半径200キロ」というのを撮影テーマにしているそうです。それは人生の大半を琵琶湖の周辺で過ごしてるからとのこと。
一つのテーマを持って撮影されていたのですね。
趣味でカメラを楽しむのなら好きな物を好きなだけ撮影すれば良いのでしょうが、それでも一つテーマを定めてそれを軸に撮影をしていくというのも大切ですね。有名な写真家さんも必ず何かテーマを持っています。
テーマを追い求めて撮影を続ければ他の人にはない何か深みのようなものが生まれてくるのではと思います:)
また、どの季節が良いのか、どの時間帯が良いのか、どの天候が良いのか、被写体や撮影地についての知識も増えてくるので優位ですね。
やはりテーマを持つのは大切。
そして、テーマを決めるにしても広すぎず狭すぎずバランスが必要ですね:)
なんだか「琵琶湖を中心として半径200キロ」というのは絶妙ですね。私の「北海道の大自然を撮る」とかは広すぎだ・・・。
自分ならこう撮りたい
撮影地を探す際は、「自分ならこう撮りたいという気持ちが湧いた場所に赴くようにしている」と書かれていました。
なんかいいですよね。
未だに私は模写というか見た事のあるような写真を撮ってしまうことが多いです。
ネットなどで綺麗な写真を見たら自分も「それっぽい写真」を撮りたくなってその場所に行ってしまいます。「自分ならこう撮りたい」ではなくて。もちろん、趣味なので楽しければそれでいいんですけどね。
しかも、真似でも勉強になることは多々あります。画角の選び方、構図の取り方、光の向き、時間帯、季節、など自分では思いつかないことに気付けます。引き出しが増えますね。
失敗も少ないので撮影していて満足度が高いですし。なので、これはこれで良いです:)
ただ、ステップアップして次の一枚を撮影したい時に、これでに増やした引き出しを活かして「自分の写真を撮る」というのが中々難しい。自分のオリジナルなアイディアを上手く作れずにいます。
これも経験なんでしょうかね。色々と脚を運んで試しているうちに「自分ならこう撮る」というアイディアやインスピレーションが思いつくのだと思っています。
もう少しでブログを始めて3回目の冬がやってくるので頑張りたいです。逆に、真似してもらえるような写真を撮影したいですね!
ただ、「自分の写真」みたいなものにこだわり過ぎると、逆に楽しくなくってしまうこともあるので程々ですが・・・。
最終的にいちばん美しく
一方で、他の人と同じようにしか撮れない被写体というもの確かに存在しますね。その場合、別所さんは「最終的にいちばん美しく仕上げられよう」心がけているそうです。
何を持って「いちばん美しく」なのかは定かではありませんが、例えば細部に徹底的にこだわるというのは大切だと思います。
神は細部に宿るとよく言われていますね。他人が見ても分からなような細かな部分に悪戦苦闘する。自己満足かもしれませんがそう言った姿勢を続けていれば、いつか跳躍するのではないかと思います:)
撮影する際は、画面周辺部に余計なものが写ってないか、構図は効果的か、ピントは間違いないか、露出は適切か、白飛び黒つぶれしていないか、などなど様々に気を使います。現像する際も同様です。
それでも後で気付いて失敗したと思うことも少なくないですね。それは次に活かします。そう言ったちょっとの積み重ねが将来的に大きなものに繋がるのだと思います。
最近、私は後でトリミングすればいいやと思い大雑把に構図を作ることを度々していました。もちろん、デジタルだし高画素だし現像でのトリミングも方法の一つでしょうが、そこはこだわって注意深く出来ることは現場ですべきだなと反省しました。
HDR合成も便利でよく使いますがハーフNDとかを使って丁寧に撮影したいとも思います。
もちろん、堅苦しくなってしまってはダメでしょうが。楽しく出来るだけ細部にこだわりたいです:)
マナーや振る舞い
記事では「目の前の被写体に対する敬意を忘れずに自然や文化を大事にしたい」と書かれていましたが、カメラマンたるもの紳士に撮影したいですね。
当然、立ち入り禁止の場所には入ってはいけないですし、足元の植物なんかにも気をつけたいですね。
山での撮影では特にです。撮影させて頂いているという気持ちを常に持ちたいと思います!
本当に色々と勉強になりました:)
ちなみに、カメラはD810を使われているそうです。いいな。最近、D810安くなってますよね・・・。
まとめ
ということで、別所さんのインタビュー記事は非常に糧になりました。
参考:「人と同じ風には撮りたくない」撮影歴6年でコンテストに入賞する写真家に絶妙な光を捉えるコツを聞いてみた
特に今後は自分のオリジナルなアイディアというのを探りながら撮影していきたいと思います:)