もう来ないかと思っていた流氷。巷ではすでに梅や桜の写真を見かけます。
それでも、やっと数日前に網走に流氷接岸。観測史上もっとも遅い流氷接岸となりました。
もう遅すぎてなんだか流氷熱もすっかり冷めていましたが、流氷が来たというニュースを見るとテンションが上がるもので、早速撮影に行ってきました!
私が行ってき場所は紋別市です。ここは流氷接岸は発表されていませんが、流氷がかなり接近しています:)

結局、氷泥(ひょうでい)という流氷の出来損ない!?しかありませんでしたが、それでも壮大な景色を目にすることができました:)
ちなにみ、網走の流氷も今日(24日)にはもう離れてしまったようです!
紋別に流氷を見に行ってきた
この時期、生活道路以外は除雪されていないことが多いので、海岸へ至るルートは限られます。
それでもなんとか紋別近くの浜へ。

すごい!
海は氷で覆われています。

完全に凍っています。
でも、よく見ると流氷ではなく氷泥(ひょうでい)というシャーベット状の氷です。本格的な流氷はまだ沖に漂っているようです。
それでも、ここまでの規模の氷泥は私は初めて見ました:)
シャーベット状の氷と言っても完全に凍りついているので、乗っても踏み抜いたりはしません。氷の板になっています。


波そのままの形で凍っています!
ちなみに、1日前の同じ場所はこんな感じでした。

私が写っている写真で恐縮ですが、一晩でこの様変わりは驚きです。
見える範囲すべて氷の海:)

空の色が大げさに青いですが、特にPLフィルターなどは使っていません。真順光なので空が青々です。
別な海岸へ移動します。

ここの氷泥はそれほどではありませんでした。
ここも1日前はこのような感じでした。

これにも私が写っていてあれですが、思わず乗りたくなるほどの大きさでした。数日前に沖から漂着したようで、砂浜には2、30mおきにこれくらいの大きさの流氷がごろごろしていました。
この流氷はかなり汚れていましたが、これが綺麗な個体なら良い被写体となっていました:)

海へ近ずくと半氷の海水が広がります。
少しとろみのある感じです。

波打ち際には氷が溜まります。

見ていて飽きないですね:)
さらに移動して別な海岸へ。

ここも氷泥で本格的な流氷はまだです。
でも、流氷の欠片が漂着する瞬間に立ち会えました:)

こんな感じでやって来るのですね。
大きな個体があったので、それをND1000を使用しSS15秒くらいで撮影してみます。

なかなかイメージするような流氷はありませんが、この先数日でさらに様子が変わると思うので期待しています!
最後は最初に訪れた海岸に戻り夕日で撮影します。

幻想的ですね!
方向的に夕日は画面に入れられませんでしたが、雲が綺麗に染まってきました。

古い流氷の個体と新しい氷泥の組み合わせで撮影。
なんだかヌメヌメした生物みたいです:)
最後に紋別名物「カニの爪」。

去年の流氷の様子はこんな感じです:北海道紋別市で流氷接岸初日。撮影してきました。もう南極状態。
まとめ
諦めていた流氷ですが、まだ可能性があるかもしれません。
できれば氷脈とか見たいです!






失敗しない一眼レフカメラの三脚の選び方!4つの三脚選びで押さえるべきポイント。
NDフィルターが欲しい。NDフィルターの選び方とおすすめNDフィルター。
初めてのフルサイズ機でセンサークリーニング!センサーのゴミ・ほこりを自分で綺麗にしよう!
一眼レフカメラの購入で一緒に必要なもの!初心者がカメラとレンズ以外に揃えるものとは!?
Sigma(シグマ)14㎜F1.8Artをレビュー!Nikon(ニコン)14-24㎜F2.8と比較してみる!