ずっと撮影で行ってみたかった道北エリアに行ってきました:)
生まれてから長いこと北海道にいますが、道北エリアはこれで人生2度目です。ちなみに、1度目は学生時代に網走から稚内までの約320kmを自転車で走りました。
道民でも稚内の下の方とか何があるのか謎が多いです。とりあえず、私はサロベツ原野があることくらいしか知らないです。
ちなみに、サロベツ原野とは北海道北部に広がる湿地帯です。200平方kmもの広大な面積があるようです。
場所はここです。
ピンの打ってある場所が今回の撮影スポットで、その周囲一帯がサロベツ原野となります。
今回は、サロベツ原野そのものよりも、利尻富士の撮影を目的にして行きました。
サロベツ原野から利尻富士を望む
ひた走ること5時間弱。
やっとサロベツ原野に到着です。
海岸線や平野部には電線もないような道が数十キロ続いています。
そこそこな速度で走っていても、それを圧倒的なスピードで抜かして行く後続車・・・。すごい場所です。
そして、サロベツ原野には「サロベツ湿原センター」なるものがあり、ここでサロベツ原野について色々と知ることができます。
おかげで「泥炭」についてやたら詳しくなりました:)
1970年から2002年までの約30年間、この船!?のような機械で「泥炭(腐らずに残った草の残骸みたいなもの)」を採掘していたようです。採掘された泥炭は安価な燃料や土壌改良剤などとして流通していました。
それで結局自然が破壊されてしまい、現在は元の湿原の状態に近くなるよう自然回復への試みがなされています。
なんだか同じようなことの繰り返しですね。
湿原内には木道があります。
鳥好きの人には良いかもしれませんね。様々な小鳥をはじめ、タカやフクロウなどもいるようです。私は2,30m歩いて止めました。
それで、目的の利尻富士を見るため海岸線へ行きます。ちなみに、サロベツ原野からも利尻富士は見えますが、この日は霞んで見えませんでした。
これが利尻富士です。
すごい!予想していたよりも遥かに大きく見えて驚きました!
山肌のゴツゴツ感もたまりません。鬼ヶ島があるとしたらこんな感じだと思います。
ちなみに、利尻島は日本海に浮かぶ火山島で、その主峰は利尻岳(1721m)です。決して高い山ではありませんが、海面から一気に突き上げる様は迫力があります。
利尻昆布で有名ですね:)
夕暮れまでしばし時間があったので、適当にコーヒーを入れて待ちます。
ちなみに、海での撮影は三脚に傘ポリが本当に良いです!
三脚が海水に濡れることもないですし砂を噛むこともありません。
参考:一眼レフカメラのレインカバー(防水カバー)購入。海や山で便利。三脚の砂利対策も考えた。
操作性は落ちますがオススメです。
それでやっと夕暮れ。
空はそれほど焼けませんでしたが美しかったです:)
他の構図も色々撮ってみましたがシンプルに日の丸構図が良いと思いました。
ちなみに、上写真はND16を使用しSS1/2秒で撮影しています。
壮大に1日が終わっていこうとしています・・・。
遠かったですが来て良かったです:)
これも
すでに、以前の記事で載せた写真です。
今回の撮影とも関係ないですが、せっかく撮影したので改めてアップしておきます・・・。
これは家から10分くらいの草原に生えていた木です。
近くの湖から霧が地面を這うように溢れ出し、また草にもびっしりと朝露が付いており幻想的でした。良い写真が撮れました。
車で5時間と10分。決して時間を掛ければ良いという訳ではないのですね:)
ただ、よく見ると空の色が滑らかに変化していません。トーンジャンプを起こしています。レタッチが悪いと思い何度かやり直しましたがダメでした。
それで、元画像をよく見てみるとレタッチ前の画像からトーンジャンプを起こしていました。露出-2,0,+2で3枚撮影していたのですが、どれもです。
それでもレタッチで何かやりようがあるのか・・・撮影時にハーフNDでも使用すれば良かったのか・・・ちょっと分かりませんが、カメラでも写しきれないほど美しい朝空だったと言うことで良しとしておきます(強引)。
まとめ
初めて生で見る利尻富士はすごかったです!
今度は夕日がちょうど山の裏に沈む時期に再訪したいと思います:)
今回は稚内方面に行かれたのですね。
私も長年北海道に住んではおりますが、道北方面は名寄までしか行った事がないです(^^;
それにしても利尻富士波の写真はとても躍動感があり素晴らしいですね^^
インパクトもあり、なんだか海に引き込まれそうな迫力です!
そして砂浜で使用時の傘ポリは良い事を知りました。
今度砂浜で撮影する際には試そうと思います。
最後に一本木の写真も朝の静けさが伝わってきて仕上げも美しいと感じました^^
morinokoeさん
コメントありがとうございます!
何か用事がない限り行きませんよね:)
本当に何もありませんでした・・・。ただ、美深の方には滝がいくつかあるようなので、今度は滝巡りをしてみたいです!
ありがとうございます!
単調な海岸線だったので撮影ポイント探しに苦労しました:)
傘ポリ是非!おすすめです。
このような近場の写真も撮影してゆきたいと思いました:)
こんにちは
このあたりの道路を時速80kmくらいで走っていて
追い越されました。
追い抜いていったのは、路線バスでした。
(寝坊でもしたのか?)
泥炭は、石狩から空知地方にかけて100m以上の深さで
堆積していますね。今でも泥炭を採取して乾燥させ
観葉植物の土の代替えに使っていますね。(ピートモス)
写真が小さいので、判別できませんが草に付いたつゆ?
いいかんじですね。
どんな撮像センサーも人間の眼には勝てませんね。
mickeyさん
コメントありがとうございます:)
路線バスに・・・あの周囲の人はスピードに対して麻痺しているのでしょうね笑
ピートモスは前から知っていましたが、それが泥炭からできていたのは初めて知りました。
石狩の方の道路が凸凹しているのは泥炭のせいだと聞いたことがあります:)
はい、つゆがキラキラ綺麗でした。この時は広角で撮影していましたが、標準や望遠で被写界深度を浅くして手前をつゆで玉ボケさせても良いなと思いました:)今度試してみようと思います!
人間の目は本当にすごいですね。デジタルはまだまだ敵いません。
三脚に傘ポリはいいですね。
私も真似してみようと思います。
まつもりさん
コメントありがとうございます!
若干操作性が落ちますが、三脚が痛まないので良いです:)
是非、試してみてください:)
道北は私は6回は行ってますので私の方が詳しいかもですね(笑)。利尻はどこから見てもいい山ですよ。ただやはり遠いですからいい撮影スポットを見つけるのは大変ですね。オトンルイの風車と利尻をセットに撮れる場所もあるみたいですが分かりませんでした。超望遠が必要なのかもしれません。
いつも北海道に行くとみんな車が飛ばしまくりでどうなってるんだと
思うのですが、道内でも事情は多少違うのでしょうか。そんな私が唯一警察に捕まったのが北海道でのスピード違反です。理不尽な話というか・・
地元の人は要領がいいのでしょうか、やはり地の利は大きいですね。
私はもっぱらLightroomでレタッチしますが、NX-Dでいじったら
ニコンのピクチャーコントロール反映されますから、フラットで撮影して
NX-Dでいろいろやってみるのが一番破綻を起こさないようには思いますが。
Labattさん
コメントありがとうございます!
6回も行かれているのですね・・・。それは間違いなく私よりも詳しいです笑
オトンルイの風車と利尻の写真はどこかで見かけました。綺麗でしたが難しそうな写真でしたね:)
北海道でスピード違反ですか・・・、北海道の場合スピード違反で捕まると大幅な速度超過で大事に至ることもありますが・・・。
地元民は大体分かっているようですね笑。私も自分の地元なら捕まりません:)
やはり純正のソフトなら少し違うのかもしれませんね。
場合によって使い分けてみるのも良いかもしれません!
ありがとうございます:)
傘ポリを使ってる人が他にもいるんですね(笑)。
ホームセンターで買うと100枚位の束で売っているので
使いきれません。
私はポリの固定に、ホテルのアメニティグッズのカラフルな
ヘアバンドを頂戴して使っています。
やまっちさん
コメントありがとうございます:)
やまっちさんもでしたか笑
本当に安いし使い勝手良いですよね!
なるほど、ヘアバンド良いですね、私も真似させて頂きます:)
写真から気持ちの良さそうな雰囲気と雄大さが伝わってきます。お疲れ様です!
僕は6年前くらいかな、北海道で過ごした最後の夏に利尻島・礼文島を訪れましたが、素晴らしかったですよ。快晴に恵まれたこともあったのですが海はどこまでも透ける青で、利尻富士は雄大で、夕方は町のお祭りをやっていて、夜は天の川がばっちり見れて。もし機会があれば是非、鬼ヶ島じゃなかった利尻島にも上陸してみてください♪
TSさん
コメントありがとうございます:)
ありがとうございます!
TSさんは利尻・礼文に行かれたのですね!羨ましいです・・・:)
海も夜空も綺麗なのですね。私も一度は訪れてみたいです!
見た目は鬼ヶ島ですが、中身は桃源郷!?天国!?みたいですね:)