テクニック全般 撮影テクニック 雑談

一眼レフを使い込んでわかった私が勘違いしていたことと改めて思ったこと。

投稿日:2015年6月9日 更新日:

すでに私もそこそこ一眼レフカメラを使い込んできました。

一眼レフを手にして間もない頃や持つ前と比べると、一眼レフに対する考え方や感じ方だいぶ変わってきました。

そこで、一眼レフを使い込んでわかった、私が勘違いしていたことや、改めて思ったことについて書いてみたいと思います。

一眼レフを使えば綺麗な写真が撮れる

スクリーンショット 2015-06-09 21.18.04
「一眼レフを使えば綺麗な写真が撮れる」。まず、これが最初に勘違いしていたことです。

私が初めて一眼レフを購入したその日、「これで雑誌に載っているようなあんな写真やこんな写真が撮影できるなー」とか恥ずかしながら思っていました。

しかしながら、一眼レフを所有している方ならもう分かっているかと思いますが、すぐには綺麗な写真は撮れません。

初めてD7000で撮影した写真を見て、「いや・・・コンデジと変わらんな・・・」と非常にがっかりしました。「一眼レフってこんなもん!?」。一眼レフへの期待が大きかっただけあってショックも大きく、その後しばらく一眼レフを放置してしまいました。もう少しで売りに出してしまうところでした。

やはり、それなりに使い方が分からないと綺麗な写真は撮影できません。

ただ、そのぶん一眼レフのポテンシャルは高いです。ちゃんと使い方が分かってくれば、自分でもはっとするような綺麗な写真が撮影できます。また、そんな写真を褒めてもらえればものすごく嬉しいものです。

綺麗な場所に行けば綺麗な写真が撮れる

スクリーンショット 2015-06-09 21.22.35
「綺麗な場所に行けば綺麗な写真が撮れる」。これも私の勘違いでした。

私は綺麗な風景の写真を見て、「そりゃー、あんな綺麗な場所で撮影すれば、誰でも綺麗な写真撮れるわー」とかよく思っていました。

でも、それが撮れないのです。

確かに、綺麗な場所に行けば「それなりに綺麗な写真」は撮影できます。でも、それだけでは「それなり」の域を出ることはありません。Facebookで友達から普段より多く「いいね!」を押してもらえるくらいです。

人の目を引くような本当に綺麗な写真は、綿密な計画の上に成り立っているものなのだと、一眼レフを使い込んでわかるようになりました。

撮影する時間帯は・・・、太陽はどの方向にあるか・・・、使うレンズは・・・、露出をどうするか・・・、構図は何がベストか・・・等々、綺麗な写真を撮影するにはあらゆる手間がかかるのです。

それが難しい。

私はだいたい撮影の帰り道は悔しく思いながら運転しています。

だからこそ、うまく綺麗な写真を撮影できた時の喜びは大きいです。もちろん、一眼レフは綺麗な写真を撮影するだけが全てじゃないですけどね。楽しめればそれはそれでいいです。

お金は最初だけ

スクリーンショット 2015-06-09 21.20.22
一眼レフとレンズは高価です。でも、「最初にお金は掛かるけれど、一度買ってしまえばずっと何年も同じものを使えるし」と思っていました。

それは考えが甘かったようです。もうすでにD7000からD7200に買い替えたし、レンズも4本増えました。

やはり、一眼レフを使い込んでそこそこカメラに詳しくなると、新しいカメラが発売されて、ノイズ耐性が向上された・・・とか、AFの食らいつきが良くなった・・・とか、バファーが増えて連写性能が・・・とか聞くと振り返らずには居られないのです。そして、フルサイズへの可能性だってあります。

また、三脚は三つ買うと言われています。

そして、世にも恐ろしいレンズ沼が待ち構えています。解像感が・・・とか、AF性能が・・・とか、逆光耐性が・・・とか、ボケ具合が・・・とか切りがありません。

でも、そう言いながらにやにやしながらカメラ屋さんで新しいカメラやレンズを眺めてますけどね。

一眼レフに対する周りの関心

スクリーンショット 2015-06-09 21.15.53

私の周囲の人は一眼レフに対して関心が薄いようです。

「綺麗な写真が撮れた」とか言って写真を見せても、「ふーーーん」と非常に淡白です。
あるいは、「すごいー、綺麗な写真だねー」と褒めてもらえても、「アプリ何使ってるの??」と聞かれたりします。「スマホで撮ったんじゃないんだ」というと、「あっ。そなんだー・・・」という感じです。
「あれ!?温度差すごくないか」と思います。

どうやら写真にそこまで興味がある人は多くはないようです。また、写真が好きな人でも一眼レフに興味があるとも限りません。

時々そういう状況が寂しくなります。

それでも、一眼レフ好きの人が集まると盛り上がって楽しいことこのうえないです。

 

以上が、一眼レフを使い込んでわかった、私が勘違いしていたことや改めて思ったことです。皆さんの中にも私と同じようなことを思った方がいるかもしれませんね。

まとめ

スポンサーリンク

一眼レフに関して勘違いしていたことも多々あるし、改めて思うようになった事も多々あります。

最初の考えは的外れでしたが、それでも一眼レフを始めて良かったと思っています。カメラ生活は楽しいです。


  1. Soomin より:

    あの人… Wiseさん?
    ポーズ… 熱心に撮ってるね-.-;;

    • ワイズカメラ より:

      Soominさん

      こんにちは:)

      これは私ではありませんよ笑
      これはフリー素材です:)

  2. Soomin より:

    青色、感動だ...
    とても静かで清らに心が動く色でした。見せてくれてありがとうございます。青色には言葉で説明ができない魂がこもってます。

    • ワイズカメラ より:

      Soominさん

      コメントありがとうございます:)

      青色は私の好きな色です。
      空、湖、海・・・自然は青色で満ちています:)

comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

関連記事

ホワイトバランス比較図

一眼レフカメラのホワイトバランスを変えて見違える写真に。

なんだか分かるようで分からないホワイトバランス。 そんなあやふやなホワイトバランスですが、これは写真の印象を大きく左右する要素で重要です。 ホワイトバランスによって写真の印象が変わる 光の色は場所や時 …

空気感、抜け感、ねむい等々、写真界のあやふやな言い回しは何を意味しているのか。

写真を趣味にしていると、例えば「この写真は抜けが良い」なんて言葉、何度も耳にしたことはあるのではないでしょうか。 私も耳にするし使います。 しかし、どういう意味か具体的に説明してと言われれば、感覚的に …

現像を極める書籍「デジタル写真の色を極める!」を読んでの感想。読んでよかった!

読了時間3分 前に、RAW現像してますか?何となく現像していませんか?現像を極める書籍買いました。という記事を書いたのですが、書籍を読み終えたので感想を書いてみたいと思います。 とりあえず読んでよかっ …

広角レンズは使う場面を見極めれば最強!広角レンズの上手な使い方!

写真は引き算と言われる中、それに反するような性質を持つ広角レンズ。 なので、よく使いこなすのが難しいと言われることがあります。 「広角レンズで撮影するとただ単に広いだけの写真になってしまう、やっぱり広 …

12、1、2月(ブログ63ヶ月まで)の振り返り。今冬に撮った写真たち!

早いもので今年も3月を迎えました。 北海道ではまだまだ冬ですが、少しづつ日が長くなり、また日射しが少しづつ強くなっています。冬の終わりの気配を感じる。 ということで、12、1、2月(ブログ63ヶ月まで …

About_me_web_site_name

このブログを運用しているWiseCameraです。北海道の田舎在住、写真と山が好き。まだまだ経験や知識を浅いですがコツコツをカメラ勉強中ですので、よろしくお願いします:)
サブブログ(カメラク)も運営しております。

このサイトについて

一眼レフカメラ・写真初心者のカメラブログ[ワイズカメラ]はamazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。