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「Lightroom 5・6」の使い方がわからない。そんな時「Lightroom 5 プロフェッショナルの教科書」がとても良い。

投稿日:2015年5月4日 更新日:

今、私はAdobeのLightroomの30日間無償体験をしています。無償期間が終わってもそのまま使い続ける予定です。

実は、以前にも30日間無償体験をしたことがあり、これで2回目です。

この手のソフトを初めて使った方は、操作方法がイマイチわからないと思います。

私も、1回目の無償体験では殆ど使い方がわからないまま終わりました。そして、今回の2回目でもわかっていませんでした。

ただ、1回目の反省を踏まえてこの本を購入し読みました。それで、ちゃんと「Lightroom」を使えるようになってきました。この本がとても良かったので個人的に思ったことを書きます。

Photoshop Lightroom 5 プロフェッショナルの教科書 思い通りの写真に仕上げる現像の技術

追記:この商品には最新版があります。

Photoshop Lightroom CC/6 プロフェッショナルの教科書 思い通りの写真に仕上げるRAW現像の技術

この本を購入した経緯

1回目の30日間無償体験

1回目に30日間無償体験をした際は、「Lightroom」の使い方が全くわかりませんでした。とりあえず、いじっていくうちに分かるようになると思っていましたが、ダメでした。

まず、「カタログ」というシステムから躓きました。

そして、「白レベル」と「ハイライト」、あるいは「自然な彩度」と「彩度」の違いや、ノイズ軽減における「輝度」「ディテール」「コントラスト」の意味など、わからないことだらけで思う様に使うことができませんでした。

せっかく高機能な現像ソフトを使っているのに、ちゃんと使いこなせないのはもったいないです。

そして、上手く現像できるようになりたい。

それでまず、そもそも現像について知ろうと思い購入したのが、以前にもご紹介した「デジタル写真の色を極める!」です。

「デジタル写真の色を極める!」

以前、この本が良かったという記事を書きました。
参照:現像を極める書籍「デジタル写真の色を極める!」を読んでの感想。読んでよかった!

デジタル写真の色を極める! 「写真の学校」 (「写真の学校」の教科書)

この本は大変良いものでした。レタッチ(現像)について背景的な知識や基礎が身に付きました。ただ、この本は特定の現像ソフトの使い方を解説しているわけではありません。

なので、「Lightroom」のような現像ソフトをちゃんと使うには別途マニュアルが必要だと思いました。

ちなみに、1回目の30日間無償体験の時はネットで使い方を調べていましたが、断片的な知識ばかりでイマイチ身に付きませんでした。やはり、知識が1冊にまとまった本が必要だと感じました。

そこで、今回購入したのが「Photoshop Lightroom 5 プロフェッショナルの教科書 思い通りの写真に仕上げる現像の技術」です。

「Photoshop Lightroom 5 プロフェッショナルの教科書 思い通りの写真に仕上げる現像の技術」

Photoshop Lightroom 5 プロフェッショナルの教科書 思い通りの写真に仕上げる現像の技術

内容について

Photoshop Lightroom 5 プロフェッショナルの教科書 思い通りの写真に仕上げる現像の技術

結構厚いです。前半分は「Lightroom」の各ツールの使い方などの解説で、後半分がケーススタディを交えた実践的知識です。

前半分の各ツールの使い方の解説だけでも、かなりの分量がありました。これをいちいちネットで調べていたら膨大な時間が掛かるし、調べきれないと思います。

また、サンプル画像が多様され、かなり丁寧に解説されています。とても分かりやすかったです。

後半のケーススタディはこんな感じです。
FullSizeRender
様々な状況での現像のポイントを教えてくれます。

おまけでCD-ROMも付属しています。
IMG_6790
内容に分量があったので、読むのに少し時間が掛かりました。

良かったことろ

幅広く解説され、またそれが丁寧で分かりやすいところです。

「Lightroom」の各ツールの意味や使い方が一通り解説されています。それが丁寧で頭にすっと入ってきます。

「Lightroom」でこんなこともできるのだと驚きました。自分でいじって覚えるだけでは、なかなかここまで分からないです。

そして、後半のケーススタディで実際に手を動かすことができるので、今後自分の写真にも活かせそうです。

また、現像の際にこれを手許に置いておけば、どのツールを使えば良いのか分からない時に、辞書的に使うことも可能です。頼りになります。

総合して私は内容全体に満足しています。せっかく高機能な現像ソフトを使うのだから、ちゃんと使いこなしたいものです。この本は役に立ちます。買って損はなかったです。

ちなみに、この本は「Lightroom 6」でも基本的に使えると思います。

まとめ

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「Lightroom」をこれから初めて使う人、また、もう使っているけどイマイチ使い方が分からない人などに、この本は役立つと思います。

Photoshop Lightroom 5 プロフェッショナルの教科書 思い通りの写真に仕上げる現像の技術

追記:この商品には最新版があります。

Photoshop Lightroom CC/6 プロフェッショナルの教科書 思い通りの写真に仕上げるRAW現像の技術


  1. つばっち より:

    初めまして
    標準ズームレンズのタムロンとシグマでどちらがいいか調べていて、こちらにたどり着きました。

    読み手にわかりやすいように写真が添えてあって非常にわかりやすいです。タムロンにしようと思っていたのですが、読んでいてシグマにしようかなーと考えています。近いうちにビックカメラにでも行って試し撮りをしたいと思っています。これからもよろしく御願いいたします。

    ps. 北海道にお住いのようですね。私も北海道出身です。今は神奈川在住ですが。。。室蘭に住んでいたことがあったので、室蘭本線という言葉にびびっときました!

    • カメラ初心者 より:

      つばっちさん

      コメントありがとうございます。
      参考にしていただけたようでとても良かったです!つばっちさんにピッタシのレンズが見つかればいいですね。

      室蘭に住まわれていたんですね、工場が綺麗だったと記憶しています。
      これからも北海道の写真を載せていくので、こちらこそ宜しくお願いします:)

  2. より:

     今日、紀伊國屋でLR5の解説本を買いに行ったのですが、この本を含めて6種類の本がありました。
    ざっと立ち読みしましたが、この「Lightroom 5 プロフェッショナルの教科書」が一番わかりやすかったです。
    ただ、お、重い。そこで電子本になっていないか調べましたが、電子本になってないんですね。ザンネン。
    なのでもうちょっと悩んでみます(笑)

    • カメラ初心者 より:

      つさん

      コメントありがとうございます。
      確かに重いです笑。でも、内容はとてもいいですよね。
      私は現像する時だけパソコンの横に置いて、気になった時にだけパラパラ開いています。

  3. mickey より:

    何時も参考にさせて頂いております。
    Lightroom5の本を買いました。
    今までPhotoshopを使っていたので、使っているうちに分かるだろうと
    タカをくくっていましたが、全然思ったように現像出来なくて
    本を読んで分かりました。
    こんな小さなスイッチがあちこちに有るなんて・・・・・
    値段以上の情報がありました。(わたしには)
    青い池の写真のリベンジに燃えていたので、ケント白石さんの情報も
    とても参考にさせて頂きました。ありがとう御座います。

    • カメラ初心者 より:

      mickeyさん

      コメントありがとうございます。
      私も使っていくうちにわかるだろうと思っていたんですがダメでした笑
      Lightroomは奥が深く使うのが大変ですが、うまく使えた時の写真の可能性がそれだけ広がるということなので、いつもワクワクしながら現像しています:)

      青い池も撮影されてるんですね。青い時の「青い池」に遭遇するのもなかなか難しいですよね。私もリベンジしたいと思っています。

      これからもよろしくお願いします:)

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