だいたい一眼レフカメラを購入する時はキットレンズを買うという方が多いかと思います。
そして、それに使い慣れてくると次に別のレンズが欲しくなるものです。
そこで、どのレンズにするか悩みます。その際の検討材料は人それぞれだと思いますが、価格も大事なポイントです。
私もそうでしたが、一眼レフカメラ初心者の頃は数万円や十数万円もするレンズなんてなかなか手が出ません。
参考:中古D7000からレンズ7本カメラ2台を買っていた!この1年間のカメラとレンズ遍歴を振り返る!
もちろん、初心者には安いレンズが良いという訳ではありませんし、中には将来を見越して最初から高価なレンズを購入する方もいるかと思います。
でも、安く買えるに越したことはないです。そこで、3万円台以下で買える安いおすすめレンズをまとめてみました(価格は変動するのでご注意ください)!
全て私が使った訳ではありませんが、価格やスペックなど参考に比較してみました:)
一眼レフカメラ初心者におすすめ3万円台以下の安いレンズ
各種レンズをそれぞれまとめて書きます!
単焦点レンズ
単焦点レンズは気軽に綺麗な写真を撮りたいという人におすすめです。
ズームできないという欠点もありますが、一眼レフカメラらしいボカした写真を簡単に撮影できるし画質も綺麗です。
また、軽くてコンパクトなので散歩や街を歩きながらスナップを撮ったりなどと使い勝手良好です。
それでまず、おすすめはこれです。
Nikon 単焦点レンズ AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G ニコンDXフォーマット専用
焦点距離35㎜、F1.8です。重さ約200gで軽いです。そして、2万円台で安い。とりあえず単焦点レンズと言えばこれだと思います。このレンズだと簡単にふわっとボカせます。
ちなみに、このレンズはD3300やD5500などのAPS-C機専用で、D610やD750などのフルサイズ機対応ではありません。
焦点距離35㎜はAPS-C機では肉眼と同じような見え方になります。なので、使いやすくスナップ写真などには丁度良いです。また、以下にご紹介するニコン40㎜マクロレンズとどちらにするか検討の余地はあります。
次はこれです。
Nikon 単焦点レンズ AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G フルサイズ対応 AF-S 50/1.8G
焦点距離50㎜、F1.8です。重さ約185gと非常に軽くコンパクトです。価格も2万円前後で格安です。
しかも、このレンズはフルサイズ対応です。なので、今後カメラを買い換えるかもしれないという人も安心です。
D3300やD5500などのAPS-C機で使えば、中望遠域のレンズとなります。なので、見える範囲が結構狭くなります(もしかしたら室内等では撮影しにくいかもしれません)。その分、35㎜単焦点レンズよりも風景の部分を切り取って撮影するという感覚がやや強まります。ポートレートなんかには良いと言われています。
また、これも以下にご紹介する60㎜マクロレンズとどちらにするか検討の余地があります。被写体に接写したいのなら60㎜マクロレンズで、特に接写しないのなら50㎜F1.8ですかね。
高倍率ズームレンズ
レンズをいちいち交換するのが面倒な人には高倍率ズームレンズがおすすめ。旅行とか登山でも便利です。
一本で広角から望遠まで対応できます。
TAMRON 高倍率ズームレンズ 18-200mm F3.5-6.3 DiII VC ニコン用 APS-C専用 B018N
焦点距離18㎜の広角から200㎜までの望遠まで対応しています。そして、約400gでこの手のレンズにしては軽めです。値段も3万円前後で安いです。
このレンズは手振れ補正も付いているし、AFが早くなる超音波モーターというものも搭載されています。
そして、もう少しズームしたいのなら3万円台ではこのレンズがあります。
SIGMA 高倍率ズームレンズ 18-250mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM ニコン用 APS-C専用 883553
焦点距離18−250㎜をカバーしています。重さは約470gで手振れ補正や超音波モーターを搭載しています。価格は3万円台後半くらいです。
200㎜と250㎜ではそこまで違いは出ないように感じますが、被写体に近ずけない場面では重宝するかもしれません。
ちなみに、高倍率ズームレンズは他にも種類が豊富です。焦点距離18ー300㎜までのレンズもありますが価格は高めです。
個人的にはSIGMA 高倍率ズームレンズ Contemporary 18-200mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM ニコン用 APS-Cサイズ 885557が気になっています。一体どんな写りをするのだろう・・・。
望遠ズームレンズ
公園で遊ぶ子供を撮影したりなどと、あると重宝するのが望遠レンズです。また、風景を撮影しても面白いです。
まず、シグマには格安の望遠レンズがあります。
SIGMA 望遠ズームレンズ APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO ニコン用 フルサイズ対応 508555
焦点距離70ー300㎜です。とても安く2万円を切ることもあります。ただ、手ぶれ補正や超音波モーターが付いていないのが難です。三脚が必要になるかもしれません。
あと、このレンズはフルサイズ対応です。APS-C機で使用すれば450㎜相当の望遠なので結構寄れます。
また、手振れ補正や超音波モーターが付いている3万円台の望遠ズームレンズもあります。
TAMRON 望遠ズームレンズ SP 70-300mm F4-5.6 Di VC USD ニコン用 フルサイズ対応 A005N
焦点距離70−300㎜で手振れ補正も超音波モーターも搭載されています。なので、しっかり構えれば手持ちでも撮影できます。フルサイズにも対応しています。これで3万円台半ばくらいです。
私はこのレンズを使っていますがなかなか良いです。
標準ズームレンズ
一番無難なズーム域のレンズです。何かと使用頻度が高いです。
安い標準ズームレンズは何本かありますが、その中でも下のレンズは安いです。
TAMRON 大口径標準ズームレンズ SP AF17-50mm F2.8 XR DiII ニコン用 APS-C専用 A16NII
焦点距離17−50㎜、F2.8です。ズーム域全体を通してF2.8で使用できて、価格は2万円ちょっとです。明るいズームレンズですね。手振れ補正などは付いていませんが破格な安さです。
手振れ補正や超音波モーターが搭載されたものが良いのなら次のレンズがあります。
SIGMA 標準ズームレンズ 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM ニコン用 APS-C専用 583552
先のレンズと同じで焦点距離17−50㎜のズーム域通してF2.8で使用可能です。明るいレンズでボケが綺麗に作れます。
これには手振れ補正や超音波モーターが搭載されています。手ぶれし難くAFもサクサクです。これで3万円前後なのでコスパは抜群です。
もう少しズームしたいのならこれです。
SIGMA 標準ズームレンズ Contemporary 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM ニコン用 APS-C専用 884550
これは焦点距離17ー70㎜まで使用できます。通しではありませんが解放F値はF2.8です。手振れ補正や超音波モーター搭載です。
マクロっぽい撮影もできたりと面白そうなレンズです。これで3万円台半ばくらいです。
超広角ズームレンズ
超広角ズームレンズはキットレンズでは体験できない圧倒的な遠近感を味わえます。一度使えばその魅力に引き込まれます。風景などにはぴったしです。
ただし、超広角ズームレンズはどれも価格が高めです。そんな中でも3万円台で購入できるのはこれのレンズです。
TAMRON 超広角ズームレンズ SP AF10-24mm F3.5-4.5 DiII ニコン用 APS-C専用 B001NII
焦点距離10−24㎜でかなり広く写すことができます。これをカメラに装着してファインダーを覗けば世界が広がります。
手ぶれ補正や超音波モーターは搭載されていませんが、3万円台でぎりぎり購入できます。とりあえず超広角域を使ってみたいのなら良いかもしれません。
3万円台はオーバーしますが、私はSIGMA 超広角ズームレンズ 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM ニコン用 APS-C専用 203559を使っていました。フィルターは使えませんが、ものすご画角の広さで良いレンズでした。
マクロレンズ
被写体に接近して撮影することができるマクロレンズ。芸術作品のような写真を撮影できます。
銘玉と呼ばれるレンズも3万円台で購入可能です。
TAMRON 単焦点マクロレンズ SP AF90mm F2.8 Di MACRO 1:1 ニコン用 フルサイズ対応 272ENII
焦点距離90㎜のマクロレンズです。手振れ補正も超音波モーターも搭載されていませんが、通称タムキュウと呼ばれる銘玉です。
このレンズはフルサイズ対応でカメラを買い替えても使用できます。これが3万円前後で購入できます。ちなみに、手振れ補正や超音波モーターが搭載された新モデルもありますが価格は高めです。
TAMRON 単焦点マクロレンズ SP AF60mm F2 DiII MACRO 1:1 ニコン用 APS-C専用 G005NII
これは60㎜のマクロレンズです。これも手振れ補正などは非搭載ですが3万円少しで購入できます。フルサイズには対応していません。
中望遠くらいの画角なので人物の撮影にも良さそうです。
最後はこれです。
Nikon 単焦点マイクロレンズ AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G ニコンDXフォーマット専用
40㎜のマクロレンズです。手振れ補正は付いていませんが、超音波モーターは搭載されています。これで2万円台なので安いです。
焦点距離40㎜なので気軽にスナップ写真なども楽しめそうです。
35㎜F1.8と40㎜マクロ、どちらにするか悩む方もいるかもしれませんね。料理、小物、人物などを接近して撮影したいのなら、40㎜マクロの方が良いかと思います。
まとめ
ということで3万円台以下で購入できる安いレンズをまとめてみました。探せばまだたくさんあるかと思います。
高級レンズには劣るでしょうが、それでも十分楽しめるし素晴らしい写真は撮影できます。安いのは助かりますね:)
50mm単はお子さんの室内撮りだと結構厳しいみたいですよ!
僕も子供のことも考えて50mm単を考えましたが、いろいろ調べるとどうやら60mmマイクロが撮りやすいだとか…(3万ははるかに超えますが)。
タムロンでも60mmが出ているのでぜひそのあたりも世のお父さん方には検討していただきたいですね:)
ちなみに純正60mmはAF爆速だそうです。
まあ、24-70mm VRに比べればそんなことはないと思いますが。笑
【週末写真家】さん
コメントありがとうございます:)
なるほど、私はタムロン60㎜マクロも使っていますが、子供の室内撮影にはぴったしですね。特に赤ちゃんは撮影しやすかったです。その辺り追記させて頂きました!
純正60㎜マクロも体感してみたいです!
三万円前後だとタムキューは外せないですよね。
272EP型をKマウントで愛用しています!
他ではペンタ純正16-50 F2.8はハマればガッツポーズものですがいろいろクセが強いのでサードの17-50 F2.8が気になります。
ヤマヒロさん
コメントありがとうございます!
タムキュウは私も何回か借りて使ったことがありますが本当よいレンズですよね:)
sigma17−50㎜F2.8もなかなかいい感じですよ!逆光は弱いですが他は不満はなかったです。
続けて投稿申し訳ないです。
室内でこども撮りでしたら、レンズ云々よりスピードライト購入され天井フラッシュか、後壁フラッシュがやっぱ最強かと思いますよ。
私も8年程前まだD40のころですが、SB600というアンバランスもはなはなだしい、フラッシュ買っていまだに使っています。d7000以上ならリモートで発光できますんでさらに便利です。
こども撮りには、屋外でも昼間の帽子の影や、日光が強い時に顔にどうしても出てしまう影の除去、曇りの日だけどパッチリ写したいなどのハイスピードシンクロ用に利用など使い道わんさかでおすすめです。
それと、デジイチが流行ってましてあっちもこっちも持ってらっしゃるが、さすがに昼間からハイスピードシンクロのためがっつりスピードライト装備していると、俺様はにわかデジイチ所有者じゃないぞーと自己満足に浸れますよ・・・。
らきゅさん
再びコメントありがとうございます!
やはり室内撮影でしたら、スピードライトが最強なんですね。
昼間の撮影にも使えるのですね・・・。確かにあれがあるとかなり撮影の幅が広がりそうです:)
私も買おうと思っているのですが、なかなか手が出ずにいます。とりあえず、中華製の安いので試してみようかと思っています。
カメラにスピードライトが付いていると見た目にインパクトありますもんね笑
あれをつけていると気分も良さそうです:)
これからもどうぞ当ブログを宜しくお願いします!