今月でブログを始めて6年が経ちました。よく6年間もしぶとく続いているなと思います。
当ブログ「Wise Camera」は6年間で約1700万PVものアクセスを頂きました。ただただありがたいです。
と言うことで、これまでを簡単に振り返り、7年目に向けて一歩を踏み出したいと思います。
ブログを通して色々体験できた
今年は有難いことにケンコー・トキナーさんのアンバサダーとして活動させて頂くことになりました。
また、他にも色々と声をかけて頂き、商品を提供して頂いたり、原稿料を頂いたりする機会が多かったです。本当にありがたい限り。
これもブログを長く続けてきたからだと思います。
とは言うものの、正直なところ、商品を頂いたり、原稿料を頂くと、悪いことは書きにくいという心理が働きます。不思議なものです。
ですが、ステマや八百長はしないと決めているので、正直に思ったことはそのまま書いていきます。
今後とも、この辺は気を引き締めていきたと思います。
6年経ってやっとスタート地点!?
ブログを初めて丸6年、つまり本格的に写真を初めて6年が経ちました。これでやっとスタート地点に立てたのかなと思っています。
それは定番への執着がそれほどなくなり、SNSでの受けも気にならなくなり、ひたすた自分受けを求めるようになってきたからです。
思い出すと写真を初めて初期の頃は、有名な撮影スポットに足が向き、いわゆる定番構図ばかりを撮影して楽しんでいました。
もちろん、定番構図を撮るのも難しいです。気象条件などのタイミングを掴むチャンスも少なく、また技術的にも難しいことがあります。しかも、定番は受けが良いです。SNSでも伸びやすい。
しかし、「これは意味があるのかな」と個人的に思うようになりました。別に私が撮らなくても、誰かが撮影しています。私じゃなくても良いわけです。すでに数多くある写真を撮影することに意味を感じにくくなってきました。
そう考えていると何だか撮影に行かなくても良いかなという思いが湧き起こってきます。無理して早起きして、長時間運転しなくても、布団の中で寝てれば幸せです。それで写欲が減退することもありました。
では、自分の写真の背景は何か!?
自分の写真の背景は、まず地元である北海道の自然風景を撮ることが第一です。なので、道外や海外の写真を撮りたい欲は皆無。北アなどに行ってみたいとの思いはありますが、それは写真を撮りたいのではく、単純に見てみたいだけです。北海道以外の風景を撮っても、自分の写真のコンテキストに合いません。
それから、自分が見て感動したもの、自分の視点を通したものを記録に残したいとの思いがあり、これが原動力になっています。
例えば、何時間もかけて山道を歩いて見る光景。息を呑む光景とは正にこのことです。
誰でも撮影に行ける訳ではありませんし、こうした自分の心が動いた光景を写真に残したいです。
あるいは、ふと目に止まったもの。
自分がハッとしたものを撮影したいです。
こうした写真であれば、自分が撮影する意味を感じられます。つまり自分受けが良いわけです。
定番スポットも良いですし好きですが、これからはそれに縛られずに自分が見て感動したもの、自分の視点を通したものを撮影し、写真に自分なりの意味を与えていきたいと思います。
また、SNSの受けも気ならなくなりました。もちろん、評価されると嬉しいのは確かです。ですが、それを目的とはしなくなりました。
SNSは写真を公表する場である以上、多くの共感を産むことが一つの成功なのかもしれません。しかし、SNSの評価は意外に単純な要素で左右されます。写真のインパクトや見栄え、キャッチーなキャプション、投稿するタイミング、タグの数、SNSでの人付き合いなどなど。つまり、深いところで評価されない場合も多いと思うようになりました(もちろん、それも難しいことかもしれませんね)。
なので、SNSでの受けもそれほど気になりません。ひたすら自分受けを気にしたいです。
以上のことで、これでやっとスタート地点に立てたのかなと思っています。
7年目の方向性
2020年はコロナの影響もあり、写活がかなり少なかったです。2021年はもう少し活発に動き回りたいところ。
それで以前も書きましたが、私は特にフォトコンで入賞したいとか、写真にまつわる何かで有名になりたいみたいな願望も強くありません(それに足る実力もありませんが)。
なので、このまま気ままに写活を続けていくのみです。
思いの向くまま、広い北海道の大地を駆け回り、自分受けを目指して、大自然にカメラを向けて行きます。
ということで、SNSもやっているので宜しければフォローしてくださいませ。
まとめ
6年間、wise Cameraをありがとうございました!
どうぞ、7年目もよろしくお願いします!
実は最近、記録写真や記念写真から抜け出せたように
感じています。今まで素晴らしい景色を見たときに感動して
夢中でシャッターを切っていましたが、最近その感動を
どのように表現しようか考えながらシャッターを切るように
なってきました。感動した自分とそれを冷静に処理しようとする
自分を気持ちの中に同居出来るようになってきました。
それだけのことに、5年も費やすとは思ってもみませんでした。
mickeyさん
自分の感動を一旦押さえて飲み込み、表現するということですね。
写真は奥が深いです!自分の6年かかりました笑
6周年おめでとうございます。私は確か4年くらいはこちらにお世話になっているかと思います。こちらのブログを参考にずいぶん散財をしました。特にケンコーのフィルターを無くしたり割ったりしまして・・・。ケンコー本社の社長室の窓ガラス1枚はたぶん私の浪費によって得た収入で購入されているはずです。
そうですね、私も定番スポットにはほとんど行かなくなりましたね。1番の理由は人が多いからです。3時間も4時間も場所取りして一番いい構図で撮るみたいな話を聞くと、私には真似できないそれはそれで努力だと思いますが、今の私は自分の足で歩いてその時そのタイミングの被写体を見つけるのが楽しいですね。それが空振りに終わっても苦痛ではないです。次への布石だと捉えます。
こう言っては何ですが、多くの人は人の写真を見て「イイね」と思うのでなく「ここ知ってる」、「ここ自分も撮った」だから「イイね」になるのです。どこで撮ったか何を撮ったか分からない写真には共感してくれません。はっきり言って写真を見る力も必要ですね。プロはそれ言っちゃうとダメなんでしょうけど一般人が自分のために撮るのであればそこは切り捨てたほうが楽ですね。
Labattさん
長い間見て頂いて、ありがとうございます!
人が多くて足が遠のくってのはありますね・・・。
ずらっと並んで撮って、何が楽しいのだろうと思うこともあります。
「ここ知ってる」、「ここ自分も撮った」だから「イイね」になる・・・なるほど、その通りですね。
確かに、私も北海道の写真は無意識にイイね!押してしまってます笑
写真を見る目も育ていたいです!
6周年おめでとうございます。思い起こせば数年前、星景写真が撮りたくてこちらのブログに辿り着いたのが最初でした。WiseCameraさんのブログはとても読者目線で分かりやすく、今でも私の写真の教科書としてお世話になっています。WiseCameraさんのこの「継続力」が写真の深化にも結びついているんだろうなと感じています。
私も写真を撮り始めて常に自問自答していることは「自分は何のために写真を撮っているのか」ということです。フォトコンテストやSNSに投稿して自己承認欲求を満たしたいと思う時もあれば、ただ純粋に目の前の素材を美しく写真に収めたいという自己完結の気持ちになる時もあります。それでも最終的には「写真は自己満足の塊」という答えに私の場合は落ち着いています。
なので、私も有名地などには足を運んだことがありません。有名地の写真はそれはそれで美しいのですが、果たしてそれが自分も撮りたいのかと自問するとそうではないからです。そこは自分の感性を信じることにしています。とは言え、北海道にはかなりの魅力を感じることも事実ですが・・・(;‘∀‘)
長文失礼しました。
私は世代的にSNSはブログが好みなので、これからも楽しみにさせて頂きます。
泳ぐネコさん
ありがとうございます!ブログを見てくれる方がいるからこそ、続いているのだと思います。
「写真は自己満足の塊」というのはまさにその通りだと思います。私も「自分受けのする写真」を目指して撮っていますが、通じる部分がありますね。
北海道は素晴らしいですよ:)
ぜひいらしてください!
これからもよろしくお願いします!
6周年、おめでとうございます。北海道を自分の視点で記録したい、より美しさを感じたいというのが原点だと自覚していると軸ができて良いですね。
自分は土地に関するこだわりはなくて、もし今日家でだらだら飲んでしまったら、今夜布団に入ってしまったら見れなかったであろう世界を見に行く原動力にしています、写真を。
一時はせっかくだから東京や横浜をもっともっと撮ってやろうと思いましたが、三脚立てるだけで一苦労な場所なのでどうも風景好きの性に合わなくて ^^;
北海道うらやましいなぁ。ワイズさんの視点で北海道をこれからも見せて下さいね!
tatsumoさん
もう少し視点を広げられた方が良いのかもしれませんが、これくらいの行動範囲が私にはちょうど良いなと思っています。海外とか視野に入れると大変なので笑
田舎者からすると東京や横浜はスナップ等が楽しそうで羨ましいなと思います。確かに風景好きには厳しいですね笑
これからもよろしくお願いします!