今年は自粛モードの影響で割と時間があったので、撮影や登山に役立つかと思い、以前より気になっていた気象予報士試験を受験してみました。
何か自分の知らない分野を学ぶと、視界が開けるようでとても気持ちの良い体験ですね。
今回は気象予報士試験を受けてみてのあれこれを簡単に書きたいと思います。
気象予報士とは!?
気象予報士とはニュース番組のお天気コーナーで出てくるあの人です。もちろん、全ての気象予報士がテレビ番組に出ているわけではありませんが。
そして、気象予報士は天気予報を行うことができます。ただし、基本的には誰でも天気予報は行えますね(皆さんも天気図などをみて天気を予測するでしょう)。ですが、公に天気予報を行えるのは気象予報士だけです。
と言うのも、正しい知識のない者が、不確かな天気予報を公に発表すると、社会的な混乱を招く恐れがあるからです(勝手に天気予報を発表すると罰則がある)。なので、正しい知識を持つとされる気象予報士に限定されている。
気象予報士は気象観測データやスパコンで計算した数値を元に、今後の天気を読み解いていきます。
気象予報士の資格は役立つのか!?
今回、私が気象予報士試験を受験したのは、撮影や登山に役立つかもと思ったからです。
確かに、気象予報士試験のために勉強した知識は役立ちます。なぜ雲海ができるのか、なぜ山の天気予報はハズレるのか、なぜ爆焼けするのかなど、様々な気象の成因を知っていれば、ある程度自分の思ったような気象状況を狙うことができます。
とは言うものの、気象予報士試験では基礎的な熱力学、流体力学、あるいは法律についてなど、幅広く知識が必要とされ、その多くは撮影や登山には必要ありません。過剰な知識ですね。
なので、気象予報士の資格なんて無くても、気象についての書籍を1冊くらい読んでいれば、撮影や登山で役立つのではないでしょうか!?
気象予報士試験を受験してみて・・・
気象予報士試験は難関と言われています。合格率は4〜5%くらい。難しいのは確かですが、個人的には全く歯が立たない感じとは思いません。
気象予報士試験は、学科が2つ(一般知識と専門知識)と、実技が2つ(実技1と実技2)の4つで構成されています。
この全て合格する必要がありますが、やはり実技が難点です。
今回の受験では、私の自己採点では学科の2つ(一般知識と専門知識)は合格点を取れています。しかし、実技は足りません。
この場合、次回の受験では学科の2つは免除となり、実技のみの受験となります。こうなるとチャンスは広がる。
次の試験も受験する予定でいるので、ここで実技を突破できれば気象予報士となる資格を得られます。十分可能だと思っているので、コツコツ勉強していきないなと思っています。
気象予報士になれれば、山岳天気予報とか夕焼け・朝焼け予報をしてみたいなと思っています。ただ、天気予報は人の命がかかっているので、安易にはできませんが・・・。
まとめ
何事も新しい分野について学ぶのは、視界が広がるようで気持ち良いですね!
もし、気象予報士試験を突破できれば、また違う分野について学んでみたいと思います!
気象予報士の試験を受けられたのですか。料理を極めるためにお皿づくりに取り組んだ魯山人みたいですね。西穂高にある山小屋の主人が確か気象予報士でした。
いざ山の現場にいて低い雲がかかっているときこれがどういう質の雲で、抜ける雲なのか逆に天気の悪化につながるのかそういうのが分かるととても便利ですね。
Labattさん
毎日天気を気にしていたら、だんだん興味が湧いてきました笑
山小屋の主人も気象予報士なんですね。
現場で天気を読めるとの本当に強みだなと思います。
山の事故もそれでグッと防ぐことができます。