レンズは大きく分けて単焦点レンズとズームレンズに分けることができます。
そして、ご存知の通りそれぞれのレンズに良し悪しがある。
また、人それぞれ好みがあるかと思いますが、私は圧倒的にズームレンズ派です。今回はその理由についてつらつらと書いてみたいと思います。
私がズームレンズを好む理由
単焦点レンズというと、明るくボケが綺麗、それでいて解像力も高くキリッと写る、また1本1本個性があり使っていても楽しいでしょうね。こだわりの1本みたいな感じで、所有欲も満たせます。
一方で、ズームレンズは単焦点ほどボケない、また決して抜群の解像力とは言えない、レンズの個性も薄いです。
ズームレンズは捨てなさい! 〜3万円単焦点レンズで世界を変える〜 (玄光社MOOK)
それでも私は圧倒的にズームレンズを好んで使っています(星景などのちょっと特別な場合は例外ですが)。それはなぜなのでしょうか!?
構図にこだわりたい
風景を撮る際には、じっくりとその風景を観察することが最も大切だと思っています。こちらから眺めてみたり、向こうから眺めてみたり、手前側はどうなっているか、遠景はどうなのか・・・。
それで得られた自分の思う最高の構図を実現させるには、やはり画角を自由に変えられるズームレンズが優位です。ズームレンズと同じことをしようと思うと、単焦点レンズだと何本も必要になり、これをいつも持ち歩くのは現実的ではありません。
もちろん、単焦点レンズでも構図はこだわれるのですが、画角に縛られるのは否めません。例えば、20mm単焦点が手元にあれば、20mmで撮れる風景を見つけることになる訳ですが、それは20mmという条件の上での構図になってしまいます。
やはりズームレンズの方が構図の可能性が広がるのは確かです。
美しいのは一瞬
風景写真を撮る方なら分かるでしょうが、何時間も運転して、また何時間も待機して、本当にいい瞬間はほんの一瞬です。
その時にガチャガチャとレンズ交換するのは出来るだけ避けたいわけです。本当に時間が勿体無いです。
多少、ピントや解像感が甘くても最高の瞬間に撮影した写真と、最高の解像力でもちょっとタイミングを逃した写真なら、私は断然前者の方が良いと思っています。
なので、使い勝手が良く、瞬時に変化に対応できるズームレンズが良いと思っています。よっぽど下調べして決め打ちするなら単焦点レンズでも良いかもしれませんが、なかなかそんなことはありません。
軽いは正義
単焦点レンズは基本的に小型で軽量です。一方で、ズームレンズは大きく重い。
しかし、例えば24-70mmの標準ズームなら、24mm、35mmm、50mm、70mmと少なくとも単焦点レンズが4本分詰まっていることになるので、システム全体的にみれば機材が軽量コンパクトに収まります。
はやり軽いは正義。特に私はトレッキングや登山をすることが多いので、レンズが1,2本少ないだけでも、身体への負担が全然違ってきます。
フットワークの良し悪しは、撮れ高にも大きく影響してきますね。
もちろん人それぞれ
以上、つらつらとズームレンズが良いと思う理由を書きましたが、もちろん考え方は人それぞれです。
単焦点レンズのゾクッとするような描写が好きで使っている方もいるでしょうし、また単焦点レンズのちょっとした不便さを逆に楽しむ方もいるでしょう。
なので、何を優先させて撮影に挑むのかによって、当然に単焦点レンズ派なのかズームレンズ派なのか、違ってくるのだと思います。
ズームレンズは捨てなさい! 〜3万円単焦点レンズで世界を変える〜 (玄光社MOOK)
Nikon ミラーレスカメラ 一眼 Z6 24-70+FTZマウントアダプターキット Z6LK24-70FTZKIT
まとめ
私は初めてのレンズに18-200mmの高倍率ズームレンズを書いました。
高倍率ズームレンズはボケにくいし、シャキッと写らないので、楽しくないという方もいますが、私の場合は様々な画角での写り方を学べたのでとても良かったです!
ある程度必要な焦点距離の分かるところは
決め打ちでレンズを選びます。
最新のカメラは6100万画素なので、多少のトリミングは
問題ないので、帰ってから現像です。
いよいよレンズが足りないときには、APS-Cモードで
(6240 × 4160ピクセル)で全画素超解像ズームを
組み合わせると2倍になるので24mmの単焦点が
24mm 36mm 72mmとなります。
24ー70mmなら最大210mmまでカバーできます。
余り使いませんが、そんな使い方もあります。
mickeyさん
6100万画素はかなり強いですね。APS-Cモードでも6240 × 4160ピクセルですか笑
確かに高画素機だと自由度が高いですよね:)
大変参考になりました。これまでずっと単焦点ばかりでしたが、ズームはどうかと迷っていたところこの記事を読みました。交換の手間、チャンスを逃さない、などその通りですね。早速標準ズーム、中古てすが購入しました。
ゴミムシさん
描写などは単焦点と比べると物足りないかもしれませんが、その利便性は素晴らしいですからね:)