なんとなくSNSで目にして買ってみた「カメラとレンズのしくみがわかる光学入門」。
これがマニアックな知的好奇心をくすぐられて面白いです。
目次
「カメラとレンズのしくみがわかる光学入門」の何が面白いのか?
「カメラとレンズのしくみがわかる光学入門」とは
「カメラとレンズのしくみがわかる光学入門」は、もともと月刊「デジタルカメラマガジン」2017年7月号から2019年6月号の2年間にわたり掲載された、「大人の光学入門」を元に再編集された単行本です。
確かに「デジタルカメラマガジン」の最後の方にコラムのような感じで、カメラやレンズについての知識が掲載されていましたね。
「デジタルカメラマガジン」を買えば、あのコーナーはいつも読んでいました。
それが2年間分も再編集されて単行本になったということは、かなり豪華ではないでしょうか。
知識が深く詰まっている
目次としては、「第1章 カメラがわかる光のはなし」、「第2章 カメラのしくみと歴史」、「第3章 光とレンズのはなし」、「第4章 光とカメラのはなし」、「第5章 画像のはなし」という具合になっています。
「第1章 カメラがわかる光のはなし」では、「光の3原色とは・・・」という基本的な話から、「色をどのように定義付けているのか・・・」みたいな深い話、あるいは「光は波か粒子か」のような理科っぽい話まで書かれています。みなさん、「光度」、「照度」、「光束」の違いが分かりますか?
個人的に好きなのか「第3章 光とレンズのはなし」ですね。よくレンズで「3枚の非球面レンズを採用して収差が・・・」みたいなことを聞きますが、そもそも「非球面レンズ」って何かという話です。さらに「そもそもガラスって何モノ?」という話。
あと「収差」の種類とか違いとか、ちゃんと分かりますか?インナーフォーカス方式やリアフォーカス方式のメリット・デメリットは?
こういった知識が本当に分かりやすく書かれています。「なぜ・・・」や「そもそも・・・」といった具合に、どんどん内容が深掘りされていくのが良いですね。
あと、歴史とかトリビア的な知識も書かれているのも良いです。カール・ツァイスが何をした人なのかやっと分かりました。あと人の目はF3.4らしいですね。ずっとF1.0かと思っていました。
特に知っているからと言って、写真撮影に役立つわけでもなければ、誰かの役に立つわけでもありません。ただ、ひたすら自分の好奇心が満たされるだけです。
非常に分かりやすい
内容的には難しい印象かも知れませんが、簡単な言葉で、しかもイラストや図を多用して書かれているので、すらすら読めるし分かりやすいです。
ここまで丁寧に説明できるのは凄いなと思いました。自分のブログにも参考にして行きたいですね。
また、内容は細かく区切られているので、ちょっとした隙間時間にペラペラと読むこともできる。私はスマホのKindleアプリでサラサラ読んでいます。
内容は相当厚いのでしばらく楽しめそうです。
モヤっとした知識がスッキリする
カメラを長く趣味としている方は、そこそこの知識はあるかと思います。センサーが光を電気信号に変えるとか、ベイヤー配列とか聞いたことがありますよね!?
ただ、そもそも何でセンサーは光を電気信号に変えられるのかとか、なぜカラー撮影が可能なのかとか、説明できる方は少ないと思います。
私もそうです。何となくモヤっとした知識に止まっていましたが、「カメラとレンズのしくみがわかる光学入門」ですっきりしました。
なので、ちょっとでも興味のある方には非常にオススメです。
早期購入キャンペーン実施中らしい
私これ後から知ったのですが、早期購入キャンペーン実施中らしいです。
8/5までに書籍を購入すると、紙書籍と同じ全ページを収録したPDFファイルをダウンロードでるようですね。それから、本編に収録しきれなかった「光学こぼれ話」(PDFファイル)もダウンロードできます。
参考:早期購入キャンペーン
電子書籍で買ってしまったよ・・・。
まとめ
ということで、「カメラとレンズのしくみがわかる光学入門」はオススメです!
興味があるのなら買って読んで損はないです!
デジタルカメラを定期的に見ているので、この記事も何気なく
読んでいました。光とはなんぞや?
E=m・c2までいくような話しになりそう。
mickeyさん
面白いですよね:)
核爆弾作れそうな勢いです笑
さっそく購入しました!
早期購入特典のPDFは便利ですよね。
はるさん
結構内容面白いですよね:)
私は特典知らずに購入してました・・・笑