ニコンの新型ミラーレスカメラが今年(2018年)の春に発表されるという噂があるようですね。
実は先週D850をポチったんですよ。ただ、だっぷりビールを飲んで酔っ払っている状態でポチったので、次の日確認したらちゃんと注文できていませんでした。そこでもう一回注文しようと思った矢先に耳にしたこの噂。
D850はもうちょっと待ってみよう。
では、ニコンの新型ミラーレスカメラはいつ発表されるのか!?どんなカメラになるのか!?
確実な情報は何一つありませんが、あれこれ噂されている情報があるのでまとめてみたいと思います。
※本当に根拠のない噂なので適当に読んでくださいね。
目次
ニコンの新型ミラーレス機の噂について
発表はNBS Show 2018で!?
発表日が最も気になる点。ニコンはCP+では何もありませんでしたからね。
これが4月7〜12日にラスベガスで開催されるNBS Show 2018で発表されるという噂が一部であります。本当かな!?
NBS Showというのは世界最大の放送機器展示会。かなり大規模な展示会となるようですがニコンはここ数年(2016年と2017年)は出展していませんでした。それが2018年は割と大きなブースを構えるそうです。
参考:Nikon Rumors:Why did Nikon reserve a big booth for the 2018 NAB show?
画像引用:Nikon Rumors:Why did Nikon reserve a big booth for the 2018 NAB show?
なので、何かしら大きな発表があるのではないかと言われています。何もなければわざわざ3年振りに参加しませんよね!?それが新型ミラーレス機の可能性も十分考えられます。
ただ、放送機器とカメラはちょっと違う気もしますが、新型ミラーレス機は動画性能も相当良いのかもしれませんね。
それの噂が外れれば秋のフォトキナ説もあります。あるいは何の前触れもなく発表されるかもしれませんね。
※追記:2018年後半にニコンがフルサイズミラーレス市場に参入する方針を出しているとの記事が日本経済新聞に掲載されたようです。元々は2019年に発売予定だったのを前倒しするようですね。日本経済新聞の情報なら可能性は大きいかと。ということなら秋のフォトキナ説が濃厚になります。
参考:キヤノンとニコンがフルサイズミラーレスを今年後半に市場に投入する方針
※追追記:ニコンのマネージャーが「来年(2019年)の春までに発売する」との旨の発言をNHKのインタビューでしたようです。来年(2019年)の春までに発売なので、早ければ今年中に発表の可能性もあります。来年のCP+までには確実か・・・。
参考:ニコンの新型ミラーレスカメラは2019年の春に発売 [内容更新]
マウントは新設計のZマウント!?
新しいニコンのミラーレスカメラにはZマウントなる新しいマウントが採用されるとの噂があります。
参考:Nikon Rumors:Nikon’s upcoming mirrorless camera rumored to have a new Z-mount with 16mm flange focal distance
Zマウントは大型化されマウント外径65.4㎜、内径49㎜、フランジバック16㎜になると言われています。今のFマウントは内径44㎜、フランジバック46.5㎜なので、Zマウントになると内径で5㎜大きくなり、フランジバックもかなり短くなります。
また、Zマウントの外径65.4㎜というのはキヤノンEFマウントの外径(65㎜)とほぼ同じとなります。ミラーレス機なのにEFマウントの外径と同じ大きさということで、ボディ自体はそこまで小型化されない可能性があると憶測されています。確かに、ソニーαは小さくて逆に持ちずらいとかボディの堅牢性に不安感があるとの話も聞きます。そのことからニコンのミラーレス機は小型化しなくても良いので、しっかりとした堅牢性を持って欲しいとの意見も多いです。
また、フランジバック16㎜は今あるカメラの中で最も短いです(ソニーEマウントは18㎜)。なので、マウントアダプターがあれば様々な他社レンズを使えるようになるかもしれません。また、Fマウントを使用するためのマウントアダプターの開発に力を入れているとも言われています。
(CP+にて行われたニコンへのインタビュー内での発言)
フルサイズミラーレスの可能性について:ニコンはFマウントを60年前に発売し既に1億本を売っている。我々には膨大な数のFマウントレンズのユーザーがおりニコンレンズの愛好家達はとても重要だ。どのような場合でもフルサイズミラーレスに関する質問に明確に回答するのは難しい。
参考:MIRRORLESS RUMORS : Nikon “100 megapixel Full Frame cameras are possible”
数の多いFマウントユーザーを新型ミラーレス機にも取り込みたいのは当然でしょうね。
マウントアダプターで完全な互換性を持ち高速なAFを使えればレンズ資産を活かせます。高価でも買いたいです。また、一部で噂のあった湾曲センサーはマウントアダプターのことを考えると可能性は薄そうですね。
ちなみに、詳しくは知りませんがマウントが大きくフランジバックが短い方がレンズの設計に余裕が出るらしい。特に広角で。もしかしたら、広角大三元の新型はZマウントで出るかもしれませんね。
センサーはフルサイズとAPS-C!? ボディ内手ぶれ補正搭載!?
ニコンの新型ミラーレス機はフルサイズになることが有力視されていますが、APS-Cも出るのではないかという噂も一部であります。とりあえずフルサイズ機が出るのは確実でしょうね。
画素数はフルサイズで約4500万画素(D850のセンサー!?)でAPS-C機が約2100万画素(D500のセンサー!?)と推測されています。D850のセンサーを改良したものであれば性能も期待が持てますね。ソニーαRⅢに対抗できるようなセンサーであれば嬉しいです。個人的には高画素も大歓迎。
参考:Nikon Rumors:Nikon mirrorless camera rumors, speculations and predictions
それからボディ内手ブレ補正が搭載される可能性もニコンへのインタビューにて示唆されています。
(CP+にて行われたニコンへのインタビュー内での発言)
ボディ内手ブレ補正について:ニコンは現在、レンズ内補正のみを使用している。センサー式手ブレ補正の問題の1つはセンサーが正確な像平面に無く画像の精度が損なわれる可能性があること。信頼性と実用性を確信することなく新技術を採用することはない。我々は近い将来使用する。この技術を開発しているので待っていて欲しい。
参考:MIRRORLESS RUMORS : Nikon “100 megapixel Full Frame cameras are possible”
「この技術を開発しているので待っていて欲しい。」ということは可能性は高そうですね。ボディ内手ブレ補正搭載の需要はかなりあるようなので新型ミラーレス機に搭載されることを期待です。
そして、ボディ内手ブレ補正とレンズVRとが連携することができればかなり強いですね。あと、ソニーのピクセルシフトみたいなことも出来て欲しいです。
デュアルピクセルによるAFシステム採用!? レンズにはAFモーター2台!?
ニコンがデュアルピクセルによるAFシステムの特許を取得していることにより、これが新型ミラーレス機に採用されるのではないかという噂があります。
このAFシステムはキヤノンのデュアルピクセルAFシステムに似ているとのこと。デュアルピクセルAFシステムは像面位相差AFというものに分類されます。
キヤノンの一眼レフカメラだとライブビューや動画撮影にこれが採用されています。一方で、今のニコン一眼レフカメラではファインダー使用時には位相差AF、ライブビュー使用時にはコントラストAFが採用されています。
位相差AFは動きものに強く高速オートフォーカスが可能です。ただ、セパレータレンズと位相差AFセンサーという機構が必要となるのでカメラが大型化するというデメリットがあります。あと精度がそこまで高くなかったり、AFエリアが画面中心部に限られてしまうというデメリットも。
一方で、コントラストAFは比較的精度が高く、またAFエリアも画面全体に広がります。ただ、動作がもっさりと遅く動きものに弱いというデメリットがあります。
これらに対し、像面位相差AFは高速なオートフォーカスを実現しつつ、位相差AFに必要なセパレータレンズと位相差AFセンサーが不要になるので小型化できます。イメージセンサーに位相差AFセンサーの機能(位相差画素というもの)を組み込んでいるようです(詳しく書くとキリがなさそうなので省きますが)。
像面位相差AFのデメリットとしては、センサーに位相差画素を組み込んでいる分、受光面積(撮影用画素)が減り画質が低下すると言われています。ただし、キヤノンのデュアルピクセルAFシステムは一つの画素で位相差AFと撮影の機能が両立するので、受光面積(撮影用画素)が減少せず画質の低下が起こりません(あるいは画質の低下が少ない!?)。すごい技術です。
ニコンの新しいAFシステムは、このキヤノンのデュアルピクセルAFシステムに似ており、さらに被写体との正確な距離を測定するTOF(Time Of Flight )による測距が追加されているかもしれないとのこと。
TOFは光を照射して被写体から反射光が帰ってくるまでの時間を測定して測距する技術ですが、これがカメラのAFシステムに搭載されれば物凄いことになりますね。期待です。
参考:MIRRORLESS RUMORS:New Nikon mirrorless camera patent shows new “dual pixel autofocus” tech similar to Canon
それからニコンの新型ミラーレスカメラ用のレンズには2つのAFモーターが搭載されるという情報があります。
それぞれのモーターがより高速でより正確なオートフォーカスを実現させる為に異なったグループのレンズ群を駆動するとのこと。爆速AFに期待です。
参考:Nikon Rumors:Nikon’s upcoming mirrorless camera/lens is rumored to have two electric AF motors
その他噂
ファインダーにも注力されているとの情報があります(消費電力、タイムラグ、解像度、リフレッシュレートなどで)。
一眼レフユーザーがニコン新型ミラーレスカメラを手にしても全く差を感じないようなファインダーを開発するとのこと。ソニー機を抜くような性能のファインダーが搭載されれば嬉しいですね。
参考:Nikon Rumors:Nikon mirrorless camera rumors, speculations and predictions
また、最近シグマがEマウント用レンズを順次発売するという発表をしましたが、ニコンミラーレス用レンズにも準備があるとのリークも。
Sigma and Nikon are very good partners. And according to indirect info he got the new Sigma lenses designed for Full Frame mirrorless will be launched for two systems: The Sony FE and the new Nikon FF mirrorless(シグマとニコンは良好な関係のパートナーだ。フルサイズミラーレス用のレンズ群はソニーFE用とニコン新マウント用も発売されるだろう).
これも嬉しい噂です。おそらくこれは高確率で実現するでしょうね。
シグマのArtレンズを使えるのは大きなメリットです。
まとめ
ということで、全て根拠のない噂に過ぎませんが、これだけ情報が出てくるということは発売が近いことなのでしょうか?
とりあえず、カメラの買換えは4月まで様子を見てみようかな!?
ニコンのミラーレス、楽しみですね。
ある程度ニコンのレンズに投資している身としては、Fマウントレンズの性能が
スポイルされずに使える規格であれば検討してみたいです。
ただ、今のところは所持している機材を少しでも使いこなして
より良いと思える作品作りをしていた方がいいかなとも考えています。
ミラーレス乗り換えが主流になりつつありますが、
自分なりに必要性を考えた上で乗り換えていきたいたいです。
ただ、フォーカスシフトやファインダーでのピーキング機能だったり
自由度の高いAFポイントはすごく欲しいです。(笑)
柴華さん
コメントありがとうございます!
そうなんですよね、レンズ資産を活かしたというのが何よりです!
撮りたい写真が撮れれば、機材は何でも良いですよね。
ただ、使える機能は大いに越したことはありませんよね、使うか使わないかは自由ですし:)
山本リンダ
♫噂を信じちゃいけないヨ♪
mickeyさん
コメントありがとうございます!
ニコンのミラーレス自体、都市伝説かもしれません・・・笑
まとめありがとうございます!
仮にミラーレスのラインが主流になるとして、NIKONとしてはFマウントユーザーを手放すことはできませんし、それでは寧ろSONYなど他社にとっては追い風になってしまいますからアダプターは必須だと思います。フランジバック考えるとマウントそのものは刷新するのは、ほぼ間違いないと思いますけどね ^^
位相差AFを採用しないのはあり得ないと思いますが、御指摘の通り小型化のためにデゥアルピクセルは採用されるように感じます。ただ、そうなるとD850やD500のセンサーを流用はできないので、現時点でどれだけ開発できているかが気になります。
何にせよ、どういう目的で「ミラーレス化」したいのかが明確な機材になって欲しいです。市場的にミラーレスを導入しないわけにもいかなくなってきた、というのもあるでしょうが、どのみちフルサイズならレンズサイズが大きくなるのでミラーレスの「小型」という特徴が霞ます。
個人的にはいっそ中判センサーとか積んでくれたら良いと思っています Σ(・□・;)
そうしたらイメージサークル的にFマウントとの互換性はとれなくなるでしょうが、Zマウント (仮) の優位性が一気に高まりますが、一部のカメラオタクしか買わないか ^^;
私も気になった話題だったので長文、すいませんでした m(_ _)m
tatsumoさん
コメントありがとうございます!
マウントアダプター本当に絶対ですね。
仰るように、どういう目的で「ミラーレス化」したいのか、というのは大切です。
ミラーレス化の波に乗っただけとかでなく、ニコンのミラーレス機ならではの価値みたいなものを提供して欲しいです!ハードル上がり過ぎてニコンも大変ですね笑
中判センサーはやばいですね笑
後、円形センサーとか可動式センサーで横向きのまま縦構図を撮影可能とか面白いです笑
こんにちは。
D850は幻になってしまいましたね。でもニコンが造る新型ミラーレスはとても興味深いですね。競合他社云々よりも、ユーザーのニーズあった物を出して欲しいと思っています。私には当分必要ないかも知れませんが^^;
Zマウントの話題触れていた大三元のうち、14-24f2.8の新型が非常に気になっています。嬉しい続報に期待です!
※無事にNiSiフィルター届きました~
アドバイスありがとうございました!
nmさん
こんにちは、コメントありがとうございます!
幻になってしまいました。またポチるかもしれませんが・・・。
確かにスペック競争みたいにはなって欲しくないですね。ただ、ニコン機にしかできない機能を搭載して欲しいです:)
NISIフィルターおめでとうございます!
フィルターワークをお楽しみくださいませ:)
今ニコン使っていて別段重くはないのですが、やはり泊りがけ等で写真を撮りに行くとやはり大きいと言いますか、荷物が多くなるのは不便なのでその点が私はミラーレスに一番求めるところなのですがどうなるのでしょうね。別マウントという事は当然それ用にレンズを新たに新調していくと思われますが、ZマウントのレンズをFマウントで使えるアダプターも用意してくれるのでしょうか。
ZマウントとFマウントで同じカテゴリーのレンズが発売されてどちらもアダプターを介せば相互利用できるとなると・・・ミラーレス移行を視野に入れてる場合は悩みそうです。
Labattさん
コメントありがとうございます!
ミラーレス機でミラーレス用レンズを揃えると結構コンパクトになるのかなとは思います:)
ZマウントのレンズをFマウントで使用ですか、フランジバック的に難しいそうですね・・・。
ただ、仰る通りにレンズを相互利用できれば魅力はかなり大きくなりますね!!
ワイズさん。毎回拝見させていたいております。
ポチってしまった方です。
D850は素晴らしいですが、街スナップやポートレートには軽いシステムいいです。
個人的には、ニコンフルサイズミラーレスで、カメラ側新手ぶれ補正機能搭載してのデビューを待っている一人です
龍猫さん
いつもありがとうございます!
D850、羨ましいです:)
確かにD850は少し重いですよね。
私も今か今かと待ち望んでいます!楽しみですね!