三脚 基礎知識 撮影テクニック

正しい三脚の使い方!一眼レフカメラで正しく三脚を使って失敗を減らそう!

投稿日:2017年2月6日 更新日:

写真撮影において重要な機材である三脚。扱い慣れた方であれば正しい三脚の使い方はもうマスターしてるかと思います。

ただ先日、カメラを買われて間もない方に夜景の撮影方法をレクチャーする機会があったのですが、その方は三脚に初めて触れたと仰っていました。

ということで、三脚の使い方について書いてみたいと思います:)

一眼レフカメラの三脚の使い方

三脚は使うのが面倒だし、構図に制限が出ることもあるので、個人的には極力使いたくありません。

ただ、ブレを抑えるためなど止む終えない時もありますね。

構図を吟味

まず、撮影スポットに着いてすぐに三脚を立てるのではなく、カメラを色々動かして構図を探ります。

やはり、いきなり三脚を立ててしまうと構図の可能性が狭まってしまいますね。

なので、構図を決めてから三脚を立てるようにすると良いと思います。

場所に注意

構図が決まれば三脚を立てるのですが、地面に草が深く生い茂っていたり、あるいは雪が深かったりなど脚元が不安定な場所だと、ちょっとした風などでもブレる可能性が高くなります。

なので、可能であれば脚元はしっかり安定した場所が良いです。構図的に不安定な場所が避けられない場合は、ぐぐっと脚を突き刺して安定させると良いです。

あと、そもそも三脚が禁止されている場所、人の迷惑になる場所などは、当然三脚を使ってはいけませんね。山とかでも脚元に高山植物が生えている場所は避けてあげたいです:)

脚1本を手前に

三脚の向きは脚1本を手前にするのが基本と言われています。

_DSC3573

こんな感じですね。

理由としては、もしこれが逆だと身体の正面に三脚の脚が来るので邪魔になりやすいからだとか。確かに使っていてそう思います。

ちなみに、三脚を良く見ると1本だけロゴが書かれた脚があるはずです。

IMG_3111

この脚を手前にします。

そうした方がセンターポールのネジだとかが操作しやすい位置に来るそうです。

脚は太い方から伸ばす

三脚の脚を伸ばす際は、上側の太いパイプから伸ばすのが基本です。

脚のパイプは太い方が安定するので、出来るなら下側の細いパイプは使わない方が良いです。

2017-02-06_11_20_08

左側は一番下(三段目)のパイプを伸ばしています。こうではなく、右側のように上(二段目)の脚を伸ばした方が安定します。

特に、脚が4段や5段などのコンパクトな三脚だと、下側の脚はかなり細く頼りないので、出来るのなら使わない方が良いですね。

脚はしっかり開く

三脚は開くと途中で止まるようになっています。止まるまでしっかり開脚して使いましょう。

2017-02-06_11_17_55

左側のように開き方が中途半端だとかなり不安定です。これだとちょっとした風や振動で倒れてしまうので、右側のようにしっかり開いて使用します。

また、多くの脚は開脚させる角度も調整できるようになっています。

特に、風の強い時なんかは脚を大きく開いて三脚の重心を低くするとより安定します。

20160528-_DSC1954

三脚を水平に

三脚を水平にするのは事故を防ぐ上でもとても大切です。

2017-02-06_11_21_03

地面が平らでない場合、左側のように雲台でカメラを水平にしてしまうことがあります。これは三脚が不安定になってしまうので大変危険です。こうではなく右側のように脚の長さを変えてカメラを水平にするのが良いです。これならしっかり安定します。

よく左側のようにしてしまうんですよね。海沿いの岩場とかで。本当にちょっとした風や手が少しぶつかっただけで倒れてしまいます。それで数万円の修理費がかかったという方も少なくないはずです。

なので、厳密でなくても良いので、ある程度は三脚で水平に調整しましょう。最初は三脚を水平にするのが大変かもしれませんが慣れれば簡単にできます。

ちなみに、パノラマ撮影をしたい人などは精度の高い水平出しが必要になるので、その場合はレベラーという機材があるとより良いと思います。

センターポールは極力使わない

センターポール(エレベーター)を伸ばすと三脚が不安定になります。写真がブレる原因にもなります。

なので、普段はセンターポールは使わない方が良いです。これは高さが足りない時の最終手段です。

_DSC3570

脚を伸ばして高さを出せる時はセンターポールはしまっておきましょう。

ただ、ちょっとした高さの微調整くらいならセンターポールでも大丈夫だと思います。

脚はちゃんと固定されているか

脚の固定がレバー式(下写真の右)だと大抵大丈夫ですが、ナット式(下写真の左)だと見かけでは固定されているかどうか判断できません。

fullsizerender

しっかり固定されていない状態でカメラを取り付けると倒れてしまいます。

なので、上から軽く負荷をかけて脚がしっかり固定されているか確認してみると良いと思います。

_DSC3568

カメラ取り付け

種類にもよりますが、多くの場合はクイックシューと呼ばれる器具をカメラに付けます。

IMG_3115

カメラ底のネジ穴に装着。これでもってカメラを三脚に固定します。

この際たまに、ちゃんとはまっていないことがあるのでこの点も注意です

IMG_3113

はまっていないとカメラが落下します・・・。

撮影時の注意点について

その他、撮影時の注意点です。

レンズの手ぶれ補正はOFF

IMG_3112

手ぶれ補正をONにしたままだと、手ぶれ補正が誤作動してブレることがあるので、手ぶれ補正はOFFにしておきます。特に、スローシャッターの時は気を付けましょう。

余談ですが、カメラを三脚に固定した際は、手ぶれ補正をOFFにした方が画質的にもよくなると言われているようです。手ぶれ補正は光学系の一部を偏芯させるので、若干ですが画質低下を引き起こします。

撮影中はカメラ・三脚に触れない

カメラを三脚に固定しても手でシャッターボタンを押すとブレます(高速シャッターなら問題ないでしょうが、三脚を使う時は低速シャッターが多いですよね)。

なので、カメラのタイマー機能を使うかレリーズを使用して、カメラに触れないでシャッターを切ります

IMG_3153

やはりタイマー機能よりレリーズが便利です。

【ロワジャパン】【プロ専用/液晶LCD/タイマー機能付/撮影回数設定無制限】【PDF日本語説明書あり】Nikon ニコン MC-DC2 対応 シャッター リモコン コード レリーズ

それから撮影中に三脚を掴むのもブレの原因になります。

IMG_3160

手で押さえたくなるかもしれませんが、ブレるので撮影中は三脚に触れないでおきましょう。

カメラをしっかり持って雲台を緩める

三脚を使い慣れない時に、たまにやってしまうのがカメラを持たずに雲台(クルクル動く部分)を緩めてしまうことです。

IMG_3161

これをすると勢いよくカメラがお辞儀をして破損することがあります。あと指を挟めたりして痛いです。

私はこれでレンズキャップを壊したことがあります。

なので、カメラをしっかり持って雲台を緩めるように注意です。

風などが強い時

あとは、強風で三脚が揺れそうな時は重石をするという方法もあります。

センターポールの下に重石を吊るすフックが付いているものもありますし、なくても便利なグッズがあります。

VANGUARD ストーンバッグ SB-100

これで重石をすれば強風でもブレ難くなります。

まとめ

スポンサーリンク

三脚の使い方について文字にしてみると色々細かくて面倒そうですが、少し使って慣れてくれば何も問題ありません!

三脚は撮影の強い味方です。カメラ、レンズの次に重要機材ではないでしょうか!?


  1. sy より:

    とても参考になりました。
    ちょっと気になったのですが、「手前」をカメラの正面側の意味で使ってますか?「手前」というと自分に近い側という意味なので、逆になります。画像と文章がそれぞれ逆を示しているので、少し混乱しました…

    • ワイズカメラ より:

      syさん

      コメントありがとうございます!

      よくよく考えるとそうですね・・・。
      ご指摘ありがとうございます:)

comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

関連記事

白飛びがなぜ良くないと言われるのか?白飛びについてあれこれ考える。

よく白飛びは良くないと耳にすることが多々あります。 ただ、なぜ良くないと言われるのか、よく分からない方も多いでしょう。そもそも白飛びがどのような状態なのか・・・!? ということで、今回は白飛びとは何な …

三脚の修理!GitzoのOリングが切れたのでパーツを取り寄せて修理する。

Gitzoシステマの脚のロックがおかしいなと思ったら、Oリングが切れていました。 ということで修理です。 まだ、この三脚はそれほど使っていないのですが、使い方に悪い点があったのだと思います。 目次1 …

ピントがあまい・眠い・解像しない・・・。写真をシャープに仕上げる為のヒント。

読了時間4分 写真をとって帰宅しパソコンでチェック。その時、毎回ショックを受けるのが、ピントがイマイチなことです。 これもピントがあまい・・・。これもだ・・・。あ-、なんでだろう!?と非常に残念な気持 …

コスパの良いおすすめ雲台!SIRUI(シルイ)の自由雲台K-30Xを購入!

SIRUI(シルイ)の自由雲台K-30Xを購入しました。1年ほど前から同じSIRUI(シルイ)の自由雲台K-10Xを使用していますが追加です。 SIRUI(シルイ)は中華メーカーですが、驚くほどの性能 …

「カメラとレンズのしくみがわかる光学入門」がマニアックな心をくすぐられて面白いからオススメ。

なんとなくSNSで目にして買ってみた「カメラとレンズのしくみがわかる光学入門」。 これがマニアックな知的好奇心をくすぐられて面白いです。 目次1 「カメラとレンズのしくみがわかる光学入門」の何が面白い …

About_me_web_site_name

このブログを運用しているWiseCameraです。北海道の田舎在住、写真と山が好き。まだまだ経験や知識を浅いですがコツコツをカメラ勉強中ですので、よろしくお願いします:)
サブブログ(カメラク)も運営しております。

スポンサーリンクEIGHT 実際にストラップを手にしてレビューしました

このサイトについて

一眼レフカメラ・写真初心者のカメラブログ[ワイズカメラ]はamazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。