ソニーのフルサイズミラーレス機すごいですよね。
ニコンやキャノンを使われている方の中で、ソニーのフルサイズミラーレス機いいなと思ったことがある方も少なくないはず。
私もニコンユーザーですがソニーのフルサイズミラーレス機に憧れがあります。
とは言うものの、すでにレンズなどニコン機材にかなり投資しています。なので、マウントを変えるのはハードルが高そうです。ただの想像です。
でも、もし今のニコン機材をソニーのフルサイズミラーレス機へ変更した場合、費用はどのくらいになるのだろう・・・。
ニコンからソニーEマウントへ変えたら費用はいくら!?
D750をSONY α7RⅡ(ILCE-7RM2)
まずはボディです。
これはSONY α7RⅡ(ILCE-7RM2)が良いですね。
SONY ミラーレス一眼 α7R II ボディ ILCE-7RM2
ローパスレスで4,240万画素。繊細感極まっています。しかも、高画素機ですが高感度耐性も抜群でセンサースコアではD750をも上回ります(α7RⅡが3434、D750が2956)。すごい。
もちろん、ファインダーはEVFですがファインダー倍率が世界最大0.78倍で広い(D750は0.7倍)。しかも、ホワイトバランスや露出の変化をファインダー内で確認できるのは衝撃的なくらい使いやすいです。あとは、4.5段分の補正効果を持つ5軸手ブレ補正機構内蔵。どのレンズでも手ブレ補正が効きます。
重さは625gでD750(840g)よりも200g以上軽いです。結局、レンズつければ大きくなるのですが・・・。
ただし、フルマグネシウム合金ボディで堅牢性を確保したり、防塵防滴に配慮されていたりと造はしっかりとしているようです。
それで、価格は約34万円・・・。高い。
D750は某オークションで12,3万円で売れそうですが、それでも差額は20万円ちょっとですね。
ちなみに、ミラーレス機の欠点といえば動体撮影とバッテリー消費。風景撮影なので前者は関係ありませんが、後者は予備バッテリーが幾つか必要になりそうです。
Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 SEL1635Z
広角レンズはこれです。
ソニー Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS※Eマウント用レンズ(フルサイズ対応) SEL1635Z
焦点距離16-35㎜という風景写真には使いやすい画角のレンズです。
このレンズは逆光に特段強いようですね。太陽の光条も綺麗だし。ちなみに、ニコン16-35㎜F4の逆光はそこそこですが、ニコン14-24㎜F2.8はすぐに派手なゴーストが出現します。
このレンズで太陽を入れて撮影してみたいですね。風景写真で逆光耐性は本当に重要。
ただし、F4なので明るくはありません。星景には別なレンズを考える必要がありそうです。
ちなみに、重さ518gでニコン16-35㎜F4(680g)よりも軽い。ボディと合わせるとD750と比較してトータル400g近く軽くなります。
これが価格11万円くらい。ニコン純正よりは安いですね。
ニコン16-35㎜F4が某オークションで9万円前後で売れそうなので、差額は2万円です。
FE 24-70mm F2.8 GM SEL2470GM
次に、標準レンズ。
今使用しているニコン24-70㎜F2.8に変わるのはこれ。
Sony FE 24-70mm f/2.8 GM Lens並行輸入
焦点距離24-70㎜でF2.8通しの明るいレンズです。
ニコン24-70㎜F2.8は逆光に強いとは決して言えませんが、このレンズは逆光に強いようですね。
ただ、作例やレビューを見る限り解像感に関してはニコン24-70㎜F2.8の方が上だろうと感じました・・・。
デジカメinfoでもテスト結果が出ていました。参考:デジカメinfo:DxOMarkにソニーFE24-70mm F2.8 GM のスコアが掲載。
ちなみに、重さは886gと軽くはありませんが、ニコン24-70㎜F2.8E(1070g)に比べればマシです。
それで価格は約19万円。ニコン24-70㎜F2.8Eが某オークションで19万円前後で売れそうなので差額は0。
FE 70-200mm F4 G OSS SEL70200G
望遠ズームレンズはこれ。
SONY 望遠ズームレンズ FE 70-200mm F4 G OSS フルサイズ対応 SEL70200G
焦点距離70-200㎜でF4通しのレンズです。
このレンズも好評ですが、ネットでレビューを見てみるとニコン70-200㎜F4の方が評価が高い感じですね。実際に使い比べてみないと分かりませんが。
重さや大きさはニコン70-200㎜F4とそれほど変わりません。
それで価格は約11万円。ニコン70-200㎜F4が某オークションで9万円前後で売れそうなので差額は2万円くらいでしょうか。
明るい広角レンズ
Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4は暗いので、星景用に明るい超広角レンズが欲しいです。
ただし、Eマウントのソニー純正レンズには明るい超広角レンズがないようです(2016年10月現在)。
ソニーAマウントには16-35㎜F2.8がありますが、これをEマウントで使用するにはアダプターが必要です。
または、今はニコン14-24㎜F2.8を星景に使っているのですが、このレンズでもアダプターを使えばソニーEマウントに使えます。
Rayqual 国産レンズマウントアダプタ Nikon Fマウントレンズ-SONY αEマウントボディー NF-SaE
これが2万円くらい。ただしこれはAFは使えないようですね。exifデータも付かない!?「Commlite ソニーEマウント用 電子接点付AF対応 ニコンFマウンアダプター」という商品ならAFも使えるようです。ちょっと色々あって分かりにくい。
それか、ニコン14-24㎜F2.8を使っていても9割くらいは広角端で撮影しているので、このレンズを売却してサムヤン14㎜F2.8に変えてもいいかも。
SAMYANG サムヤン 14mm F2.8 ED AS IF UMC Sony E用 Black
これが5万円くらい。
ニコン14-24㎜F2.8が某オークションで14,5万円前後で売れそうなので10万円くらい費用に補填できます。
これで星も撮れる。
それで費用はいくらか
今の機材を売却して新しい機材の購入費用としてみます。
その上で差し引きすると、ボディ(α7RⅡ)で約20万円、SEL1635Zで約2万円、SEL2470GMで0円、SEL70200Gで約2万円で。約24万円です。
そして、ニコン14-24㎜F2.8を売却しサムヤン14㎜F2.8を購入すると10万円補填できます。
ということで、現在に風景撮影でメインに使用しているニコンレンズ達を、ソニーEマウントのレンズに乗り換えると、最終的には約14万円の出費となるようです。
ズームレンズばかりでしたね。
思ったよりはかかりませんが、機材を入れ替えるのは相当な労力が要りそうですね。
しかも、今のニコンの機材はそれぞれのクセなんかも少しづつ掴めて来ていますが、それをソニーに変えて0から把握しなおすというのも大変です。
もちろん、これはただの想像で本気でニコンからソニーに乗り換える気はありませんけどね!
まとめ
ソニーEマウントはまだまだレンズが少ないですね。ボディはかなり良い感じなのでこれからレンズ群が充実してきたら乗り換えても良いかもしれません:)
ただし、単焦点レンズは良いものが結構あるようです。なので、単焦点をよく使う方ならフルサイズミラーレス機はかなり良いでしょうね:)
私はズームレンズ派なので、まだまだニコンと付き合っていきます!
α7RⅡ良いですよね( ´∀`)
同じくつい先日まで色々調べておりました。
バッテリー持ちはミラーレスの宿命で良くはないですが、バッテリーを複数用意したりすればなんとか凌げそうです。
更に本体がUSB充電出来るのでモバイルバッテリーや車から直接充電出来るのはとても便利だと思います。
逆行耐性が良いのも魅力的ですよね。
ゴーストやフレアーも怖いものなしになりますね(^^)d
レンズの解像度までは調べていませんでしたが、Nikonの方が優れているとは知りませんでした。
因みにレンズマウントアダプターを使用するとAF等はどうなのでしょうね?
何か不便な点やデメリットはないのでしょうか?
私もレンズが少ないのはとても気になりましたが、今後に期待ですね。
ケント白石氏もブログでこのカメラは絶賛していますので、機会があれば使用してみたい魅力がとてもあります。
今ですと悪魔の誘いのようなキャッシュバックもやっていますしね(笑)
唯一気になるのが、SONYは確かモデルチェンジが早いぐらいでしょうか…
それは使用者の気持ち次第ですけどね(笑)
morinokoeさん
コメントありがとうございます!
やはりソニーいいなと思いますよね:)
よくよく考えるとニコンもUSBに対応させて欲しいですよね、今のは不便過ぎます・・・。
逆光耐性ほんとに羨ましいです笑
もっと自由に逆光で撮影したいですよね:)
レンズの解像度はあくまでも主観ですが・・・
こんなのがありました。参考:デジカメinfo。テスト結果でも解像でニコンが若干上かな!?という感じですね。
Fマウント用アダプターはボディにレンズがつくだけでAFは使えないみたいです・・・。なので、星景くらいならなんとかですね。ただ、「Commlite ソニーEマウント用 電子接点付AF対応 ニコンFマウンアダプター」という商品ならAF使えるようです!
ケント白石氏の宣伝力も大きいですよね:)
どんどん良いカメラが出てきできりがないですね笑
毎回、更新を楽しみに拝見しております。私は、ペンタックスの色乗りが好きでKマウントをずっと使用しております。しかし最近はWISE CAMERAさんのサイトを見て、ニコンはレンズ群が豊富でいろいろ選べるのが魅力的だなあと感じていたところでした。「隣の芝は・・・」ではありませんが、やはりどこの機材を使っても、誰しも一度はこういうことを考えてしまうのだろうなあと興味深く拝見いたしました。
これからも応援しております。
Springさん
コメントありがとうございます:)
なるほど、「隣の芝は・・・」ですね笑
これも沼ですね!
それにしてもソニーの勢いがすごいです!
ソニーのα7RM2は本体に手ぶれ補正機能が付いているので
どのレンズでも、その効果を体感できます。
特に色々なところからマウントアダプターが出ているので
オールドレンズや他社のレンズを使うことが出来ます。
マウントアダプターもAFが遅かったり、効かない機種もあるので
MFでの使用なら問題ありません。
EVFとOVFの見え方の違いが、よく問題になりますが
EVFは絞りやSSやISOを変えると、撮影される明るさと
色合いになるので、設定がとても楽です。
お試しにα7M2(2430万画素)を使ってみると
α7RM2のフィーリングも分かるかと思います。
mickeyさん
コメントありがとうございます!
どのレンズでもって良いですよね。しかも、手ぶれ補正の実力もすごいらしいですね。
ソニーのレンズが比較的小型なのもこのお陰だろうか・・・。
マウンアダプターは色々複雑で商品を選びにくいですね・・・。使ってみないと分かりません。
星景くらいならどれでも良さそうですね。
ソニーのEVFを初めて覗いた時の衝撃が忘れられません。あんなに便利とは・・・。
風景ならEVFの方が良いくらいです。
α7M2ならまだ価格が優しいですね。
それにしれもボディが高価です!
SONYもとてもいいもの出してきますよね!
特に気になっているのがα99MrkⅡ!
プロ機に迫るようなスペックを見たときには、鳥肌ものでした。
あとミラーレス機では、FUJIFILMもとてもいいものを作られていると思います(^^)
X-T2はAPS-Cですが、とても魅力のある一台で今年の冬には手が出てしまいそうです…。(笑)
ちかPhotoさん
コメントありがとうございます!
α99MrkⅡも化け物みたいなカメラですよね:)
ニコキャノも頑張って欲しいものです!
FUJIFILMのカメラも良いのですね、確かに人気がありますよね:)
サブ機にAPS-Cのミラーレス機も良いですね!
こんにちは。前マクロレンズについてお教授いただいたものです。
いませっせとお金を貯めております。(が、たまりません。)
僕もD7200を買うとき、αけいと迷ったのですが、αのEVFをのぞいた後に、たまたま向かいにあったⅮ5500のファインダーをのぞき、ああ、見やすい!
となり、さらに隣に合ったD7200を覗いて、一瞬でこれに決めました。(ちなみにD850のを覗いた時は卒倒しそうになりました。付いていたレンズが24-70F2.8だったのも関係しているかも。)
(私の場合は安い望遠レンズがNikon200-500かキャノン400F5.6しかなかったのも大きいですが、)やっぱりミラーレスのEVFは好かないです。
普段からブルーライト見まくっているのにカメラまでブルーライトを浴びせられるなんて嫌だし。
しかし、Nikonzシリーズは見え味の良いEVFが使われているようなので、気になるところです。(おいおいEVFのデメリットはどこ行った笑)
グイイイさん
コメントありがとうございます!
850のファインダーはやばいですよね:)
ZのEVFを覗くのが楽しみです!
ソニーの広角レンズには14mmF1.8、20mmF1.8、24mmF1.4、があり、星景撮るには十分と思うがいかが?
また、マウントアダプター(サードパーティー製)を購入すればニコンのレンズがEマウントのカメラでそのまま使えるのでレンズの入れかえ費用はゼロ。
ソニーの14mmF1.8はいいレンズですよね。純正で14mmF1.8があって羨ましいです!