おしゃれなカメラバッグ(リュック・バックパック)を探しています。
というのも、これまで使ってきたドンケF-2が小さくなってきたからです。レンズも大きいものが増えたし、角型フィルターも場所を取ります。
それで今回はリュック・バックパックタイプのカメラバッグが欲しい。
あれこれ見てみると、「F-stop」、「Thule(スーリー)」、「Incase」、「Peak Design」あたりのカメラバッグに目が止まります。
ということで、ちょっと比べてみたいと思います:)
追記:記事執筆後、「Peak Design Everyday Backpack 30」をポチりました。
目次
どんなカメラバッグ(リュック・バックパック)が欲しいのか
条件としては以下の通り。
- 形態はリュック・バックパック
- 最低でもカメラ1台、大三元3本+単焦点2,3本、他アクセサリー類が入る
- おしゃれ、且つ機能的
- カメラ以外でも使える
という厳しい!?条件です。
今、使用しているドンケF-2はショルダータイプです。ショルダータイプは機材の出し入れがし易く良いのですが、次はリュック・バックパックを使ってみたいという興味があります。
また、収納力も十分に欲しい。現在のドンケだとD750、14-24㎜F2.8、24-70㎜F2.8、70-200㎜F4、フィルター類、他アクセサリーでパンパン。
窮屈。もう少し余裕が欲しいです。
そして当然、おしゃれで機能的じゃないと持ちたくありません。おしゃれさが一番大事かも。
最後に、撮影以外でも使える感じのカメラバッグが良いですね。いろいろ入れてお出掛けできるやつ。
そんな条件で調べていると、「F-stop」、「Thule(スーリー)」、「Incase」、「Peak Design」のカメラバッグが候補にあがったので、それぞれの商品を比べてみたいと思います。
F-stop:「LOTUS」
「F-stop」の概要
「F-stop(エフストップ)」は、アメリカ、ミズーリ州セントルイスに本社を置くメーカーです。
アウトドアクリエイティブ達の“持ち運び”に画期的なソリューションを提供し注目を集めています。
どの製品も本格的なアウトドアシーンに対応すべく作られており、カメラバッグとしての本質的な堅牢性や拡張性に非常に優れているとのこと。
現在、5つのラインナップがありますが大きめのカメラバッグが多いですね。
一番小さい「LOTUS」でも容量32L。一番大きいものだと容量80Lです。カメラバッグひとつで本格的に野山へ繰り出せます。
あまり大き過ぎるものも不要なので、容量32Lの「LOTUS」について見てみたいと思います。
※画像は公式ページからの出典(F-stop(エフストップ))
「LOTUS」の特徴
容量としては国際的な機内手荷物基準内サイズの32L。
LOTUSは「蓮」という意味ですね。その名の通り優れた撥水加工がされており気候耐性が高い。生地も強そうで全体的に堅牢です。
また、腰ベルトがしっかりしていたり、ハイドレーションが装着できたりと本格的なアウトドアにも対応可能。
荷崩れを防ぐ内蔵アルミフレームも入っているみたいですね。
カメラやレンズの収納に関しては、専用のインナーケースを入れて使用します。
ケースは別売りですが。これをカメラバッグの中に挿入して使います。
ただ、これに大三元レンズ3本入るかな・・・!?レンズフードがあるとキツそうですが、カメラバッグには他にもスペースもあるのでバッグ内には必要なものは入りそうです。
ポケットも多く、もちろん三脚の取り付けもできます。Macも入る。
ただ、問題はサイドから内部へアクセスできないこと。背中部分をガバッと開く必要があります。
場合によってはちょっと不便かもしれませんね。屋外だと地面が濡れていたりドロドロだったりということも多いので、そんな時はバッグを地面に置きたくありません。
あと、普段使いするにはアウトドア要素が濃いかもしれません。腰ベルトとかハイドレーションとかDリングとか。
ただ、アウトドアでがっつり使うのなら最高だと思います。カッコいいし。
Thule(スーリー):「Covert DSLR Rolltop Backpack」
「Thule(スーリー)」の概要
「Thule」は1942年にスウェーデンで創業したメーカーです。
結構歴史があるのですね。
北欧のデザインは洗練されています。しかも、それは見た目が良いというだけでなく、人間工学的にも考えられているとか。
また、どんな状況にも耐えられる耐久性の高い頑丈なデザインと高品質素材が大きな特徴となっています。非常に重い荷物から極度の高温、低温、風、雨、日照まで、通常の限界を超えたあらゆる条件下で製品をテストされているとのこと。
高価な機材を持ち運ぶのだから、これは心強いですね。
そして、Thule(スーリー)のカメラバッグには、現在ランナップは4種類あります。
この中で気になるのは「Covert DSLR Rolltop Backpack」です。
※画像は公式ページからの出典(Thule)
「Covert DSLR Rolltop Backpack」の特徴
上部の口の部分がくるくる巻くタイプになっているのが大きな特徴ですね。
素材は摩耗に強く防水加工もされています。先ほどの「F-stop LOTUS」ほどアウトドア仕様な感じはしませんが、フィールドでも十分通用する性能ではないでしょうか。
「Covert DSLR Rolltop Backpack」はサイドから機材を取り出します。こんな感じで付属のインナーケースを入れて使います。
サイドからアクセスできるので、カメラバッグを完全に降ろさずとも機材を取り出せるみたい。
先ほどの「F-stop」とは違う仕様です。
出入れ口が小さくてちょっと出し入れし難くそうですが。
また、インナーケースの収納力はそんなに無さそう。
カメラにレンズ3本。大三元レンズ3本は「F-stop LOTUS」と同様にキツそうですね。ただ、上のスペースを使えば入るかな・・・!? 収納力は微妙というレビューをよくみかけますね。
ポケットは充実しているので細かな機材には便利。Mac15インチも入ります。
ちなみに、容量の表記はありませんが機内持ち込み可(容量30Lくらい!?)。カメラバッグ自体の重量は2.26kgなのでそこそこあります。
デザインはすごくかっこ良いので普段使いできるし、フィールドでもタフに使えそう。その辺の万能感はありますね。
すごくかっこいい。
収納力が気になるところです。
Thule カメラバッグ Covert DSLR Backpack 日本正規代理店品 CS4758 TCDK-101
incase:「DSLR Pro Pack」
「Incase」の概要
「Incase(インケース)」は1997年に創業したアメリカ・カルフォルニア州に本拠地を置くメーカーです。
なにやら唯一のApple社公認のバッグブランドなんだとか。
「A better experience through good design(良いデザインを通じてより良い経験を)」とのコンセプトで物作りをしているそうです。
以前に札幌のロフトかどこかで見かけて良かったんですよね。
それで、「Incase」のカメラバッグも幾つかのランナップがありますが、「DSLR Pro Pack」を見てみます。
※画像は公式ページからの出典(Incase(インケース))
「DSLR Pro Pack」の特徴
見た目は非常にシンプル。
こういったデザインはややもすれば無個性になってしまいそうですが、シンプルなのにどこか印象的で目を引く。ありそうでなかった感じですね。カルフォルニアすごい。
そして、「DSLR Pro Pack」はIncaseの商品の中で一番収納力あるモデルです。
確かに沢山入りそう。仕切りを取ればカメラ以外でも使えますね。ちなみに、バッグ自体の大きさは30 x 50 x 22cmです。機内いける。
他の収納も優れているし、上部からすぐにカメラへアクセスできます。
もちろんMac15インチも入る。
素材はナイロン製です。ショルダーベルトや背中もクッションがしっかりしてそうですね。
ただ、チャックとかの耐水性はどうなんだろう。
それで、すごく良いのですが、やはりサイドからアクセスできないことを考えてしまいます。
こんな感じで地面に置くことになりますもんね。地面ドロドロだったらどうしよう。
でも、すごくいいな。値段もそこまで高くない。
inCase (インケース)Incase カメラバッグ DSLR Pro Pack (CL58059)【並行輸入品】
Peak Design:「Everyday Backpack」
「Peak Design」の概要
「Peak Design」はアメリカに本社を構えるカメラアクセサリーを手がけるメーカー。
2010年にアメリカ・キックスターターで資金募集を成功させスタート。その斬新なデザインとこだわった物作りで急速に名が広まっています。
カメラ好きのおしゃれな人達が楽しみながら作りましたみたいな商品ですね。
この動画も良い。使いたくなります。
それでPeak Designの「EVERYDAY BACKPACK」というカメラバッグが気になります。
ちなみに、「EVERYDAY BACKPACK」には20Lと30Lのサイズがあります。通勤とかでも使いたいなら20Lが良いかもしれませんが、私は迷わず30L。
※画像は公式ページからの出典(Peak Design)
「Everyday Backpack 30」の特徴
見た目すごくおしゃれ。
これまでのよりもアウトドアっぽいさは少ないですね。
それで、もっとも特徴的なのが両サイドが大きく開くことです。
両サイドを開くと筒抜状態です。
これだけ大きく開くのだから内部へのアクセスは良いでしょうね。
便利そう。
また、仕切りはマジックテープで固定されているので好きに移動させることができます。
これで30Lのスペースを自由に使えるのでレンズやカメラは結構はいるでしょうね。そして、画像では分かり難いですが仕切自体も稼働式です。このアイディアすごい。
ポケットもしっかりあります。いいですね。
Macも収納可能。機内持込めます。
自重は1.54kgで大きさの割の軽いですね。
横向で自立するのも良いです。
ただ、気になるのは「F-stop」や「Thule」に比べて弱そうなこと。クッション性とかどうなんでしょうね。外装は耐候性シェルが使われているらしいですがどれ程なのか。磨耗耐性はあるのだろうか。これは実際に触らないと分かりません・・・。
その辺りは気になりますが、使い勝手良さそうだし凄くおしゃれ。
いいな。
PeakDesign エブリデイバックパック30L チャコール BB-30-BL-1
まとめ
どれもいいですね。ただ、どれも結構なお値段。
個人的には収納力、使い勝手、普段使いを考えると「EVERYDAY BACKPACK 30」が一番良さそうです!
IncaseのDSLR Pro Packを長らく使っていますが、機材がかなり入るのでとても重宝しております。
沢山詰め込んでも、背負ってみると重みをあまり感じず(そういう設計….?)、また収納部の仕切りを取れば普段使いにもできるので、オススメです。(既にEveryday Backpackを購入されたようですが、、)
まやさん
コメントありがとうございます:)
IncaseのDSLR Pro Packをしようしているのですね!
これおしゃれだし、機材も入りそうなので、これにしようかと迷っていました:)
2個目を買うときはこれにしたいと思います笑
私はNational GeographicのNG RF 5350というのを使ってます。容量は17.9です。これはどっちかというとカメラ機材以外の日用品入れのスペースが大きいですね。そこにも機材を満載すれば大三元3点+単焦点2つくらいは入るでしょうか。カメラスペース用の所に限定すれば、大三元装着状態でプラス単焦点1つ入るくらいです。なおバッテリーグリップを付けるとチャックが閉まらないのでその時点でDひと桁系はアウトです。
日用品スペースが大きい割には意外に入らないな、という気がします。折り畳み傘が縦スペースギリギリです。着替えのシャツ1つ入れると望遠大三元は難しいかもしれません。千畳敷に泊まりで行ったときはアイゼンとストックもあったので結局もう1つカバンが要りました。
今の時点で予備カメラに三脚も装着して安物レンズ持って背負って出かけて5キロ6キロくらいになってるんでしょうか。結構重いですね。バッグそのものがしっかりした作りですからそれ自体も重量はありそうです。30Lクラスにカメラ機材を詰め込むとどのくらいの重さになるのでしょう。
デザイン重視でナショジオ買ったのはいいですが、実はあまりその点は気に行ってなかったりします。これは着こなしでカバーしようと思ったのですが、どうも背負う人間のデザインが悪いようで徒労に終わっています。
Labattさん
コメントありがとうございます:)
National GeographicのNG RF 5350ですか。17.9だとそれくらいの収納力になるのですね。
使い勝手は良さそうですね。さすがNational Geographic。Dひと桁系はでかいから入らないバッグも多いでしょうね。
そんなの持つ予定はないので私は心配不要ですが笑
30Lクラスに詰め込むとびっくりするくらい思いでしょうね・・・。10キロは超えるはずです。登山では20キロ越えを背負っているのですが、10キロでも重いものは重いです。鍛えねば・・・。
私はナショジオ見た目もおしゃれだと思います。デニムのシャツとかに合いそうです:)