写真のレッタチ用にワコムのペンタブレット(Intuos Draw)を購入してみました:)
ペンタブレットに関しては全くの初心者ですが、購入したものは価格も安く使い心地も不満のないものでした!
まだまだ使い慣れないですが、それでもレッタチの際の繊細な作業には断然優位だと思います:)
ワコム ペンタブレット Intuos Draw ペン入力専用 お絵描き入門モデル Sサイズ ホワイト CTL-490/W0
写真レタッチにワコムのペンタブレット(Intuos Draw)を買ってみた
経緯
これまでずっとマウスを使いレタッチしていました。普通はそうだと思います。
しかし、細かな部分にマスクを施したり、あるいは細かな部分の選択範囲を作成するといった繊細な作業の際には、マウスでは上手く行かずかなり時間が掛かることがありました。
マウスの動きではどうしても大雑把になってしまい、ため息が出ることが多かったです。
ですが、youtubeで海外フォトグラファーがペンタブを使用しているのを見てこれなら良さそうだと思いました。
参考:海外フォトグラファーのPs・Lrレタッチ動画まとめ。これは衝撃的だ・・・。
ということで、価格の安いものを選んで試しに購入するに至りました:)
ペンタブレットを選ぶ
ペンタブに関して殆ど知識はありませんが、ちょっとネットで調べると大体のことが分かってきます。
まず、メーカーはWACOM(ワコム)というメーカーがトップシェア(全体の7.8割くらい)で、このメーカーから選べば失敗は少ないとうことです。
シェアが高いと調べ事をするのにも情報が豊富で良いですね。
そして、ワコムのペンタブレットには大きく「Intuosシリーズ」と「Intuos Proシリーズ」の2種類あることが分かりました。
この2つでの主な違いは筆圧レベルです。
ペンタブは筆圧によって線の太さなどが変化するのですが、Intuosシリーズが1024レベル、Intuos Proシリーズが2048レベルで後者の方が筆圧感知にすぐれています。より繊細な描写が可能となります(その他、サイズやボタンの数なども違います)。
ただ、筆圧レベル1024でも十分なようなので、価格も安いIntuosシリーズにすることにしました。私は絵を描く訳でもありませんし。
さらに、Intuosシリーズにも「Draw、Art、Photo、Comic」の4種類があります。
Photoがあるならそれにしようと思ったのですが、これらの違いはダウンロードできるソフトの違いで製品自体はほぼ同じです。例えば、Photoなら写真編集用ソフトがダウンロードできるということですね。
ただ、私の場合はPhotoshopとlightroomがあるので特に必要ありません。
その他の点では、ArtとComicにはS・Mサイズがあること(DrawとPhotoはSサイズのみ)、Drawのみマルチタッチ機能非搭載となります。
マルチタッチ機能とは指でタブレットを操作できる機能です。ノートパソコンで言うここみたいな感じですね。
あれば便利でしょうが必須な機能ではないかと思います。
最後にサイズについてです。
ペンタブレットの入力エリアとモニター画面は1:1の絶対座標で対応しています(設定で変えることも可能)。
なので、タブレットが大きいとそれだけペンを動かす範囲が大きくなります。腕を振って使うような感じですね。サイズが小さければ手首を振って使うようになります。
また、モニターの大きさとも合っていなければ、動きのバランスが悪くなってしまいます。ワコムHPでは15インチ以下はSサイズ、15〜24インチはMサイズ、24インチ以上はLサイズが良いとされています。
これらの点を総合して「Mac13インチでPhotoshop・Lightroomを使い写真をレタッチする」という使用目的に合わし「Intuos Draw」を購入しました。
ワコム ペンタブレット Intuos Draw ペン入力専用 お絵描き入門モデル Sサイズ ホワイト CTL-490/W0
ペンタブって高価なイメージでしたが、下位のものだとこれくらいの価格で購入できるのですね!
ちなみに、タブレット自体が液晶になっているものもあるようですね。こっちの方がより操作性が良いですが価格も高いです。
ワコム 液晶ペンタブレット 13.3フルHD液晶 Cintiq 13HD 【新型番】2015年7月モデル DTK-1301/K0
ワコムのペンタブレット(Intuos Draw)を使ってみた
内容はタブレット、ペン、ケーブル、CD-ROMです。
思ったよりもタブレットは軽く感じました。
早速、パソコンと繋いでみたのですが線が邪魔ですね。
これは別売りのワイヤレスキットがあれば無線にできるようです。
Wacom ペンタブレットオプション ワイヤレスキット ACK-40401
別売りか・・・。
そして、ペンタブを使用するにはパソコンにドライバーをインストールする必要があります。私はネットからダウンロードしました。
参考:ドライバダウンロード
簡単にできました。
マック13インチと並べるとSサイズはこれくらいの大きさです。操作性や作業スペース的にぴったりの大きさでした。
ちなみに、ペン先は磨耗するようです。替えのペン先が別途売られています。
それからタブレット自体に傷が付かないように、紙を敷いて使うと良いとAmazonのレビューに書かれていたので参考にしました。
適当なコピー用紙を敷いてみましたが、確かにこれがないとタブレットに傷がつきそうです。傷が付いてしまうと書き心地に影響が出てくるようですね・・・。
それで肝心の使い心地はと言うと、最初は結構戸惑い今もまだ使い慣れないのでマウスの方が操作しやすい部分もありますが、それでも細かな作業は断然ペンタブが優位です!
マウスだと上手く処理できなかったマスクの境界部分も楽々です。本当に感覚的に作業できます:)
上画像くらいならマウスでもできるのですが、ペンタブの方がストレスが少ないですね。
それから、マウスと違い筆圧でマスクのかかり方も変化するようです。
これはLightroomのブラシツールでマスクをかけてみたのですが、上がペンタブ使用で下がマウス使用です。
ペンタブの方は筆圧の強弱により密度が変化するようです。わざと力を入れたり抜いたりしてみました。一方で、マウスの方はずっと同じです。
それぞれメリット・デメリットがあると思いますが、ペンタブの方がより感覚的です。
WindowsのパソコンからMacのパソコンに変えた時くらいの感覚の変化でした。
これから使い慣れればより精度の高いレタッチができるようになるかもしれません。
ワコム ペンタブレット Intuos Draw ペン入力専用 お絵描き入門モデル Sサイズ ホワイト CTL-490/W0
もちろん、マウスでも色々できるので、ペンタブじゃないと出来ない事というのは無いのですけどね:)
まとめ
ということで、ほとんど思いつきで購入してみたペンタブですが、使い心地は上々です:)
まだまだ、使い慣れないのですが、これから使い込んでいきたいと思います!
マウスだと微妙なラインが難しい部分もありますので、
ペンタブ導入により今後は作業効率が上がりそうですね^^
私は最近ようやくPhotoshopを始めたので、まだまだ必要性は感じませんが
今後必要と感じるぐらいPsも上達したいものです。
海外のレタッチの動画を見るとある意味衝撃を受けたというか、
他で見ていて素晴らしいと思っていた写真も・・(^^;
今時期ですと『樽前ガロー』等での光の線の写真もレタッチだったと思うとショックな部分が大きいですね。
全てにおいて言える訳ではないと思いますが(汗)
その代わり見極める目が少しはついたような気がします。
レタッチをどこまでやるかは人それぞれですが、
違和感がない程度に習得し、活かしていきたいと思いました。
morinokoeさん
コメントありがとうございます:)
そうなんです、ペンタブに期待しています!
私もまだまだなのでさらなる勉強が必要です:)
Psは本当に奥が深くてやりだすとキリがなくなってしまいます・・・。
あれは私もショックでした・・・。
やり過ぎるのも本当に考えものです。苦労して撮影する意味もなくなって来そうです。
しかし、レタッチで作り出したものと、本物を撮影したものとでは、やはり写真から伝わって来る何かが違うように思います!
私も本来目にした光景を崩し過ぎずやっていきたいと思います:)
ワコムの新型入門用はコンパクトでいいですね!
同じくワコムの旧型BAMBOOで写真編集やお絵描きしているヤマヒロです。
(先日絵の仕上げ中ペンタブが壊れたと勘違いしてワイズカメラさんと同モデルを買ったのですが実はMac Book Pro側のUSBポート側が壊れていて泣きをみました・・・・)
新型ペンタブはMacのOSも最新にしないといけないということもありソフトウェアが使えなくなるのも願い下げなので早速箱で眠っています(苦笑)
部分的なレタッチや書き込みなら手書きのように動きや筆圧をダイレクトに伝えるのでブラシツールや投げ縄ツールなんかはマウスよりずっと使いやすいと思いますよ!
それとペンタブにも紙をしひくものなんですね。
4年ほど使ってきましたが操作自体はゴリゴリやる訳ではないので大きな傷が目立つようなことも反応低下もないのそこまで神経質にならなくても大丈夫かもしれないです。
ヤマヒロさん
コメントありがとうございます:)
ブログでイラストを描かれているのを拝見していましたが、ヤマヒロさんもワコムのペンタブを使われているのですね!
マックのUSBポートが壊れていたのは災難でしたね・・・。
ペンタブで可能性が広がりそうで、これからのレタッチが楽しみです:)
紙を敷くのはそこまで神経質にならなくても良いのですね:)
ありがとうございます!
段々、はまってますね!
気がつけば、首までドップリですよ。
Wacomのペンツールも安くなりましたね。
(30年前から比較すると)
今のものは、ペンもマウスも同時に使えるのですか?
mickeyさん
コメントありがとうございます:)
やばいです笑
もう抜け出せません・・・:)
でも、ペンタブを使うたびにニタニタが止まらなく楽しいです笑
30年前からあるのですね・・・。マウスも併用できるので色々と便利です!
便利なのはいいですが、便利を追い求める不便さにはまります!