そろそろPCを買い替えようと考えているときに、13インチMacBook Pro(2020年)が発表されました。
なかなか魅力的に感じるのですが、これに買い換えるかどうか・・・。
私はあまりPCに詳しくないのですが、写真編集に必要なPCのスペックを調べつつ、13インチMacBook Pro(2020年)を購入するかどうか、またどのようなスペックにしたら良いか考えてみたいと思います。
完全に自分に向けた内容です・・・。
目次
現在のPCスペック
現在、私はMacBook Pro (Retina, 13-inch, Mid 2014)を使っています。5年前に購入している。
スペックとしては、
- CPUは2.6GHzデュアルコアIntel Core i5プロセッサ
- メモリーは8GB 1,600MHz
- ストレージは128GB
となります。写真を編集するにしてはギリギリのスペックです。
まず、メモリー8GBではLightroomで2400万画素の写真を扱うだけで一杯一杯になってしまいます。Photoshopで合成処理したりする際もきつい(落ちることはない)。
ストレージについては128GBで足りるわけがありません。なので、常に外付けHDDやSSDに頼りきっている状態です。
ただ、これで5年間普通に使ってきたので、もちろん全く使えないPCというわけではないです。もうちょっとあれこれ快適になれば良いなという感じ。
写真編集に必要なPCのスペック
何に使用するか
まず、第一はLightroomやPhotoshopでのRAW画像編集です。今の所、画素数は2400万画素ですが、もしかしたら将来的に4,5000万画像になるかもしれません。
動画については予定はありませんが、扱ったとしてもHD動画くらいでしょうか。本格的な4K動画を扱うことはまずないです。
その他はブログ運営だったり、ネットサーフィンだったり、プログラミングで仮想マシンを動かしたりなどのライトな使い方ですね。
ということで、以上のことを踏まえ、CPU、メモリー、ストレージの3点に絞って話を進めていきたいと思います。細々考えるとキリがないので。
先にさらっとまとめると、このような内容になりました。
- CPUはCore i5で十分かもしれないけど、Core i7は欲しい
- メモリーは16GBで十分だろうけど、できれば32GBは欲しい
- ストレージは512GB!?
では、CPUについてから。
CPUについて
CPUはパソコンの頭脳に当たる場所。カメラでいう画像処理エンジンでしょうか。
ポイントはとりあえず、「世代、グレード、コア数、クロック周波数」あたりに注目すれば良いでしょう。
- 世代・・・新しい方が良い
- グレード・・・Core i5、 i7などどいうやつ。数字は大きい方が良い。
- コア数・・・CPUコアの数。多い方が複数の処理を同時にできる。デュアルコア(2コア)、クアッドコア(4コア)、ヘキサコア(6コア)と表現されることも。
- クロック周波数・・・〇〇GHzの部分。CPUの秒単位の計算量。基本的に数字が大きい方が性能が良い。
ざっと説明するとこのような感じでしょうか。
それで、13インチ型MacBook Pro(以下、2020モデル)のCPUは以下のようなバリエーションがあります。
下位モデル | 第8世代 1.4GHz 4コア Intel Core i5 |
下位モデル (+2万円) |
第8世代 1.7GHz 4コア Intel Core i7 |
上位モデル | 第10世代 2.0GHz 4コア Intel Core i5 |
上位モデル (+3万円) |
第10世代 2.3GHz 4コア Intel Core i7 |
CPUはLightroomの書き出し速度などに影響があるようですね。あとはPhotoshopで様々処理をする速度にも影響があるらしい。
そして、グレードについてはLightroomなどでの使用ならCore i5もあれば十分なようです。今、私はCore i5のPCを使用していますが、2400万画素クラスならそれほど不満はありません。
ただし、将来的に4,5000万画像クラスを扱う可能性があるのならCore i7を選んでも良いでしょう。
コア数やクロック周波数などの他の性能については正直分かりませんが、多い方が越した事ないのは事実・・・。
ということで、今回は課金してCore i7へのアップグレードしようと思います。また、世代をみると新しい「第10世代」は上位モデルのみとなります。
ちなみに、2019年モデルは第8世代のCPUだったので、2020年モデルの恩恵を受けるには、やはり上位モデルとなります。
なので、今回は上位モデルで3万課金して「第10世代 2.3GHz 4コア Intel Core i7」を選びます。
メモリーについて
当然メモリーは多い方が良いです。
Adobe公式によるとLightroomでは以下のメモリーを必要としています。
メモリー4GB以上となっているので、8GBのPCでも使えなくないですが、推奨値(12GB以上)を考えると16GBは欲しいところです。実際に私のPCはメモリー8GBですが、快適さは皆無でいつもギリギリの状態。
ちなみに、Photoshopは「2GB以上(8GB推奨)」となっています。Lightroomよりも軽いのですね。
ということで、これから写真編集用にPCを買うのなら16GBは必要でしょう。また、扱う画像数が多かったり、lightroom + Photoshop + 他のソフトを使うなどとなると、16GBでもギリギリになるので、できれば32GBは欲しいところです。
それで、2020モデルのメモリーは以下のバリエーションになります。
下位モデル | 8GB(2,133MHz) |
下位モデル (+1万円) |
16GB(2,133MHz) |
上位モデル | 16GB(3,733MHz) |
上位モデル (+4万円) |
32GB(3,733MHz) |
下位モデルでは、標準仕様では8GBですが、たった1万円の課金で16GBにできるのは良いですね。上位モデルでは標準仕様で16GB、32GBにしようと思うと4万円の課金・・・。
ちなみに、今回の2020年モデルで初めて、MacBookPro 13インチにおいてメモリーが32GB積めるようになりました。これは上位モデルだけですが、これが個人的には大きな魅力かなと思います。やはりメモリー32GBは欲しい。
あと、さらに細かく見ると、下位モデルのメモリーは2,133MHz、上位モデルのメモリーは3,733MHzなので、後者の方がより速度のあるメモリーになっているようです。
ストレージについて
ストレージも多い方が良いです。データをたくさん保存できるので。ちなみに、ストレージにはHDD(ハードディスクドライブ)と、SSD(ソリッドステートドライブ)の2種類あります。
SSDの方が非常に早く、衝撃などにも強いようなので、当然SSDを選んだ方が良いです。LightroomのカタログなどもSSDに置いた方が、早くて快適になります。ただし、価格はSSDの方が高め。
それで問題はどれくらいの容量にするかです。
結局、撮影した画像は外付けに保存するので、PCそのものに大きな容量は必要ないと個人的には思っています。外付けSSDも1TBで1万円くらいで買えるようになってきました。
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なので、PCのストレージには2TBや4TBは必要としません。
ちなみに、2020年モデルでは、下位モデルで256GB、512GB(+2万円)、1TB(+4万円)、2TB(+8万円)、上位モデルで512GB、1TB(+2万円)、2TB(+6万円)、4TB(+12万円)のストレージを選べます(全てSSD)。
標準仕様からワンラックアップなら +2万円なので安めです。ただし、結局のところ外付けを使うので、512GB程度でも問題はないだろうと思っています。ただ、絶対に後悔したくないなどと思うのなら、やはり1TB以上にした方が良いでしょう。
ちなみに、MacのPCにはFusion Driveストレージを採用しているモデルもあります。これはSSDとHDDをミックスしたようなものです。ただし、ミックスと言いつつ、SSDの容量が圧倒的に少なく、これはあまり評判は良くないようですね。
以上により、13インチMacBook Pro(2020年)、第10世代 2.3GHz 4コア Intel Core i7、メモリー32GB(3,733MHz)、SSD 512GB(or 1TB)が良いのではないかと。結局、上位モデルでアップグレード・・・。
価格は¥248,800(税別)です。従来モデルよりは安くなったかなと思います。
13インチではないとダメなのか。16インチは!?
16インチで似たようなスペックにすると、第9世代 2.6GHz 6コアIntel Core i7、メモリー32GB(2,666MHz)、SSD 512GBとなります。価格は¥288,800(税別)です。
16インチのCPUは第9世代になりますが、2.6GHz 6コアで2コア多いです(13インチは2.3GHz 4コア)。メモリーは2,666MHz(16インチ)と3,733MHz(13インチ)で、13インチの方が速度はあります(体感的な差があるかは不明)。
画面サイズについては、レタッチ作業を考えると16インチの方が良いでしょう。13インチだとPhotoshopなどで、パネルを多く開くと、スペースが狭くなり作業しにくくなります。
ただし、私はPCを持ち運んで使うことがあるので、それを考えると13インチです。重さ1.4kgで、このスペックは非常に魅力的。バッグに入れても納まりが良いです。16インチは大きさもあり、重さも2.0kgあります。2つを並べて見ると数字以上の差を感じる。
以上のことから、私の用途には13インチが良いなと思っています。
今回あれこれ調べてみて、MacのノートPCについて、4K動画などをゴリゴリ編集しようと思うとMBP16インチ、写真編集やHD動画くらいの編集であればMBP13インチ、写真編集でも軽い作業でその他プログラミングやブログ運営などでの使用ならMacBook Airというのが目安になるのではないかと思います。
つきまとう14インチの噂
実は、今回のPCは14インチの新モデルになるのではないかとの噂がありました。ただし、実際には13インチでしたね。
このことから、今年の秋から年末にかけて14インチ新型が発表になるのではないかという更なる噂があります。根も葉もありませんが。
14インチは魅力的ですね。画面が少し大きくなりつつ、全体的なサイズは大きくなり過ぎないみたいな。スペック的なことも進化しているでしょう。
なので、もう少し様子を見たい気持ちもありますが、キリがないですね・・・・。
まとめ
ということで、13インチMacBookPro(2020)を買いそうです!
ただ、14インチも気になります!
私は、パソコンに関しては自作派なので
モニターを4K、ハードウェアキャリブレーションの
物に変えた際にパソコンのスペックも上げました。
ノートもデスクトップもCPUはi7でメモリは
それぞれ16GBと32GBです。
ノートは少し古いので2年前にHDDをSSDに
自分で交換しました。
写真はデスクトップで扱い、ノートはそれ以外の場所での
ツールですが、ipadを使い始めたら、ノートもそれほど
必要ないように思えてきました。
HDDやメモリーが1MB、1万円の時代からすると
今は天国ですね。
私達が、Windowsで8MBくらいの時にMacは16MBのメモリが
必要でしたが、今はメモリー食いは解消されたのかな?
mickeyさん
自作できる人がすごいです・・・。
確かにデスクトップとipadの組み合わせは強そうでうすね。
古い引き出しの奥から4MBとか書いたSDカードが出てきました笑
時代を感じます笑
ということで、これから写真編集用にPCを買うのなら16GBは必要でしょう。また、扱う画像数が多かったり、lightroom + Photoshop + 他のソフトを使うなどとなると、16GBでもギリギリになるので、できれば32BGは欲しいところです。
32バッテリーグリップになってますよ。。
Corei79世代から10世代でコア数減ってるのが気になります
グイイイイイさん
ありがとうございます!訂正させて頂きました!
Corei7は16インチは9世代で6コア、13インチは10世代で4コアな仕様なようですが、13インチも6コアにしてほしいですね・・・。