6月18日は十勝岳の山開き、黒岳石室オープンなど各地イベントがあり北海道でも夏山が本格的に始まりました。
最近、曇天続きだったのですがこの日だけ晴れ。明日からまた曇天の予報です。
ということで、仕事をサボって登山に行ってきました。
場所はニセイカウシュッペ山(1883m)です。変な名前ですがアイヌ語で「断崖絶壁の上にある山」という意味らしいです。
もうすでに5.6回登っている山なので、なんだか同じような写真ばかりになってしまいます・・・。ただ、毎回天気が微妙に違うのでそれもよしとします:)
ちなみに、場所はここです。
片道5.5kmで登り3時間、下り2時間くらいです。この時期には良いトレーニングとなります。
ニセイカウシュッペで登山
登山スタートです。
何回も同じ山に登ってると変に慣れてしまって装備が疎かになってしまいます。
晴れているし、雨具とか薄手ダウンとか要らないかなと思ってしまいましたが、山を舐めてはいけませんね。
退屈などろどろの道を歩きます。
今年はどうやら雪解けが遅いらしいです。
途中に数カ所大きな雪渓が残っていました。
足跡もあるしざくざくの雪ですが、雪渓を横切る時は神経を使います。
結構高いところまで来ました。
表大雪はまだ雪がかなり多そうです。そして、小さな雲海が発生していますが、こっちに上がって来そうで嫌な雰囲気です。この山では何度かそのパターンを経験しています・・・。
ここの見晴らしが好きです。広々としていて心地よい:)
そして、すぐ左側には「アンギラス」があります。
この尖ったやつですね。かっこいい。
ただ、霞が濃く、おまけに逆光なのでカメラには厳しいシチュエーションです。白っぽくなり色がうまく出ません。
何かをえぐり取るような形をしていますね。
ちなみに、ここへ行くこともできます。
ちょっと行ってみました。
写真中央が先ほどのアンギラスです。
ここも、まだかなり雪が多いですね。
去年、アンギラスに登ったのですがあまり良い思い出がないのでここで引き返します。
頂上に近くなると「大槍」と呼ばれる稜線の尖りが見えます。
大槍の後ろには表大雪の山々が見て綺麗です!
これがニセイカウシュッペの最大の見所だと思います:)
広角も良いですが、ズームしても迫力が出ますね:)
それにしても雄大です!
私は殆どこれを見るためにこの山に登っているようなものです。
そして、山頂に到着です。
眺め抜群:)
景色を堪能しながらコーヒー。これが最高です:)
今日は、三脚にベルボンUT-63Qを持って上がりました。やはりコンパクトで良いですね。雲がもくもく流れていたら長秒撮影で面白い写真が撮れるかもと思っていたのでが、今回は理想の雲は出ていませんでした。
参考:コンパクト三脚、ベルボンUT-63Qを試供して頂いた!まずは第一印象!
ちなみに、機材はカメラ2台で登りました。
重いですがレンズ交換しなくても良いのは楽ですね:)
それで、あんなに晴れていたのにコーヒーが沸く頃にはガスで覆われてしまいました。
風も出てきて肌寒いです。装備を手抜きしなくて良かったです。本当に山の天気は難しい・・・。
下山します:)
まとめ
毎年同じ山に登っても微妙な違いがあり飽きませんね。ただ、なかなか理想の天気にはありつけません!
そして、慣れた山でも装備の手抜きは禁物ですね:)
雪山って魅力的ですよね!行ってみたいなあ。こうやってブログで紹介して頂けると俄然興味がわきますし、北海道での登山に対する具体的なイメージもわきます。いつかは僕も。。。
それはそうと今回は2台持ちでいかれたんですね。僕も普段2台持ちなのはレンズ交換が億劫だからなんですよ。片方に望遠系かマクロ、もう片方に標準か広角って運用です。
TSさん
コメントありがとうございます!
はい、雪山はより一層山を魅力的にしますね:)
そう言っていただいてありがとうございます!とは言っても、私は6月からの残雪後期が限界です・・・。本格的な雪山もやってみたいですがちょっと怖いですね:)
TSさんも2台持ちですか!
山でのレンズ交換って本当に面倒ですよね。重いですが使い勝手が良いです!