レンズは資産という言葉をよく耳にします。
確かに、レンズはカメラ本体と比べて値下がりし難く、不要となった場合は割と高値で売ることもできます。
一方で、ご存知の通りレンズは消耗品でもあります。使えばいつかは壊れます。もちろん、修理とメンテナンスを繰り返せば長く使うことはできるでと思いますけどね。
私のレンズたちも、それ程長く使用している訳ではないのですが、色々とトラブルを抱えるようになってきました。
ぜんぜん有用な内容にならないかもしれませんが、つらつらと私のレンズのトラブルについて書いてみたいと思います。
もしかしたら、皆さんも同じようなトラブルに当たるかもしれませんね。
私のレンズたちが満身創痍ぎみ
もんろん、レンズは大事に取り扱っています。
ただ、どうしても埃っぽいころでの撮影が避けられなかったり、そういった場所でやむを得ずレンズ交換をする場面もありました。登山とかしているそのような場面が多いです。
タムロン60㎜マクロレンズ
これは気付いたら後玉に2、3箇所傷が付いていました・・・。レンズをクリーニングしている時に気が付きました。
ぶつけたとか擦った記憶はありません。推測ですが、レンズ交換した際にマウントに擦ってしまったのではないかと思っています。ただ、このレンズは特に後玉が前に出ているとかではないんですけどね。私の不注意です。
後玉の傷は写真に影響することが多いと言われますが、幸いにも私の場合は写真には全く問題ありませんでした。逆光でもフレアやゴーストが出るということもありません。
多分、傷がレンズの端だったことと、極僅かな浅い傷だったためだと思います。
レンズによっては後玉が凸状に出ているものもあるので、レンズ交換には注意が必要ですね。
シグマ8-16㎜ 超広角ズームレンズ
このレンズは私のお気に入りレンズなのですが、これを持って山道を歩いている時に転んで泥水を被ってしまいました。
幸いにもレンズキャップはしていたので、レンズが汚れたり傷つくことはありませんでしたが、ズームリングから変な音がするようになりました。
たぶん、砂が入り込んだのだと思います。動きは滑らかなのですが、ズームリングを回すとたまに金属が擦れるような嫌な音がします。まぁ、耳を澄ましてようやく聞こえる程度の僅かな音なんですけどね。気になってしまいます。
今のところAFや写りなどには全く問題ないので、とりあえずこのままにしておこうと思います。
シグマ17-50㎜F2.8 標準ズームレンズ
これはレンズ内に埃が入り込んでいます。
レンズ内に埃が入り込むことは、ズームレンズの宿命であり仕方がないことではあります。しかも、ちょっとした埃であれば写真には写らないので全く気にする必要はありません。
しかし、私の場合は結構大きめの埃が一つ入り込んでおり写真に影響が出ています。
気が付いたきっかけは太陽を画面内に入れた時です。その時に画面右下に見慣れない小さなゴーストが出ていました。あれ?と思い前玉や後玉を見ても汚れ・埃・傷はありませんでした。
さらによく見ると、後玉から見て一つ奥のレンズに、埃というかゴマくらいの大きさのゴミが入り込んでいまいした。なぜいつ入ったのかは不明です。
撮影した写真を見ると、やはり画面右下に小さなゴーストっぽい色ズレができています。
シグマに清掃に出そうか検討しました。しかし、色ズレの大きさは等倍に拡大してやっと判別できる程度で小さいです。センサーのゴミよりも小さいです。なので、現像の際にスポット修正で簡単に除去できます。
なので、これもとりあえずはこのままにしようと思います。シグマにレンズを送ってしばらく使えないのも嫌ですしね。
タムロン70-300㎜ 望遠ズームレンズ
これもズームリングに砂が入り込んだようで、回し心地が悪くなってしまいました。
原因は阿寒富士で撮影した時だと思います。風がやや強くて砂が舞っていました。
ピントリングの回した感じに関して、焦点距離70-200㎜はスムーズなのですが、焦点距離200-300㎜の間がやや不自然な感じです。滑らかに回りません。
ただ、AFや写りなどには全く影響ないです。ズームリングも滑らかに回らないだけで、使用する分には問題ないレベルです。なので、このままで様子見にしておく予定です。
山でなくとも、グラウンドや砂浜で撮影すると同様のドラブルを起こす可能性があるので注意が必要です。タオルやビニールを巻いて対策をする必要があります。人によってはラップを巻く人もいるようです。
ということで、超広角から望遠域まで私のレンズたちは健全な個体がほとんどない状態になりました。だた、どれも使用に関しては全く問題ないので、このまま使っていこうと思います。
一方で、レンズの資産価値は確実に目減りしています。やはり、レンズは消耗品です。細かいことは気にせずに使い倒したいと思います。
まとめ
カメラを初めて間もない頃は、外装に少し傷が付いただけで、「あ゛ーあ゛ー」とか思っていましたが、最近は全く気にしていません。
それが良いことか悪いことかは分かりませんが、いちいち気にしていたら撮影できません。もちろん、レンズは大事に取り扱ってはいますよ。
ipp株式会社 吉原様
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