最近、Lightroom CCとphotoshop CCがアップデートされていたみたいで、それに伴い新機能が幾つか搭載されていました。
なかでも、「Dehaze(ディヘイズ)」なるものがとても気になります。「Dehaze(ディヘイズ)」はと日本語にすると「かすみの除去」です。
この機能とても嬉しいです。なぜなら、風景を撮影していると、PM2.5やら黄砂やら霧やらで霞んでしまうことが多々あるからです。
先ほど私もアップデートしたので、LightroomとPhotoshopの新機能である「かすみの除去」を試してみました。
新機能「かすみの除去」
今までのLightroomでは、「効果」の部分はこんな感じでした。
それがアプデートするとこうなります。
一番下に「かすみの除去」というスライダーが増えたみたいです。
従来では、霞を軽減して写真をクリアーにしようとすると、黒レベルやシャドーやハイライトなどを操作しなければなりませんでした。
しかし、これからはこのスライダー1本であの白っぽい霞を除去することができるようになるそうです。さらに、逆に霞を加えることも可能です。便利ですね。
今まで、この「効果」の部分は「粒子」とかよくわからないスライダーが多くて、殆ど使わなかったのですが、これから活躍する機会が増えそうです。
「かすみの除去」を試してみた
まずは、この写真です。それほど極端に霞んでいる訳ではありませんが、この微妙な霞が嫌だったりまします。
「かすみの除去」のスライダーを+50にしてみます。
少し極端かもしれません。
並べてみます。上が元画像で、下が「かすみ除去」を+50にした画像です。
スライダーを動かしただけですが、全体的にコントラストが上がり、特に空や奥の山並みが鮮やかになりました。もやっと感が一段階下がったようです。
これ便利。
他の画像も試してみます。すべて、上が元画像で、下が「かすみ除去」を+50にした画像です。
すっきりした印象になります。PLフィルターみたいな効果ですね。
ただ、「かすみ除去」を上げ過ぎると派手な色合いになるようなので、気を付ける必要があります。
これは色が強すぎなように思います。でも、白っぽい感じは取れます。
ちなみに、「かすみ除去」を−50にしてみると、
霧で霞んだ雰囲気になります。これはこれで使えそうですね。
まとめ
LightroomとPhotoshopがさらに便利なりました。いろいろいじって使い方を学んでいるのですが、機能が多いし複雑で覚えきれません。
ただ、「かすみ除去」はすぐに使えて効果は大きいです。
Lightroom6はアップデートしてもカスミの除去の機能は追加されませんでした。
mickeyさん
コメントありがとうございます。
アップデートしても「かすみの除去」が追加されないということですが、アビドのコミュニティーフォーラムを見てみると同じような症状の人が結構いるようです。
https://forums.adobe.com/thread/1874960
LightroomのバージョンはLightroom CC 2015.1になっていますでしょか?
あるいは、数日後、再度「アップデート」と表示されたという方もいるようです。最終手段でLightroomを削除して再インストールという方法もあります。
あまり力になることができずに申し訳ありません:(
ありがとう御座います。
もしかしたらlightroomCCとlightroom6での違いでは無いかと調べてみたら
予想されていた事なんですが、Lightroom 6.1では新機能が使えないのが現実になりましたね。今後物議を醸し出しそうです。
との書き込みを見つけました。
毎月と一回払いの差かな?
mickeyさん
そうみたいですね。やはり新機能をいち早く使いたいならlightroomCCを使用しないとダメなのですね。
どうにかしてほしいところですね:(