カメラ初心者でも一眼レフを使えば、良い写真を撮影することができます。
一眼レフカメラ、それと少しの知識と被写体を見る眼があれば、カメラ初心者でも良い写真が撮影できます。カメラ歴は関係ありません。
そこが一眼レフカメラの良いところだと思います。
今回は、私が撮影した作例を見ながら、「一眼レフカメラはすごい!カメラ初心者でもこんな写真が撮影できる!」というように、一眼レフカメラの魅力をお伝えしたいと思います。
一眼レフはボケる!
カメラ初心者でもボカして良い感じに撮影できるのが、一眼レフの大きな魅力の一つです。
例えば、こんな写真です。
ボカすだけで被写体が強調され良い感じに撮影できます。一眼レフがあれば、カメラ初心者でも割と簡単に撮影できてしまいます。
ちなみに、スマホカメラや一般的なコンデジでは画面全体にピントが合う傾向にあるので、このような写真はなかなか撮影できません。
一応実験として、スマホカメラ(iphone6)と一眼レフのボケ具合を比べてみました。上がスマホカメラで下が一眼レフです。
全然違いますね。スマホカメラでは、ほんの少ししかボケません。一方で、一眼レフでは綺麗に大きくボケています。もちろん、難しい技術は何も使っていないです。
このように、一眼レフであれば簡単に写真をボカすことができるのです。
こんな感じで背景をボカした写真は、一眼レフを使えば本当にすぐ撮影できます。
このボケを少し応用すれば、こんな写真も撮影できます。
一眼レフだからこそ撮影できる写真です。
カメラ歴が短くても、少しの知識と工夫次第で様々な写真が撮影できます。
参考:湧別町チューリップ公園。見れば誰でも驚くチューリップ国内最大級の群れ。
一眼レフはシャッター速度を変えられる!
一眼レフはシャッター速度を速くしたり遅くしたり設定を変えることができます。これを使えばカメラ初心者でも面白い写真が撮影できます。
例えば、シャッター速度を速めて撮影すると被写体の動きを止めることができます。
この写真はシャッター速度1/1600秒です。写真が小さいので分かり難いですが、よく見ると空中で水滴まで静止しています。
大体、一眼レフ入門機で1/4000秒、中級機で1/8000秒までシャッター速度を速めることができます。なので、もっと早いものでも止められます。
これは1/2000秒です。波も止まります。このような波の写真は一眼レフを使えば、カメラ初心者でも簡単に撮影できます。逆に、一眼レフじゃないと困難です。
今度は、シャッター速度を遅くして撮影してみます。シャッター速度を遅くすれば、白糸が流れるように滝や川を撮影することもできます。
私はこれで星をぐるぐる撮影しました。
これはシャッター速度20秒で撮影した写真650枚を比較明合成という方法で合わせた写真です。
比較明合成と聞くと難しく思うかもしれませんが、思ったよりずっと簡単に撮影できます。
参考:比較明合成(コンポジット)とは?SiriusCompの使い方。一眼レフカメラで星空撮影。
このように、シャッター速度を速めたり遅くしたりできるのは一眼レフならではの魅力です。カメラ初心者でもシャッター速度をコントロールして良い写真が撮れます。
一眼レフはレンズを交換できる!
レンズを交換できるのも一眼レフのいいところです。
レンズを交換すれば、カメラ初心者でも目を引くような写真を撮影できたりします。
例えば、広角レンズを使えばインパクトのある写真を撮影できます。
スマホカメラやコンデジも広角ですが、ここまで広くは撮影できません。
広角で撮影するだけで、写真の世界を広げることができます。
広角で撮影すると遠近感やダイナミックな雰囲気がでます。
また、望遠レンズを使えば遠くのものをアップにして撮影することができます。これがとても便利です。
近くに行けないものでも撮影でるので楽しいです。
望遠レンズを使えば、被写体との距離感をなくして撮影することができるのです。
参考:望遠レンズの使い方のコツ。望遠レンズの4つの特性を知って良い写真を撮ろう。
そして、マクロレンズでは肉眼で見ることのできない世界を撮影できます。
こんな写真は一眼レフでレンズを交換すれば、カメラ歴に関係なくカメラ初心者でも撮影できます。
参考:マクロ撮影でのピント合わせの方法。MFでうまくピントを合わせるコツ。
写真に遠近感を出したいなら広角レンズ、遠くのものを大きく撮影したなら望遠レンズ、小さなものを拡大して撮影したいならマクロレンズというように、その場の用途に合わせてレンズを交換できるのも一眼レフの魅力です。
レンズを交換すれば、カメラ初心者でも色々特徴的な写真を撮影することができます。
一眼レフは暗い場所に強い!
一眼レフは暗い場所で撮影しても画質が綺麗です。これも一眼レフの魅力です。
例えば、暗い場所でスマホカメラを使うと、写真がざらざらとした質感になりませんか?
スマホカメラやコンデジは暗い場所で撮影すると、写真にノイズが入ってしまいます。
一方で、一眼レフであれば、このざらざら(ノイズ)を少なくして綺麗な画質のままで撮影することができます。なので、カメラ初心者でも美しい夜景を撮影できるのです(三脚は要ります)。
もし、これをスマホカメラやコンデジで撮影したら、せっかくの夜景も台無しです。
一眼レフがあれば、夜にカメラを持って出かけるのが楽しくなります。
まとめ
という訳で、私は一眼レフにどっぷりハマっています。高価なものにはそれなりの理由があるんですね。カメラ初心者でもちゃんと良い写真が撮れます。
そして、カメラを始めて生活がより楽しくなりました。これからもカメラ生活を楽しみたいと思います。
Nikon デジタル一眼レフカメラ D5500 ダブルズームキット ブラック 2416万画素 3.2型液晶 タッチパネルD5500WZBK
初めましてm(__)m
Nikonのd3300を使っています。
子どもたちの学校生活が楽しく撮れればという思いだけで購入し、ひたすらautoで何年も撮りまくっているだけでした(^^;;
子供達も成人し、撮ることもなくなりました。
それが最近、山登りを始めこの一眼を持参して行くようになりました!
カメラのある山登りや今の時期、河津桜を撮ることに楽しみを覚え、もっと上手に撮りたいと思うようになったのです。
ですが、構えてみればカメラってとても難しく、
F値って何?
シャッタースピードっ何?
isoって何?
と恥ずかしながら全く触れないのです(・_・;
まず、桜を上手に撮りたいのですが
M・A・S・P
どれで撮れば良いのでしょうか?
f値は?
シャッタースピードは?
isoは?
設定を教えてくださいm(__)m
突然の変な質問ですみません!
一眼レフのことが全く解っていないものですから何をどう聞いて良いのかも解らないのです(._.)
ごめんなさい(;_;)
でも、お山や星空、夜景、桜など綺麗に撮れるようになりたいんです!
いきなり、こんなお便りすみませんm(__)m
mikaさん
コメントありがとうございます:)
山登りを始められたのですね!
山とカメラの相性は抜群ですよね:)
確かに、カメラには色々なモードがあるし、設定も色々で分かりにくいですよね・・・。
手前味噌ですが、色々と記事をご紹介したいと思います。
F値、シャッター速度、iso感度の関係についてはこちらを、参考:一眼レフカメラの絞り(F値)・シャッター速度・ISO感度の関係を理解しよう!
iso感度について、参考:ISO感度の読み方、目安、上手な使い方!ISO感度のメリット・デメリットを知って使いこなそう!
分かりにくいかもしれませんが、よろしければご参考ください:)
M・A・S・Pなどのモードについは、私の場合は星以外は絞り優先モード(A)でほぼ100パーセント撮影しています!
参考:一眼レフカメラの使い方。カメラ初心者から絞り優先オート(A)でステップアップ。
また、撮影方法についてはこちらを読んでみてくださいませ:)
参考:風景写真の撮り方!一眼レフカメラ初心者だった私が風景写真で注意しているポイント!
良く分からないことも多いかと思いますが、どうぞまたご質問ください:)