雑談

広角よりも標準や望遠をよく使うようになった理由。

投稿日:2020年10月26日 更新日:

ここ最近、標準や望遠を使った撮影が好みです。

もちろん、超広角や広角も好きですが、それより標準や望遠をよく使うようになりました。

今回は、画角の好みが変わった理由についてツラツラ書いてみたいと思います。

広角よりも望遠をよく使うようになった理由

ロケーションに縛られにくい

広角を使った写真は迫力があり、カッコいい写真を撮影しやすいです。

しかし、写る範囲が広いのでどうしてもロケーションに縛られやすい傾向にあります。ゴチャゴチャした場所だと広角は使えませんね。天候にも左右されやすい。

また、前景を配置して、リードラインで視線誘導して、遠景にも映えるものを・・・というように考えると、なかなな適したロケーションが見つかりません。

しかも、北海道は広いとはいえ、何年も写真を趣味とし、あちこち巡っていると、広角で撮れるようなスポットは殆ど訪問済みで、どうしても飽きてしまいます。

 

一方で、標準や望遠であればロケーションに縛られにくいです。写る範囲が狭いのでゴチャゴチャとした場所でも作品になりますし、天候の変化にも対応しやすいですね。

これは車から降りてすぐの道路側で撮影しました。標準や望遠は場所に縛られず、どこでも好きに撮影できます。

なので、フットワークも軽くなる。素晴らしいです。

個性を出しやすい

広角を使った写真は、なかなか個性を出しにくいかと思います。

もちろん、何を前景とするか、ポジションやアングルをどうするか、どの天候を選んで撮影に行くか・・・などによっても個性は出てきますが、それほどバリエーションは多くありませんし、奇をてらったみたいな構図になることも少なくありません。ややもすれば誰が撮っても同じでは!?という場合もある。

 

その点、標準や望遠は自分の視点を切り取ることで個性を出しやすいかと思います。

他の人だと見落としてしまう、あるいは目にも止まらないようなものを見つけ出して写真にできる。標準や望遠では「人により見ているものが違う」ということが明確に感じられ面白いです。

やはり、どうしても広角だとこの点が難しい。標準や望遠は自分の感性を活かしやすいので撮影していて楽しいですね。

作品も優しく飽きにくい

個人的に、撮影した写真はプリントして何度もじっくり見たり、部屋に飾りたいと思っているのですが、広角で撮影した写真だとこれが苦手です。

広角で撮影した写真はインパクトが強い場合が多いです。これはパッっと見はよいですが、何回も見ていると飽きてきますし、疲れてきます。

 

その点、標準や望遠で撮影した写真は飽きにくいです。また、落ち着いてじっくりと見ていられます(もちろん、被写体によりますが)。

せっかく苦労して撮影した写真は長く楽しみたいですよね。

広角で撮影した写真はインパクトが強いので、SNSなどでの短期間の鑑賞に向いているかと思います。一方で、標準や望遠で撮影した写真は、比較的長期間での鑑賞にも向いているかと思います。それぞれ特性がある。

この点で、だんだん標準や望遠が好みになってきました。

 

スポンサーリンク

まとめ

当初は無類の広角好きだったのですが、嗜好も変わるものですね。

もちろん、今でも広角は好きですし、広角でないと撮れない写真もありますが・・・。


  1. mickey より:

    先日Lightroomの講習を受けてきました。
    最近の写真の傾向は画面に太陽を入れずに
    陽の当たっているところと陰の部分を
    引き立たせて、奥行きを与えるような
    現像をするそうです。特に暗い部分は
    黒くなっている部分を明るく持ち上げて
    更に霧がかかっているような、見えるようで
    見えないようなShadow Hazeと言う加工が
    流行だそうです。(トーンカーブで加工)

    Lightroomの新しい機能のカラーグレーディングや
    Photoshopの機能の説明を受けてきました。
    Lightroomのプラグインとして
    Luminar 4
    Topaz DeNoise AI
    値段もあまり高くなく、非常に使えるプラグイン
    かと思います。

    • ワイズカメラ より:

      mickeyさん

      確かに最近のSNS界では光と影みたいな写真が増えていますね。

      カラーグレーディングはめちゃくちゃ便利です。Psので出番が減りそうですね。
      Topaz DeNoise AIはかなり気になっています。導入しようかしら・・・。

  2. mickey より:

    カラーグレーディングでの変化量は少ないので
    カメラの露出補正みたいな扱いではないかと思います。

    Topazのソフトは他にも色々あり、アップデートも
    頻繁に行われています。

    そのうちにピントを外してもリカバリーして
    シャッターを切る前後、数秒も記録してくれて
    対象物のマスクも簡単に掛けられるような時代になり
    人間の出番は、構図と色のセンスだけが求められる
    ようになるのでしょうね。

    • ワイズカメラ より:

      mickeyさん

      ピントリカバリー機能欲しいです笑
      構図と色のセンスが一番難しいところですね!

comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

関連記事

「Lightroom 5」の30日間無償体験しました!

Lightroom5の無償体験しました!でも、どこまで画像処理していいのか・・・。

読了時間8分 Lightroom 5 「Adobe Lightroom 5」と言えばRAW現像に使ったりする有名ソフトですね。 RAW現像というのはRAW画像で保存した画像データをJPEG画像に変換す …

写真撮影で使っている便利な10のアプリやサイト!

風景などを撮影するのに、天気や日の出などの情報はなくてはならないものです。 今ではスマホ1台であらゆる情報を入手できるので本当に便利ですね。 ということで、私が撮影で使っている便利な10のサイトやスマ …

Prime Wardrobe(ワードローブ)の使い方と返品方法!Amazonがさらに便利に!

AmazonのPrime Wardrobe(プライム・ワードローブ)を利用してみました。 Prime Wardrobe(プライム・ワードローブ)とはざっくり言うと自宅で試着できるサービスです。日本では …

一眼レフカメラ

私のカメラ歴史。一眼レフカメラを買うに至るまで。

読了時間3分 私が一眼レフカメラを購入してもうすぐ1年半くらいになります。もう結構古いカメラとなってしまっていますが、「Nikon D7000」を使っています。D7100が2013年3月に発売されたの …

1月(14ヶ月目)のブログを振返!2月に撮影したいもの!500pxパルスは上々!

2016年最初の月が過ぎました。 皆さはどのようなカメラライフをお過ごしでしたか?? 私はなかなか充実していました:) 今年も前月を振り返ってみたいと思います! 1月の活動 まずは機材について・・・。 …

About_me_web_site_name

このブログを運用しているWiseCameraです。北海道の田舎在住、写真と山が好き。まだまだ経験や知識を浅いですがコツコツをカメラ勉強中ですので、よろしくお願いします:)
サブブログ(カメラク)も運営しております。

このサイトについて

一眼レフカメラ・写真初心者のカメラブログ[ワイズカメラ]はamazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。