ここ最近、標準や望遠を使った撮影が好みです。
もちろん、超広角や広角も好きですが、それより標準や望遠をよく使うようになりました。
今回は、画角の好みが変わった理由についてツラツラ書いてみたいと思います。
広角よりも望遠をよく使うようになった理由
ロケーションに縛られにくい
広角を使った写真は迫力があり、カッコいい写真を撮影しやすいです。
しかし、写る範囲が広いのでどうしてもロケーションに縛られやすい傾向にあります。ゴチャゴチャした場所だと広角は使えませんね。天候にも左右されやすい。
また、前景を配置して、リードラインで視線誘導して、遠景にも映えるものを・・・というように考えると、なかなな適したロケーションが見つかりません。
しかも、北海道は広いとはいえ、何年も写真を趣味とし、あちこち巡っていると、広角で撮れるようなスポットは殆ど訪問済みで、どうしても飽きてしまいます。
一方で、標準や望遠であればロケーションに縛られにくいです。写る範囲が狭いのでゴチャゴチャとした場所でも作品になりますし、天候の変化にも対応しやすいですね。
これは車から降りてすぐの道路側で撮影しました。標準や望遠は場所に縛られず、どこでも好きに撮影できます。
なので、フットワークも軽くなる。素晴らしいです。
個性を出しやすい
広角を使った写真は、なかなか個性を出しにくいかと思います。
もちろん、何を前景とするか、ポジションやアングルをどうするか、どの天候を選んで撮影に行くか・・・などによっても個性は出てきますが、それほどバリエーションは多くありませんし、奇をてらったみたいな構図になることも少なくありません。ややもすれば誰が撮っても同じでは!?という場合もある。
その点、標準や望遠は自分の視点を切り取ることで個性を出しやすいかと思います。
他の人だと見落としてしまう、あるいは目にも止まらないようなものを見つけ出して写真にできる。標準や望遠では「人により見ているものが違う」ということが明確に感じられ面白いです。
やはり、どうしても広角だとこの点が難しい。標準や望遠は自分の感性を活かしやすいので撮影していて楽しいですね。
作品も優しく飽きにくい
個人的に、撮影した写真はプリントして何度もじっくり見たり、部屋に飾りたいと思っているのですが、広角で撮影した写真だとこれが苦手です。
広角で撮影した写真はインパクトが強い場合が多いです。これはパッっと見はよいですが、何回も見ていると飽きてきますし、疲れてきます。
その点、標準や望遠で撮影した写真は飽きにくいです。また、落ち着いてじっくりと見ていられます(もちろん、被写体によりますが)。
せっかく苦労して撮影した写真は長く楽しみたいですよね。
広角で撮影した写真はインパクトが強いので、SNSなどでの短期間の鑑賞に向いているかと思います。一方で、標準や望遠で撮影した写真は、比較的長期間での鑑賞にも向いているかと思います。それぞれ特性がある。
この点で、だんだん標準や望遠が好みになってきました。
まとめ
当初は無類の広角好きだったのですが、嗜好も変わるものですね。
もちろん、今でも広角は好きですし、広角でないと撮れない写真もありますが・・・。
先日Lightroomの講習を受けてきました。
最近の写真の傾向は画面に太陽を入れずに
陽の当たっているところと陰の部分を
引き立たせて、奥行きを与えるような
現像をするそうです。特に暗い部分は
黒くなっている部分を明るく持ち上げて
更に霧がかかっているような、見えるようで
見えないようなShadow Hazeと言う加工が
流行だそうです。(トーンカーブで加工)
Lightroomの新しい機能のカラーグレーディングや
Photoshopの機能の説明を受けてきました。
Lightroomのプラグインとして
Luminar 4
Topaz DeNoise AI
値段もあまり高くなく、非常に使えるプラグイン
かと思います。
mickeyさん
確かに最近のSNS界では光と影みたいな写真が増えていますね。
カラーグレーディングはめちゃくちゃ便利です。Psので出番が減りそうですね。
Topaz DeNoise AIはかなり気になっています。導入しようかしら・・・。
カラーグレーディングでの変化量は少ないので
カメラの露出補正みたいな扱いではないかと思います。
Topazのソフトは他にも色々あり、アップデートも
頻繁に行われています。
そのうちにピントを外してもリカバリーして
シャッターを切る前後、数秒も記録してくれて
対象物のマスクも簡単に掛けられるような時代になり
人間の出番は、構図と色のセンスだけが求められる
ようになるのでしょうね。
mickeyさん
ピントリカバリー機能欲しいです笑
構図と色のセンスが一番難しいところですね!