三脚 機材

10万円超の三脚とコスパの良い三脚を比較しての感想など。何が違うの!?

投稿日:2020年7月4日 更新日:

つい最近、Leofoto LS323Cという三脚を手にしました。
参考:Leofoto LS323Cをレビューする。コスパの良い大型三脚。

それで以前より、GITZO システマティック3型3段ロングという似たようなスペックの三脚も使っていました。

ただ、価格は大きく違いGITZO システマティック3型3段Lは12万円くらい、一方でLeofoto LS323Cは2.5万円くらいです。なんとLeofoto LS323CはGITZO システマティック3型3段Lの1/4以下の価格で圧倒的に安価。

では、両者にはどんな違いがあるのかです。今回はその辺を簡単に書いてみたいと思います。

GITZO システマティック3型3段LとLeofoto LS323Cのスペックを比較

まず、GITZO システマティック3型3段LとLeofoto LS323Cのスペックを比較しておきたいと思います。

GITZO
システマ3型3段L
Leofoto
LS323C
耐荷重 25㎏ 20㎏
伸高 1520mm 1520mm
最低高 110mm 95mm
収納高 670㎜ 650mm
段数 3 3
パイプ径 32.9/29.0/25.3 32/28/25
重量 2.04kg 1.42kg

以上のような感じですが、似たようなスペックですね。

GITZO システマティック3型3段ロング

Leofoto LS323C

両者とも比較的大型な三脚になるかと思います。

オススメするならどちらか!?

いきなりですが、GITZO システマティック3型3段ロングLeofoto LS323Cのどちらがオススメかと問われれば、Leofoto LS323Cをオススメするでしょう

写真を撮るという点について、実用上で両者の性能差は殆ど感じられません。どっちを使っても撮れる写真は同じでしょう。それであるならば、1/4以下の価格で手に入るLeofoto LS323Cです。

しかも、Leofoto LS323Cはこの価格なのに本当によく作られているなと思います。安定感もありますし、軽量コンパクト、個人的には野暮ったい感じもしません。

 

ただし、細かな点を見ると、やはり10万円を超えるような高価な三脚の方が良い点もあります。では、それは一体どの点なのか!?

GITZO システマ3型3段ロングの方が良いなと思う点

全体的な質感

まず、Leofoto LS323Cの質感が悪いというわけではありませんが、GITZO システマ3型3段ロングには劣る点があります。

特に、ナットのゴムについてLeofoto LS323Cは手に馴染む感じが少ないです。硬くて滑りやすい。一方で、GITZO システマ3型3段ロングは手にピタッと手に馴染みます。

これは握った時に印象が全然違います。

あとは基部!?の質感も、GITZO システマ3型3段ロングの方が作り込まれており高級感がある(実際高級ですが)。Leofoto LS323Cは必要最低限といった感じです。

やはり全体的な雰囲気というか、質感はGITZOの方が良いです。

ただし、これは実用については全く関係ないことですね。

 

ちなみに、システマ3型3段ロングのナットにはOリングが搭載されています。これが砂利などの侵入を防いでくれるようですね。

Leofoto LS323CにはOリングはありません。

この辺の細かな作り込みもGITZOの方が上だと思います。

全体的な感触

まず、脚を伸縮する際にシステマ3型3段ロングは滑らかです。なんの引っ掛かりもなくシルクのようにするする動きます。一方で、Leofoto LS323Cはちょっと引っかかる感じがあります。

そして、ナットを捻ったときのトルク感です。GITZOはナットを閉めたり緩めたりする際に、クッという気持ちの良いトルク感があります。一方で、Leofoto LS323Cはあまりトルク感がなく、ただのネジという感じです。

これも実用上では殆ど関係ないことですが、操作した時の感触が良く、使っていて気持ちが良いのはGITZOの方だなと思いました。

使っていて嬉しい

「いつかはGITZO」と言われるように、やはりGITZOは憧れの存在なわけです。

それを手にできる喜びはひとしおですし、使っていても飽きないし嬉しくなるわけです。

これはなかなかLeofotoでは味わえないのではないかなと思います。これもGITZOの大きな魅力ですね。

 

 

というように、やはり4倍以上の価格のするGITZO システマ3型3段ロングの方が良い点もあります。しかし、実用上は殆ど違いはなく、どちらがオススメかと問われれば個人的にはLeofoto LS323Cを推します。

それでもGITZOが頭から離れないのであれば、GITZOをどうぞ・・・。

 

スポンサーリンク

まとめ

機材は使いたいものを使うのが一番です。

ブランド的な魅力に惹かれるのなら高価なものでも良いでしょうし、実用を考えるならコスパ重視でも良いでしょう。


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

関連記事

kamik(カミック)のハンター(防寒長靴)を買った!これで冬も暖か!

kamik(カミック)のハンター(防寒長靴)を冬の撮影用に購入しました。 冬の撮影にはいつもソレルのカリブーを使っていましたが、これは革製なので川、湖、海へ入って行くことはできません。 そこで真冬の氷 …

写真レタッチにワコムのペンタブレット(Intuos Draw)を買ってみた!繊細な作業に抜群!

写真のレッタチ用にワコムのペンタブレット(Intuos Draw)を購入してみました:) ペンタブレットに関しては全くの初心者ですが、購入したものは価格も安く使い心地も不満のないものでした! まだまだ …

三脚の修理!GitzoのOリングが切れたのでパーツを取り寄せて修理する。

Gitzoシステマの脚のロックがおかしいなと思ったら、Oリングが切れていました。 ということで修理です。 まだ、この三脚はそれほど使っていないのですが、使い方に悪い点があったのだと思います。 目次1 …

登山で使える一眼レフカメラのおすすめ三脚。登山用三脚は何が良いのか・・・。

3月になりそろそろ春夏の登山に向けて準備しようと思っていたんですが、登山に三脚もって行きますか?普通に考えたら、三脚なんて持って行かないのがいいんですが、三脚がないと撮れない風景もありますよね。 登山 …

最近、Zマウントの勢いが増してきたので、ロードマップを再確認してみる。新たに追加されたレンズと、これからのシステムは!?

2018年に登場したZマウント。もう丸2年も経つのですね。型落ちになったZ6はかなりお手頃価格になってきました。 それでSNS上で私の観測範囲ではZマウントが増えてきたなと感じています。今ニコンは色々 …

About_me_web_site_name

このブログを運用しているWiseCameraです。北海道の田舎在住、写真と山が好き。まだまだ経験や知識を浅いですがコツコツをカメラ勉強中ですので、よろしくお願いします:)
サブブログ(カメラク)も運営しております。

このサイトについて

一眼レフカメラ・写真初心者のカメラブログ[ワイズカメラ]はamazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。