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カメラの撮像素子(センサー)クリーニング。自分でゴミ取りの失敗と教訓。

投稿日:2015年1月28日 更新日:

一眼レフカメラの宿敵、撮像素子(センサー)のゴミ。レンズを交換する以上、仕方がないことですが、もう嫌です。

私のような田舎に住んでいるとメーカーのサポートセンターにも気軽に行けません。ということで、自分で撮像素子(センサー)のクリーニングに挑戦してみました。

事前準備

ゴミの確認

センサーのゴミの確認は簡単です。

  • F22まで絞ります
  • マニュアルフォーカスにしてピントを「∞」にします
  • 白い紙や青空などを撮影します

です。
注意点はISOが高くならないようにします。ISO100で撮影です。

私のセンサーのゴミはこんな感じです。
カメラの撮像素子(センサー)クリーニング
汚い!ぽちぽちと黒い点があります。

用意したもの

カメラの撮像素子(センサー)クリーニング

  • ブロアー
  • クリーニングスティック

私はブロアーすら持っていなかったのでアマゾンで購入しました。これです。

HAKUBA シリコン ブロアー CP オレンジ KMC-42CP-OR
お手ごろ価格で、ゴム臭くないし、しっかりとした造りでよかったです。安すぎるものは、ゴムのすべりを良くするために粉がついていたり、先端が外れてセンサーを傷つけることがあるので注意が必要です。

クリーニングスティックとはこんなやつです。

スクリーンショット 2015-07-22 15.20.28

先端がウェットタイプとドライタイプのものがセットで入っています。後述しますが、これ最低でした

カメラの設定

普段、カメラの内部はミラーが下りている状態なので、ミラーを上げる必要があります。

セットアップメニュからクリーニングミラーアップを選択します。
カメラの撮像素子(センサー)クリーニング
そして、下の画面になったらシャッターボタンを押します。これでミラーが上がります。
カメラの撮像素子(センサー)クリーニング
クリーニング終了後、電源を切ると元の状態に戻ります。

ここで重要な注意点があります。電源の供給がなくなると、シャッターが自動で切れてしまいます。作業中であれば指や棒が当たり、シャッターやミラーを故障させる原因になるので、必ずバッテリーをフル充電にするか、電源ケーブルを使用してください。

ちなみにバッテリー残量60%以下でクリーニングミラーアップはできなくなっています。

実際の手順

まず場所選びです。家の中で極力ホコリの少ない場所。考えた結果、お風呂になりました。ここならホコリなし!!

カメラのレンズをはずします。カメラを下向きにしてブロアーで内部のホコリを飛ばします。ついでにレンズの後玉もブロアーで吹きます。ブロアーの先端でセンサーを突っつかないように注意です。
カメラの撮像素子(センサー)クリーニング
次に撮像素子(センサー)を拭いて行きます。センサーは結構奥にあるので、かなり見にくいです。電気スタンドが必要です。私は登山用のヘッドライトがあったのでそれを使用しました。

クリーニングスティックは先端が思いのほか大きく、かなり拭きづらいです。しかも、先端が木綿のような布で出来ており、拭き跡がかなり残ります。すぐにこれを使ったことを後悔しました!
カメラの撮像素子(センサー)クリーニング
それでも、ウェットタイプとドライタイプを交互に使い。何とかきれいに拭きました。その結果が下写真です。
カメラの撮像素子(センサー)クリーニング
結構きれいになりましたが、赤丸の部分にホコリが残っています。これで止めておけばよかったんですが、もう一度拭きなおしました。結局、これで沼にはまることになります。

下写真は再チャレンジ後です。
カメラの撮像素子(センサー)クリーニング
あれ!?赤丸のところにゴミが増えました。

これまでにクリーニングスティックを6本使い、残り2本です。残り2本で再チャレンジ。
カメラの撮像素子(センサー)クリーニング
あ・・・。拭き跡がめっちゃ残ってる!!もうクリーニングスティックがないので、さっきのを再利用してもう一度。
カメラの撮像素子(センサー)クリーニング
あかん・・・。ひどくなってる!!失敗。

 

 

ということで完全に失敗しました。もう、自分でやらないほうがいいと思いましたが、Nikonのサポートセンターは遥か遠くの札幌。行く暇ありません。

最寄のカメラのキタムラに持ち込む方法もあります。最寄といっても車で2時間。しかも、電話で問い合わせてみると、メーカーに送り2週間ほど掛かるそうです。2週間も待てない!!

なので再チャレンジ!!

別な方法

たまたまこんな動画を見つけました。

エタノールと綿棒でクリーニングしています。本来は綿棒ではなくシルボン紙というものを使うそうですが、なかなか近所では手に入らないので、綿棒でチャレンジすることにしました。

シルボン紙ってこれです。

Nikon シルボン紙セット

早速、エタノールと綿棒を購入。
カメラの撮像素子(センサー)クリーニング
ポイントは無水アルコールで拭くことです。無水アルコールは純度が高いです(99.5vol%)。すぐに蒸発して拭き跡が残りません。
一般的な消毒用のエタノールは純度が80vol%くらいで低くく拭き跡が残ります。

あとは、綿棒は先端が丸くて柔らかいものが拭きやすいです。

結果

鏡をセンサーに見立てて、何回か拭く練習をして挑みました。

そして結果、こんな感じです。
カメラの撮像素子(センサー)クリーニング
ほとんどゴミのない状態になりました。

綿棒でたった2.3回拭くだけできれいになりました!!今までの苦労はなんだったんだろう・・・。

まとめ

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私は、センサーのゴミを無水アルコールと綿棒できれいすることが出来ました。

ゴミはすぐに付着します。なかなかサポートセンターへ持ち込み出来ない人は、自分でクリーニングできるようになると今後便利になります。

しかも安いです。エタノール(500ml)で1500円、綿棒300円です。キタムラに持ち込むと4.5千円かかるかもと言われました。ただし、リスクが伴いますので、あくまでも自己責任で行ってください!!

ゴミ取りの道具は便利そうなものも販売しています。

PENTAX イメージセンサークリーニングキット O-ICK1 39357

これは、ぺたぺたゴミをくっつけるタイプ。ペンタックスのサポートセンターでも使用されているようです。扱いも簡単。

Nikon ニコンクリーニングキットプロ ニコンクリ-ニングキツトプロ
これは本格的なセットです。あると心強いですね。

よろしければ参考にしてください。


  1. まさお より:

    非常に参考になりました。
    チャレンジします。

    • ワイズカメラ より:

      まさおさん

      コメントありがとうございます:)

      参考にしていただけたようで何よりです!
      その後、私は綿棒でずっとセンサークリーニングをしています:)

  2. あるばとろす より:

    今までは、斜めに削った割り箸にシルボン紙を巻き付ける方法でやっていましたが、綿棒だとずっと楽かつ綺麗に仕上がりました。
    Capture NX2 /Dだと、直前に作ったダストオフデータ以外は読み込んでくれず、センサークリーニング機能のないD70 + Nikon Capture 4より頻繁なクリーニングの必要が生じてしまって困っていたのですが、これでなんとかなりそうです。
    大変ありがとうございました。

    • ワイズカメラ より:

      あるばとろすさん

      コメントありがとうございます!

      お役に立ててよかったです:)
      私もシルボン紙は苦手です!
      これからもどうぞよろしくお願いします:)

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