秋ですね。
北海道では山の紅葉はほぼ終了し、平地でも良い色付きになってきました。
そこで紅葉の撮影。今回は紅葉の撮影にはCPLフィルターがあった方が絶対に良いという話です。
CPLフィルターがあった方が絶対に良いという話
CPLの効果はすごい
ご存知の方も多いかと思いますが、CPLフィルターの効果は光の反射を除去することです。
木々の葉は思った以上に光を反射しています。光が反射すると、どうしても白っぽくなってしまい、本来の色が上手くでません。
そこでCPLフィルターを使えば、光の反射による白っぽさが抑えられ、鮮やかな色を撮影できるようになるわけです。
CPLフィルターの有無で比較するとこのような感じです。歴然な差がありますね。
ツツジを上から撮影した写真ですが、CPLフィルターを使っている方(右)は白っぽさが抑えられて、色味がよく出ています。また、ハイライトが抑えられるので、シャドーに余裕が出て、ダイナミックレンジが広がったようになりますね(レタッチしていません)。
しかも、光の反射は基本的にレタッチでどうにかできるものではありません。撮影時に除去するしかないです。
また、CPLフィルターは上画像のように紅葉をアップで写す場合のみならず、他のシーンにも様々と使えます。
この写真もCPLフィルターを使用しています。未使用の写真を撮り忘れたので比較できませんが、CPLフィルターがないとここまで鮮やかには写りません(CPLフィルター未使用だともっと褪せた感じになる)。
ちなみに、紅葉だけでなく滝や沢の撮影でもCLPフィルターは活躍します。
左の画像はCPLフィルター未使用ですが滝壺に光が反射し白くなっています。濡れた石も光が反射していますね。
CPLフィルターを使えば、透き通るような美しい水面にすることができますし、シャドウに余裕が生まれるように思います。
Kenko PLフィルター サーキュラーPL(W) 82mm コントラスト・反射調整用 薄枠 482148
高価なCPLフィルターでなくても、効果は十分です。この季節、1枚あると重宝します。
ただし、CPLフィルターを使うとシャッター速度が遅くなり、手ブレのリスクが高まります。だいたい1.5〜2段くらいシャッター速度が遅くなるようです。
この場合は暗くなりにくCPLフィルターがあります。
Kenko PLフィルター ZX サーキュラーPL 77mm 高透過偏光膜採用 撥水・撥油コーティング フローティングフレームシステム 547724
高価ですが最高峰のCPLフィルターです。シャッター速度の低下は1段程度に抑えられます。
参考:Kenko ZX CPLを導入した。Kenkoの最高峰PLフィルター。
ということで、紅葉や滝などの撮影ではCPLフィルターは絶対にあった方が良いです。
H&Y Filters RevoRing Variable ND3-ND1000 & Circular Polarizer Filter (67-82mm)
それとPLフィルターと蓋を買ったのですが、蓋に傷が付いていたので
交換してもらうまで1ヶ月以上かかりました。日本法人はあるのですが、代理店
のような立場で、そちらでは交換の判断が出来ないようで、中国に送らなければ
ならないようです。
mickeyさん
それは大変でしたね・・・。
その辺の対応の素早さも製品選びには大切だなと思いました。ただ、実際に買うまでわかりませんよね・・・。
本当にCPLを使うか使わないかは風景撮りでは決定的に違いますね。白飛びした紅葉写真にあとから彩度調整しても、見る人が見たら一目瞭然ですね。私はスマホではほとんど写真撮りませんがスマホ用のCPLも売ってたりするんですよね。でもスマホは気軽に撮れるのが売りだからスマホ用CPLは立ち位置が難しいのでしょうか。
最高峰のCPL・・・魅力的な響きですね(笑)。シャッター速度は何とかできますがゴーストが抑えられるなら1度は手を出してみたいです。
LaBattさん
スマホ用のCPLもあるのですね!知りませんでした!
最近、スマホを変えて写真の綺麗さに驚いていたところなので、ちょっと欲しいかもしれません笑
ゴーストはちょっと影響ですね・・・。
でも、現状では1番良いと思います。