愛用しているモンベルのテントが破れてしまいました。
テントって高価ですが、ちょっと油断すると簡単に破れてしまう。
ただ、リペアシートなるものが売っているので自分で簡単に補修することができます。
今回は破れたテントを初めて補修してみたので記事にしてみたいと思います。
テントが破れた経緯
テントが破れる原因は、テント場の石だったりすることが多いようですが、私は完全なうっかりミスです。
先日、白雲岳でテント泊登山をしてテントが濡れたので家で干しました。その後、テントを畳む際の出来事です。
なぜか、テントの中にペグが1本だけ入っていたのです。それに気づかずテントをくるくる巻いてしまいました。
その結果、テントの底をペグが突き抜けました。
再現するとこんな感じ。
ペグの方向がちょうど良かったみたいで簡単にビリっと破れました。
こんな凡ミスで・・・。
悔やんでも仕方ないので補修です!
リペアシートを買う
リペアシートにはシールのように貼るタイプと、アイロンで熱圧着するタイプの2種類があります。
モンベル(mont-bell) リペアシート 1124248
これはシールのように貼るタイプのリペアシートです。
特徴としては切って貼るだけなので補修が簡単です。なので、山の上でテントが破れたみたいな非常時でもザックに入れて置けば使えます。
ただし、あくまでも応急処置用みたいですね。それなりに吸着力はあるものの、使っているうちに剥がれたりもするみたいです。商品の説明にも「※応急処置用としてご利用ください。」と書かれています。
次に、これが熱圧着するタイプのリペアシートです。
mont-bell(モンベル) GORE-TEX パーマネントリペアシート
これは貼るのにアイロンを必要とするのでちょっと手間です。当然、山の上で応急処置的には使えません。
ただし、パーマネントリペアシートという名の通り、がっつり補修できるようですね。素材もGORE-TEXが使われているので防水性です。
今回は家でしっかり補修したいので「GORE-TEX パーマネントリペアシート」を購入しました。
では、早速補修してみたいと思います。
ちなみに、両方ともテントのみならずウェアなどにも使用可能です。
テントのリペア手順
ちなみに、穴はこんな感じです。
裂けたようですね。
大きさが分かりにくいですが500円玉が出入りできるくらいの幅です。
では、以下が補修手順です。
穴を縫う
説明書を読むと穴を縫う必要があるようです。
なんとなく縫わなくても大丈夫な気がしますが、説明書の通りいきます。
ぬいぬい。
シワがよって下手くそですが、これでオッケーとします。
テントのシートは結構硬いのですね。
リペアシートを切る
次にリペアシートを穴に合わせて切ります。
ちなみに、これがリペアシートで20cm四方あります。
これだけの大きさだと、かなりの数を補修できそうです。
こんな感じで切りました。
角を丸くしたのは剥がれにくくする為です。
アイロンをかける
次にアイロンで熱圧着します。アイロンは中温度(160度)くらいで当て布をします。
そして、20秒を目安に強く圧をかけます。
これでやったのですが・・・。
あれ!?貼れない。剥がれました。
多分、スチームを使っていたからかな・・・。
もう一度、シートを切って貼り直します。今度は縫シワも覆うように大きめに切って、アイロンはスチームなし。
見た目大げさですが、がっつり貼れました。
これで補修完了です。これで安心してテント泊できます!
ちなみに、作業時間は15分くらいでした。
私は大雑把ですが、丁寧にやればもっと綺麗に仕上がると思います:)
まとめ
思ったよりも簡単にしっかり補修できました!
登山を趣味としていると装備の故障は付き物ですね。そんな時に自分で補修できれば安く長く使うことができますね:)