新月期なんですが北海道はなかなか晴れてくれませんね。
そんな中でも貴重な晴れ間を利用して天の川の撮影に行って来ました。
ちょっと前に購入した赤道儀。まだ、なかなか使いこなせません!
初夏の天の川を撮影
この日は久しぶりに晴れということで、赤道儀を持って星の綺麗な場所へ。
三脚を水平にして赤道儀を設置。さらに極軸合わせを行います。だいぶ素早くできるようになりましたが、それでも時間がかかる。
これがやっぱりかなり手間ですね。
カメラの設置後に、「なんかもう少し向こうに設置したら良かったな」みたいな時はきついです。
今回は、焦点距離35㎜、F4、SS180秒、ISO1000で3枚撮影し、それを加算平均しました。
星は完全な点像でノイズも少ないのですが、見ての通り地上景がブレます。
ちなみに、赤道儀を使わずに焦点距離35㎜、F2.8、SS20秒、ISO4000で撮影した画像が下です。
こちらは地上景はぶれません(その代わり星のブレが目立つ)。
赤道儀を使用した写真と使用していない写真では木の影の大きさが全然違います。これだけ地上景のブレた部分がはみ出ていたらPhotoshopでも処理は難しいです。私の知恵では。
やはり赤道儀を使う際は処理しやすそうな地上景を選ばないとダメなのだろうか。あるいは、もっと撮影枚数を増やせば良いのだろうか・・・。
というように、赤道儀はフットワークの重さ、それから地上景の処理が悩ましい問題です。
この日は赤道儀に苦戦している間に雲に覆われてしまいました。
下は別日に赤道儀なしで撮影した写真。
やはり赤道儀がないとカメラを自由にできるので撮影が楽ですね。焦点距離14㎜前後の超広角域なら赤道儀は要らないような気もしてきました・・・。
車の軌跡を撮影してあれこれ遊んでみる。軌跡はISO200、F5.6、SS60秒で撮影し比較合成を使っています。新星景っぽい写真。
道路脇にルピナスが咲いていて綺麗でした。
この日は風が強かったので、ルピナスを普通に写そうと思うとブレブレ。ただ、車の光を使うと照らされた瞬間だけ写るのでブレない。新発見です。
これから車の軌跡も風景写真に取り入れて撮影してみたいと思います:)
まとめ
ということで、赤道儀には苦戦中です。特に現像。
上手く使えた時の威力はすごいのでしょうが、諸刃の剣的なものですね。
同じ構図で比較すると赤道儀の長短がはっきりわかりますね。地上部は問題ですが天の川の鮮明度ははっきり分がありますね。星景写真も広角ばかりでなく中望遠での写真もあっていいと思いますし、そうなると赤道儀は必需品となるでしょうね。
理屈としては低画素の方が高感度耐性は強いはずですから画角さえ許せば敢えてDXクロップで撮るというのもありなんでしょうか。
Labattさん
コメントありがとうございます:)
赤道儀があれば星は本当に綺麗です。レタッチもノイズが出にくいのです!
やっぱり中望遠で撮ると迫力が違いますからね・・・。悩ましい問題です。
なるほど、DXクロップで撮ってみるという手もありますね!
それは考えもしませんでした。今度試してみたいと思います:)
前景が動くのは赤道儀の宿命ですものね^^;
当然ながら厄介な問題で、解決するにはレタッチしかないのでは?と思っていますが、どうでしょう?
なにぶん、自分で赤道儀を使用したことがないので。。。
勉強させてくださいm(_ _)m
TSさん
コメントありがとうございます:)
赤道儀は思った以上に手間がかかります!持ち運ぶ段階から!
その分、上手く行った時はすごいのでしょうけどね;)
早く使いこなせるように頑張ります:)