やっと今季初登山に行ってきました。
3年ぶりの雌阿寒岳です。もう何回も登っている山ですが、何度登っても良い山です。
今季初登山で雌阿寒岳を登ってきた
最近ずっと天気のすぐれない北海道。
前日の夜も雨が降っており、当日の天気が不安でしたが、GPV的には晴れ間がありそうでした。
朝日は出なく、低い雲が立ち込めています。山頂は明らかにガスがかかっているようでしたが、取り敢えず登山スタート。
阿寒の森は本当に綺麗で癒されます。
アカエゾマツと苔の森ですね。雌阿寒温泉から雌阿寒岳への森は、ほどんどアカエゾマツだけで構成されていらしい。アカエゾマツは他の植物が成長できない厳しい環境でも生き抜くことができます。
北海道では苔生した森って比較的少ない気がする。だいたい笹とか湿地です。なので、阿寒の森は他の地域にはない独特な雰囲気があります。
岩を飲み込むように成長している木が面白い。
アカエゾマツは幹の直径5,60cmで樹齢300〜350年になるそうです。この木は標高の高い場所にあったので、幹の太さ以上に樹齢はいってそうでした。
樹林帯を抜けるとガスで真っ白。
景色も見れないのでひたすら登ります。
山頂も真っ白。2時間くらいで着きました。普段から運動は欠かさないので、割と楽に登れました。
少しするとガスが取れてきた。
中雌山、剣ヶ峰が見えます。雄阿寒岳までは見えませんでした。やっぱり晴れると嬉しいですね。
雌阿寒岳火口にある青沼・赤沼や阿寒富士が見えなかったのは残念。
人を入れるとスケール感が伝わります。雄大です。
下山後はオンネトーに行ってきました。
展望台が新しくなっていました。以前よりやや狭くなったものの、下へ降りられるようになっていましたね。なかなか賑わっており、以前の雰囲気が戻りつつあるようです。
というか下山してからめちゃくちゃ晴れる・・・。
それから、UPIオンネトーという新しいショップに行ってみました。オンネトー野営場のすぐ近くにあります。
ゆっくり景色を楽しめるカフェテラス、シャワーなどの設備、あとはキャンプ用品を販売していました。キャンプ好きの人には良いもしれません。
と言うことで、今季初登山でした。
松林と苔の森というと八ヶ岳の山ろくが有名ですが、あそこも溶岩帯ですからやはり火山の影響がなしうる風景でしょうか。
下山したら晴れるあるあるはもはやお約束ですね(笑)まあ山の天気は麓より回復が遅く、崩れるのも早いのでそういう前提でGPVも見た方がいいのかもしれません。
LaBattさん
苔生すには常緑針葉樹の純林が適しているのだと思いました。落ち葉が積もると苔が埋まってしまうかと・・・。
溶岩帯は環境が厳しく、松の純林が形成されやすいのでしょうね。
わかっていても、やはり下山後に晴れると悔しいです笑