撮影テクニック 星空撮影

天の川や星の撮影方法!場所、日時、設定、ピント、撮影後の露出の確認まで全て!

投稿日:2016年6月18日 更新日:

天の川や星を撮影した美しい写真。

こんな写真は撮影が難しいのでは・・・と思うかもしれませんがそんなことはありません。

幾つかのポイントを抑えればちゃんと撮影することができます。

ということで、天の川や星の撮影のための場所、日時、各設定、ピントの合わせ方、撮影後の画像の確認まで一通りまとめてみたいと思います:)

こちらも参考に:天の川の現像方法①!色を補正して天の川を強調する!光害の色被り除去!

撮影の場所や方向を決める

撮影スポットを決める

まずはスポット選びですが、これが最重要だと思います。

ネットで調べると住んでいる地域の星の名所みたいな情報が出てくるかと思いまが、当然街明かりなど光害の少ない場所が良いです。

というのも、撮影する方向に街や目立った光があるとそれが写真に写り込んで星が上手く写らなかったり、空が変なオレンジ色等になってしまったりするからです(色被りなんて言ったりします)。

しかも、肉眼では暗く見えていてもカメラで撮影すると想像以上に光害を拾ってしまうことも多いです。また、雲や霞などが多いと光害の影響を受け易かったりと当日の気象条件でも変わってくるので難しいとことです。

地図や公害マップで確認してみるのも良いかと思います:)

スクリーンショット 2016-05-08 19.56.22

それから標高が高い方が良いです。

埃や淀んだ空気は下層に溜まるので、標高の高い場所は空気が澄んで星が綺麗に見えます。

星の名所に峠や高原が多いのはこの理由も大きいのでしょうね。

私も初めて北海道にある星の名所に行った時は満点の星空に圧倒されました。夜空というか剥き出しの宇宙です!

撮影する方向を決める

撮影する方向によっても写真の見え方が変わってきます。

特に、天の川を撮影するのなら南東から南の空が良いです。

天の川は北から南へアーチを描くようにかかっているのですが北側より南側の方が濃厚です。

下写真は180度ほどの広い範囲を写したパノラマ写真なのですが、右が南側、真ん中が東側、左が北側となります。

20160509-_DSC1125-Pano-2-Edit-3 copy

雲が少しかかっていますが南側の方が濃いというか、もやもやとした星雲が多いですね。北側はさっぱりとしています。

なので、天の川の撮影なら南東から南がおすすめです:)

日時を決める

次に撮影日時です。

天気を確認

当然ですが曇りだと星空は見れません。

なので、晴れを狙うのですが天気予報で「晴れ」が出ていても安心できません。なぜなら、気象庁HPで調べてみると晴れの定義は「雲の量が2割以上8割以下」を指すからです。

なので、晴れでも結構雲があったりします。

スクリーンショット 2015-11-16 19.49.17

ただ、「快晴」なら「雲の量が1割以下」なので満天の星空を期待できそうです。

私はGPVというサイトを教えてもらい、それで雲の動きなどをチェックしています。個人的にはかなり当たると思います:)

月を確認

次に、月の状態を確認する必要があります。

やはり月は夜空ではかなり明るい存在で、これが出ているだけで星が薄くなります。

20160621-_DSC3044 copy

この写真は満月の夜に撮影した写真です。昼間のように明るいですね。これはこれで綺麗なのですが、意図しない限りは避けた方が良いですね。満月を画面に入れた場合は、月は本当に太陽のように輝きます。

なので、天の川や星を撮影するのには、月が陰る新月がベストです。

スクリーンショット 2016-03-17 18.55.23

また、完全な新月でなくとも月には太陽のように「月の出」と「月の入り」というものがあります。

例えば、月の入りが23時ならそれ以降は月が出ていないので撮影できます。また、月の出が深夜3時などの場合もそれまでは月がないので撮影できますね。

だいたい新月の前後1週間くらいなら月の影響を受けず撮影できると思います。

私はこのサイトで確認しています:)
参考:夜空のカレンダー

時間帯を確認

最後に天の川を撮影したいのであれば、撮影の時間帯も重要です。

星は北極星を中心に日周運動をしているので、天の川も円を描くように移動しています。

20時から22時くらいまでは南東方向に低く横たわるように天の川はあります。

IMG_1385

この時間帯は山などに隠れていることが多いですね。

23時くらいから徐々に高くなってきます。

IMG_1386

個人的には0時ちょっとくらいが横構図で撮影しやすいです。

そして、深夜2時くらいになるとほぼ縦に近くなります。

IMG_1387

これなら縦構図が良さそうです。

a20160606-_DSC2447 copy

夏なら3時くらいにはほのかに空が明るんできます。

ちなみに、これも季節によって変わってきます、夏の後半なら早い時間から天の川は立ち上がります。

ややこしいですが、天の川や星の位置はアプリを使えば簡単に確認できます:)

というように、撮影日時を決めますが新月期の深夜に快晴というベストなタイミングは中々ありません・・・。

そんな中でも撮影日時が決まればいよいよ撮影です:)

設定を決める

ちょっとその前に機材の話ですが、カメラとレンズの他に三脚は必須です。
参考:失敗しない一眼レフカメラの三脚の選び方!4つの三脚選びで押さえるべきポイント。

Manfrotto コンパクト三脚 Befree アルミ 4段 ボール雲台キット MKBFRA4-BH

それから手でシャッターを切るとどうしてもブレてしまうので、できればレリーズがあるといいです。

タイマー機能を使っても良いのですが、レリーズの方が撮影しやすいですね。

Nikon リモートコード MC-DC2

そして、ヘッドライトがあればなお撮影しやすいです。

暗いとボタン操作しにくいですし、懐中電灯だと片手がふさがってしまいます。

モンベル(mont-bell) ヘッドランプ コンパクトヘッドランプ フレッシュグリーン 1124587-FRGN

ヘッドライトは本当に便利です。

では具体的な設定についてです。

まずは、三脚にカメラを設置し撮影モードをM(マニュアルモード)にしてください。

FullSizeRender 2

焦点距離

これは完全に好みです。

広角で広く撮るもの良いですし、標準で撮っても良いです。

天の川の場合は超広角で撮影すれば空をダイナミックに渡る様子を撮影できますし、標準くらいでも天の川の一部だけを迫力のある感じで撮影できます。

それぞれ良さがあります:)

F値

F値は一番小さいF値にします。

F4でもF3.5でも星は撮影できますが、できればF2.8まで小さく出来るとより良いです。これは使用するレンズの性能によりますね。

逆に、F1.4やF1.8などの明るいレンズの場合は少し絞った方が良い場合もあるようです。

もちろん、レンズの種類によるのでしょうが、周辺減光や収差のためでしょうね。

シャッター速度

次にシャッター速度です。

星は日周運動で動いているのでシャッター速度を長くすると星が伸びてしまいます。特に意図しない限り星は点に見えた方がいいですよね。

星を点で撮影するためにはある程度シャッター速度を短くする必要があるのですが、これは焦点距離によっても事情が変わってきます。

スクリーンショット 2016-01-15 21.23.29

というのも、広角の方が星の伸びが目立たないからです。

私の個人的な感覚ですが、24㎜ならSS20秒までなら星の伸びは気になりません(SS25秒だとやや伸びて感じます)。

なので、それよりも焦点距離を短くするのならもう少しシャッター速度を長くしても大丈夫だろうし、それよりも焦点距離を長くするのならもう少しシャッター速度を短くする必要が出てきます:)

ISO感度

最後にISO感度です。

これは空の暗さによって変わってきます。

本当に真っ暗な空ならISO6400くらいかそれ以上まで高くする必要がありますし、逆に明るい空ならISO1600など低めに設定します。近くに街明かりがあると夜でも空が結構明るいことがあります。

ひとまず、ISO1600を基本として徐々に調節してみるのが良いと言われています。

とは言うものの、個人的にはISO1600では暗いことが多いと思うので、いつもISO3200から試しています:)

総じて、私は焦点距離16〜24㎜、F2.8、ISO3200で撮影しています。

その他設定

その他の設定についてですが、基本的に長秒時ノイズ低減機能と高感度ノイズ低減機能はOFFにしておきます。

FullSizeRender

それとホワイトバランスですが、RAWで撮影するのなら後で変えることもできますがJPEGでの場合は後から大きな変更はできません。

その場合は、好みもありますがホワイトバランス「電球」や「蛍光灯」などの寒色系の色が良いのではと思います・・・。

ここまで出来たら次にピントを合わせます!

追記:カメラの設定について補足記事を書きました。よろしければ参照ください。

ピント合わせ

まずはAFをM(マニュアルフォーカス)にし、手振れ補正もOFFにします。

IMG_4929

そして、ひとまずピントリングを適当に「∞(無限遠)」付近にしておきます。これポイントです。

スクリーンショット 2016-03-17 18.52.48

次に、ライブビューに切り替えます。

星空撮影方法

今回はD7000を使っていますが、操作方法はそれぞれのカメラでご確認ください。

今度はプラスボタンを押し画面を拡大していきます。それと並行して十字キーで画面を移動しながら、ならべく明るい星を探して行きます。

IMG_4930

最終的に、星を可能な限り拡大して画面に映すようにします。

この時、最初にピントを「∞(無限遠)」にしておかないと星がボヤけ消えて見つけられない時があるので注意が必要です。

あとは、ピントリングを回し画面の星が一番小さくなるようにます。

星空撮影方法

ライブビューの画面がザラザラして見にくいのですが、何度かピントリングを回し一番芯のある感じを探っていきます。

これで完全にピントあいました。

人によってはハーセルテープと言うものでピントリングを固定する人もいるようですが私はこのままです。

堀内カラー パーマセルテープ 黒

それと、どうしても星をうまく拡大してモニターに写せない時は、遠くの街燈などにピントを合わせる方法もあります。これでもだいたい星にピントが合います。

それも難しい場合はピントを「∞(無限遠)」に合わせます。精度はやや落ちるようですが撮影はできます。

そして、構図を決めてやっと撮影します!

ちなみに、構図を決める際は何枚か撮影していくうちに少しづつ調整していくと上手くいきます:)

最後に確認です。

撮影した写真を確認する

ピントの確認

まずはピントの確認です。

撮影した画像をモニターで100パーセントに拡大します。モニター性能もあるのでそこまでくっきりは映りませんが。

星を拡大すると伸びて見えるかもしれませんがこれは星が動いているためで問題ありません。

ただ、モヤっとしていたり芯のない感じだとピントが合っていない可能性があるので、もう一度ピント合わせをした方が良さそうです。

スクリーンショット 2015-11-16 19.49.17

ただし、空の低い位置にある星は霞や空気中の埃の影響でモヤっとしている可能性があります。なので、地表付近の星は避けて確認するのが確実かと思います:)

露出の確認

それから露出(明るさ)の確認です。

これが難しいです。辺りは暗くモニターは光っているので、ちょうどよい明るさだと思っていても家で確認してみると暗かったということはよくあります。

そんな時は「ヒストグラム」を確認します。

ヒストグラムとは下のやつですね。特に見方が分からなくても星空なら簡単に確認できます。

スクリーンショット 2016-06-17 21.07.40

星を撮影すると大体上のように大きな山が1つできます。
参考:カメラのモニターが見にくい!屋外で写真の明るさを確認する方法!ヒストグラムの知識!

書籍で仕入れた知識なんですが、この山がヒストグラムの左から1/4付近にあると丁度良い露出になるらしいです。

モニターのヒストグラムだと見にくのでLightroomのヒストグラムで見てみたいと思います。

例えば、これは露出アンダーです。暗過ぎます。

スクリーンショット_2016-06-17_21_12_53

山がヒストグラムの1/4よりも大きく左側にあります。これだと写っている星の数も少なく、黒つぶれしている部分が多い可能性が高いです。

この時、現地でモニターで写真を確認しただけでは良さそうに見えますが、それはモニターが明るく光っているからです。それを信用すると失敗することがあります。

この場合は、ISO感度を上げてあげると良いです(それか可能ならシャッター速度を長くする)。

次にこれは露出オーバーです。明る過ぎます。

スクリーンショット_2016-06-17_21_12_25

山がヒストグラムの1/4よりも大きく右側にあります。この場合、星が白とびしてしまい色を失っている場合があります。カラフルな星の色合いが失われ白っぽくなってしまいます。

白とびせず色被りもなければ星は色合い豊かです。

20170531-_DSC5679-Edit copy

こんな感じで星には様々な色があります(この写真は赤道儀を使用)。

露出オーバーの時は、ISO感度を下げてあげると良いです。

そして、これが適性露出です。

aスクリーンショット_2016-06-17_21_24_34 2

山がヒストグラムの1/4付近にあります。

これくらいがちょど良い明るさです。ちなみに、ヒストグラムの右側の方に点々とカラフルな部分があるかと思います。これが星の色を示しています。

とにかく難しいことは考えず、ヒストグラムの左1/4付近に山がポイントです。

ただし、今回はLightroomのヒストグラムで見てみましたが、モニターのヒストグラムはもっと見にくいですね・・・。

ちょうど良い明るさのヒストグラムをモニターでみるとこんな感じです。

FullSizeRender copy

もちろん、ヒストグラムは撮影スポットで色々変わるので一つの目安程度にしかなりませんが、私はこれで大体上手くいきます(山の中心がヒストグラムの1/4辺りに来るようにしています)。

ただ、RAW現像で細かな調整をしてあげる必要が有りますが。

ということで、ピントと露出を確認して問題なければ撮影成功です!

RAWで撮影していれば後は好きにレタッチとなります:)

こちらも参考に:天の川の現像方法①!色を補正して天の川を強調する!光害の色被り除去!

まとめ

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以上、天の川や星の撮影のための場所、日時、各設定、ピントの合わせ方、撮影後の画像の確認まで一通りまとめてみました!

天の川や星の写真は上手く撮影できると嬉しくなりますし、色々な撮影スポットに行ってみるのも楽しいです:)


  1. endo-house より:

    初めまして。
    endo-houseと言います。
    いつもブログ拝見させて頂いてます。
    そして、いつもいつも勉強させて頂いてます!!
    500pxもここで知り、私も投稿し始めました(笑)

    今回の記事もとても勉強になりました。
    どうしても天の川の「星の色」が理想通り撮影できなくて、悩んでました。
    が、「現場でヒストグラムを確認する」のは思い付きませんでした(笑)
    今後は現場でヒストグラム確認しながら撮影してみます!

    • ワイズカメラ より:

      endo-houseさん

      初めまして、コメントありがとうございます:)

      ブログへのご訪問ありがとうございます!
      500pxは難しいですが私も色々と勉強しています:)

      ヒストグラムは厳正な第三者の目で明るさを確認できるので良いですよ!
      露出が適性なら後はどれだけ色被りを取り除けるかだと思います:)

  2. morinokoe より:

    ワイズさんこんにちは
    今回の記事もとても参考になりました。
    焦点距離によってSSを変えるのは、確かにという感じですね^^
    ヒストグラムについても忘れがちになるので気を付けたいと思います。
    先日初の天の川撮影に行きましたが、ピントが甘くほろ苦デビューになりました(^^;
    撮影時は合っていると思っていても実際はまだまだのようです(汗)
    その後現像も試してみましたが、迷走中です(笑)
    今後も回数を重ねて頑張ろうと思います^^
    次の新月前後が今から楽しみです(^^)/

    ここ最近はワイズさんの過去記事で現像の勉強をさせてもらっています。
    質問ですが最後の写真はやはり現像前のですか?
    そうであるならば凄い星の数です!
    とても驚きました!!

    • ワイズカメラ より:

      morinokoeさん

      こんにちは、コメントありがとうございます:)

      SSだとかヒストグラムは経験が必要なのでしょうが、まだまだ追いつきません。
      私もピントに関して帰宅してから失敗したなと思うことも多々有ります・・・。

      星の現像は突き詰めると本当にゴールが見えませんね。
      今月は天気にやられたので、本当に来月に期待です:)

      最後の写真とはカメラモニターを写した写真でしょうか??
      これならRAWで撮影したものをそのままモニターで映しただけなので現像していない画像となります。撮って出しのJPEGと変わらないと思います。
      まだ23時くらいの撮影で天の川は大分低い位置にありますが、それでも存在感がありました:)

  3. morinokoe より:

    やはりカメラモニターの写真ですよね。
    撮って出しでそのクオリティとは素晴らしいです。
    星景は難しいですが、とても楽しいものですね。特に夜明け前、空が明るくなり始めた時のの天の川の美しさは忘れられません。
    今後も更新されるのを楽しみにしています(^^)

    • ワイズカメラ より:

      morinokoeさん

      ご返信ありがとうございます:)

      ここの天の川を見て、やはりロケーションは大事なんだなと思いました:)
      夜明け頃の天の川ですか!まだ、見たことありませんでした。今度、見てみたいと思います:)
      こちらこそ宜しくお願いします!

  4. hkazu1978 より:

    こんにちわ

    いつもながら為になるお話ありがとうございます。

    現場でヒストグラム確認はさすがにやってなかったです。

    新月期間の晴れの日しかとることができない天の川、少ないチャンスをきちんとものにするためには、やはり厳正な第三者の目は必要ですね。ww

    1/4を目安なんですね。早速試してみたいと思います。

    • ワイズカメラ より:

      hkazu1978さん

      こんにちは、コメントありがとうございます:)

      ヒストグラムはいつも冷静沈着ですからね笑

      1/4付近です:)
      ただ、raw画像をパソコンで開くと暗くなってしまうのですが撮影はしっかりできているで、調整してあげればちゃんとした明るさになります!
      撮影した画像が暗すぎたり、星が白とびしてしまうと現像してもうまくいきません・・・。

  5. メイ より:

    はじめまして。

    山登りをはじめて、今年から一眼レフデビューしました。
    ワイズさんのHPはいつも見ていてワクワクさせて頂いてます^^

    これからも更新楽しみにしてます!

    • ワイズカメラ より:

      メイさん

      初めまして、コメントありがとうございます:)

      一眼レフデビューおめでとうございます!!
      HPを楽しんで頂いているようで嬉しい限りです、ありとうございます:)
      登山と一眼レフは相性ぴったりですよね!

      こちらそこよろしくお願いします:)

  6. barron より:

    これから星の写真にチャレンジしたいと思っております
    大変参考になりました
    ありがとうございました

    • ワイズカメラ より:

      barronさん

      コメントありがとうございます:)

      参考にしていただけて何よりです!
      良い星空に出会えるといいですね:)

  7. hamada ayako より:

    とても勉強になりました。しかし、天の川を目指して撮影しようと思っている日が満月に近く6月13日と14日なのです。これでは天の川は撮影できないでしょうか。羊蹄山の陰に隠れていますかね。どうにかして天の川を撮影出来ないでしょうか。午前零時まで頑張るつもりでしたが満月では宿泊費をかけて行っても無駄になりますか。

    • ワイズカメラ より:

      hamada ayakoさん

      コメントありがとうございます:)

      6月13日と14日ですね!

      まず、この時期の日没は19時20分頃です。日没後もしばらく空は明るいので、星が出てくるまで時間がかかります。
      なので、空が真っ暗になる21時頃まで待つ必要があります。

      次に13日の月の出が21分40分頃、14日の月の出が22時20分頃です。

      ということは、13日であれば21時から21時40分まで(40分間)、14日であれば21時から22時20分まで(1時間20分間)は撮影に適しています。その後は月が明るくなるので、天の川を撮影できなくはないでしょうが、かなり薄くなると思います。

      私ならずらせるなら、もう1週間先に延ばしたいところです:)

      • hamada ayako より:

        ワイズカメラさん、早速の返信ありがとうござい撒いた。とても悩んでいました。
        私桃井一週間先に延ばしたいのですがその時お天気かどうかもわかりませんし、22日が人生最後になるかもしれない免許更新日なのでちょっと緊張しているところなのです。その後となるとまた歯医者の予約があったりで、なかなか良い日がありませんね。今回とても勉強しましたからまた良い日に行くとして、キャンセルしないで行って来ます。星座早見表を見ると天の川は横たわっていて低い位置にありますので、山の陰になっているかもしれませんが、羊蹄山は東南東の位置にあって360度撮影できる環境だそうですから・・・・

        またご指導よろしくお願いいたします。本当にありがとうございました。

        • ワイズカメラ より:

          hamada ayakoさん

          ご返信ありがとうございます:)

          行かれるのですね!よい風景に出会えると良いですね!
          こちらそこよろしくお願い致します:)

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